ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

PJ7MF(St.Maarten)Get

2011年07月17日 | アマチュア無線
            
昨夜のNFDXG月例会は95%が原発事故関連の話題に集中して、本来の目的からは大幅に逸脱してしまったが、これは隠蔽され続けて来た放射能汚染、今最も危機に晒されている福島市内の現状の証だった。
こんな中で「バンド全体が死んでいる今17mバンドだけは意外に良い時があるから油断出来ない」と確かCJSさんが話していた。こんな証は確かにあって、一昨日06z過ぎ、日頃の習慣でDXSCAPEを覗くとPJ7MF 18.136とUPされていて「こんな時間にOpenなんてあるのか?」と疑いながら聴くと、偽のUPでは無く確かに本物がQRV中だった。ただ信号も弱く緩やかなQSBもありピークでRS=33 on frqでパイルアップも意外に少ないが、既にお邪魔虫も自己主張中で“ヤバイ”と思いながら信号がUPしたところでコールした。二発目で自分にコールバックが・・・怪しかったので一瞬躊躇してしまった。5秒程の空白の後「どうせ聴こえねーんだろう」とお邪魔虫。リピートする気力も失せて、こんな輩に係りたくないので即QRTしてしまった。昨日はQRVが無く空振り、そして今日再びチャンスが訪れた。05zに待機、蔵王山中腹に2ndシャックを構えるJA7BSDさんが04:48z 18.136とUPしていた。聴くと一昨日同様のレベルで二の舞は避けようとCondxのUPを待った。間もなく18.134へQSY、エレメントがあと一本あればと自問しながらヒタスラ待機した。30分もした頃少しUPして来たが、このPJ7MFを済ませた局が、今度は18.131 KH4/W5FJGを相手にパイルアップ戦闘開始、更にローカル局も加わり、この被りで時々PJ7の信号はマスクされてしまう。これで“オシマイ”と思ったのだが、酷暑の中、しかも日中は生活環境外のこのシャックで頑張った三度目の正直ならぬ“三日目の正直”に賭けて更に待機した。6zを過ぎると常時RS=33までUP、自分と同じ待機組のコールに比例してパイルアップもやや激化、5~6回空振りした後06:07zにやっと確実にGet出来た。
これで#1DXCCへの復帰も秋のシーズンまで待たずに済んだ。しかし不運な事に、14日スーダンから独立して南スーダン共和国(Southern Sudan)になったST0がNew EntityとARRLが正式に決定したので、今度はこのST0に挑戦する事になった。でもここは電波伝搬的にもカリブ海よりは楽だし、記念の大DXペデションも23日頃から二週間予定されて、更にOH2BHグループも実行するらしいので問題は無さそうだ。
夏期休業中の思わぬ拾物、酷暑に負けずに頑張った三日間のご褒美だった。