ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

南会津町南郷のそば

2015年02月21日 | 手打ち蕎麦打ち
    
今日から二日間JR福島駅西口にあるコラッセふくしまの県観光物産館で“南会津うまいものフェア”が開催され、手打ちそば実演と有料試食会もあったので見学して来た。
今日は南郷地区「そば工房竹林」の当番。打ち手はじいめ厨房は全て年配の女性達でどうやらプロの集団らしい。
会津では昔から全域でそばが栽培されて、家庭でも日常的にそば打ちが行われ、嫁ぎ先ではその技を姑から伝承されて来たそうだ。そんなそば打ちも現役時代から数多く見て来たが、地域により打ち方も様々で何度拝見しても飽きる事なく実に面白い。
この南郷そばはやや黒味を帯びた中太で、汁をつけずに口に含み噛みしめると微量の香りが感じられ、硬めでもっちりと歯ごたいもあるこの時期にしては美味しかった。
会津のそばは全般に“汁が塩辛くて風味に欠ける”が、この竹林の汁はかなり好みに近く合格。そば汁の評価、自分は食後のそば湯が一番判り易くこれで判定している。