ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

研究会

2015年02月14日 | 手打ち蕎麦打ち
             
昨夜からの雪降りはこの冬二番目の積雪になり、8時頃には雪も止み薄日も差して昼前には道路の雪も解けてしまった。
日本海側は例年に無い狭い地域へのピンポイント豪雪らしいが、ここ福島盆地は温暖ないわき地方に次ぐ穏やかな冬を過している。台風の襲来でも証明されている様にこんな気象の変化は地球温暖化によるものらしいが、歓迎すべきかは何とも判らない。
   
午後はそば打ち研究会へ参加した。
“何事も準備で始まり撤収で終わる”の精神はそば打ちでも変らず実践して、体調を崩し一年程休んでいる間に会員(初心者)も大幅に増えて開始時間も早まり、その時間は定刻でもないアバウトで搬出の途中からが多かったが、今回は10分早めに出てようやく鍵の借り出しからスタートした自分の以前に戻れた。
撤収は無線を優先してK1N(Navassa Is)DXペデションの恐らくは生存中最後のチャンスであろう、未だ捕獲していない40/30m Bandの夕方に向けて、二人の手伝いを終えて早々に15時過ぎには帰宅してしまった。
今日の粉はTV各社から全国に紹介されて一躍有名になったそば街道の元祖“次年子そば街道”のある山形県大石田地域振興公社の在来種だった。
そば粉の説明と共に加水量も示されていて熱湯+塩水でとあった。粉を握り〆てみると砂の様に形もなく崩れて、こんな粉は熱湯でしか打てないが、塩水とは初めて目にして驚いてしまった。
うどんを打つ時には真水よりも塩水の方がより強力なグルテンが形成される事から用いられているが、そばで塩水は仲間の誰もが耳にした事が無く、グルテンが極微量のそば粉、しかも大石田地区在来種のこのそば粉は更に少なく先祖伝来の方式かなと理解した。
いろんな打ち方も研究会のテーマに違いないが、今回の塩水には抵抗があり無難な熱湯+水のS副会長方式で全員が打った。