ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ミニ旧友会

2010年03月30日 | その他
s氏の号令で5年ぶりだろうか、ここ福島で平成11~13年に退職した同職種でこの市内に居住してしまった仲間との食事会が復活した。発足した当初は管内でも珍しい事例だと評判になったらしいが、SZ氏の突然の逝去で自然消滅していた。自分達の職種、放送技術番組制作は中央ではプロの集団も、地方では全て幅広く遂行可能な特技の一芸を持つ便利屋。業界では真のプロには到達出来なかったが、現役の終盤には皆んな平均してほぼ10年間福島で同じ釜の飯を食った何事も許せ合える仲間なのだ。
唯一自分だけが地元の人間で
☆K→山形県出身の最長老。長年町内会役員を務めて、今度は更にランクアップして責任ある会計担当に就任したそうだ。町内会業務専従の真面目人間で道楽などは耳にしなかった。
☆SH→永住の地と居を構えていたが、退職後事情あって出身地仙台に戻り、毎回高速バス利用で参加する。現役時代は道楽の無線(海外通信)でもお互いにライバル同士だったが、何故か退職と同時に完全に廃局してオーデオに転向してしまった。現在はそれをベースにカメラ、卓球、家庭菜園楽しみ、数々の写真コンクールにも出展する腕前で入選も果たして、そんな写真も持参して披露した。
☆SM→宮城県塩釜出身。長年放送技術の発展に貢献した功績により、全国でも数少ない「瑞宝単光章」の叙勲者でもある。間もなく職場への長年のお礼奉公も終了するそうだ。
☆M→郡山出身。現役時代から骨董の収集と古文書に精通して重要文化財も発掘した。自分で所持するより公的機関でと県博物館へ寄贈、更に二本松市に寄贈しようと照会中の物も所持、また今は白石で発見された1600年代の古文書の解読に毎日勤い、これは間違いなく宮城県の重要文化財になる代物だそうだ。福島県遺跡発掘専門調査員ボランテアの一員でもある。
☆SY→秋田市出身。退職と同時に突然尺八の修行を始めて、さすがに民謡王国の出身と感服した。師匠と供に一門の演奏活動にも参加していると耳にしていたが、最近の様子を伺う事は失念してしまった。自分と同じ小作人でもあるが、実に研究熱心で、地主T先輩の評価では年貢の一部として受取る産物は既にプロ以上の高品質だそうだ。
お互いに元気な間は、年に数回こんな近況報告会の場を再び継続する事で全員一致した。掲載の写真は無許可であり、通常では失敗作だが、近年は肖像権とか個人情報保護法で人物が関わる時はこんな物が精一杯、これを意識して撮るのは逆に結構大変なのである。

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