ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

豚バラと豆のパスタ

2011年07月05日 | 男の料理
            
最近はすっかりパスタにはまり週一回ペースで各種挑戦中だ。キッカケはカレーの固形ルー同様、これまで食べさせられていたパスタの多くは既製品のソースを使った紛い物。メーカーは異なっても一定の味を超える事は無く、正直“不味い”のだ。
自分が料理を始めた訳はタダ「口に合った旨い物が食べたい」一心で何とも不謹慎極まりないが、物によっては孫達からも好評を得ているので、今日は孫達の好きなマカロニグラタン同類?のペンネを使ったパスタに挑戦した。
このレシピはTV「おしゃべりクッキング」で入手。豚バラブロックを1cm角の棒状(ペンネのサイズ)に切り、焦げ目をつけて香ばしさを出し、白いんげん豆と一緒に、ニンニク・玉ねぎ・人参・トマト水煮を合わせてソースを作り、茹で上がったペンネを加えて弱火でからめ、火を止めてパルメザンチーズを加えて完成。
レシピでは白いんげん豆は水煮缶。手にはいらなかったので乾燥豆を使い調理時間は豆の処理時間をプラスすると8時間もかかってしまった。水煮を使っても結構手が込んで時間はかかるが、ペンネに隠れたいんげん豆と豚バラのさり気ない食感は旨味になり、ワインとの相性も良く十分に満足した。
孫達は10日後には京都宇治市に原発冷温停止まで自主避難する。最長期限は二年間と京都府からの伝達だ。福島市内の状況は悪化をたどる一方に、京都府の更なる理解は電化製品一部支給が全支給と昨日通達されたそうだ。冷蔵庫やテレビのレンタルも解消、ほとんど空身での避難が実現する。他府県の住人をこんな形で支援受入れる自治体は他にも数多くあり、何とも感謝の言葉も見つからない。それに反し県、特に福島市の対策は一体どんな形で進行しているのか、市民には全く伝わって来ない。
噂話に尾ひれはつき物だが、市長はいち早く米沢へ雲隠れして一週間後に登庁と伝え聞く。側近達も無能では市民は何とも困ってしまう。