ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

料理教室63回目

2008年12月18日 | 男の料理
おせち料理の「伊達巻」「なると肉」「たたき牛蒡」と若干季節外れの旬の味「銀杏飯」を習った。
伊達巻とたたき牛蒡は毎年やっているとの事だったが、一年目は休んでしまったので今回が2回目。二人一組になり伊達巻となると肉を一本作り半分ずつ分ける事になり、自分は初めて体験するなると肉に挑戦した。鶏挽肉をすり鉢でよく擂り、卵・醤油・砂糖・片栗粉を加えて更に擂って、まな板の上に15cm角に伸ばして、その上にやや半熟状態の炒り卵を一面に伸ばして巻きすに巻いて蒸し器で20分程蒸した後、出汁で煮上げて完成。伊達巻と同様に調理の過程には料理本には見る事の無かった極意が随所にあって、先生が師匠(故田村魚菜)から伝授されたものや独自に生み出した方法との事だった。
鶏は天敵で出来れば避けて通りたいところだが、ここでは丸っきり口(試食)にしない事は出来ないので、今日も切れ端を少しだけ口にしてみた。何故かあの嫌な鶏の味は皆無で全く別物と錯覚するほどだった。これは蒸上げると余分な脂分も抜けてしまう事もあるが、最大の理由は肉の素材の選択にあるそうで、スーパーの肉はバツ、専門店で上質の肉を選んで脂部分を極力除去して特別仕様で挽いてもらう事だそうだ。普段は受け付けない鶏、正直何の違和感も無く飲み込んでしまったので、今年のおせち料理の自宅実習にはこれを新たに追加しようと思う。

Arrived QSL

2008年12月16日 | アマチュア無線
ダイレクトで請求していた物が少しずつ届き始めている。RTTYがこれでやっと101Entity回収出来た。
以下バンド/モードのニュー
 ☆FO/JJ2NYT(F.Polynesia)→20mRTTY
 ☆LX/DL6WT(Luxemburg)→80mCW
 ☆OE4VIE(Austria)→17mCW
 ☆TI8II(Costa Rica)→17mRTTY

青葉郡山教室5回目

2008年12月14日 | 手打ち蕎麦打ち
郡山教室は輪番制なので今日は二ヶ月半ぶりのお手伝いだった。10月以降生徒が若干減って15名になったそうで、終ってみれば以前より何となく余裕を持って対応出来た感じで、生徒もそれなりに上達したせいかなと思った。今日も“水回し”“練り”までのお世話をした。半年過ぎて11回目も“菊練り”がやはり一番難しいのか、まだ出来ない人もいて、皆んな一様に苦労している様子だった。見本を見てもらうだけでなく今回は手を添えてやってみたが、頭では理解出来ても体が動かない、自分と同じ体験をしている。皆んな今が一番の正念場だ。

青葉教室12回目

2008年12月13日 | 手打ち蕎麦打ち
先月は奉仕活動と重複して全休したので一ヶ月ぶりの教室だった。10月からは備え付けの道具と先生持参の道具を使い分けするようになって、しばらくぶりと云うよりは歳相応の物忘れから、そんな道具の判別ミスでとんだ失態もしてしまった。
今日は再び、自称プラモデルお宅と自ら告白した先生も認めた手先の器用な30才前半の最年少の人が自分の所に来た。ある部分では自分よりも優れて何もお手伝いする事も無くなってしまったが、今日は二度打ちして初めに“更科”を打った。矢張り実力通り見事に打ち上げてさすがなな腕前と感服したが、二度目の“二八”では何とした事か加水で失敗ズル玉(柔らかい)になり、四つ出しでも失敗して悪戦苦闘。何とか器用な腕でまとめ上げたが、お互いにそば打ちの難しさを改めて実感した見本だった。そしてこんな事があるから“粉”の追求だけに留まらずなお一層面白味も増して泥沼へのめり込んでしまう。

料理教室62回目

2008年12月11日 | 男の料理
先月は先生の都合で一回だけになり、しかも越河小学校のそば打ち体験教室と重複して休んでしまったので一ヶ月ぶりの修業だった。節柄おせち料理かなと期待して行ったが、次回だそうで「挽肉の牛肉巻きブラウン煮」「とろろ芋のピッツア」「千焼明花器蝦(カン・シャオ・ミン・シャー)」海老チリソースに似た三品を習った。
一人が挨拶も早々に12時に帰ると言うので『それに間に合わせる』と先生の指示で慌しくスタートした。そんな事もあったのか、出汁担当者が水片栗粉を別に用意するところを混ぜてしまったり、中華鍋で調理するのに菜箸を使う者も現れて、こんな時これまでの先生だったら即お叱りの激怒が、しかし最近は何故かおとなしくなってしまった。
試食の後常習者を含めて洗い物やあとかたずけもしないで「用事がある」と常習者に同調して4人も帰ってしまった。そんな中で、4月に入門した一人がこれまで準備も洗い物にも一切手を出した事が無かったのに、何んの心境の変化か一番汚れる洗い場に初めて就いたのが唯一の救いだった。そば研究会の新人にも同類が、準備がすっかり済んだ頃に現れて、撤収時にも手を出さず、会長や副会長と談笑なんて云う人物もいるから、最近の人達、団塊の世代の神経と常識は大幅に様変わりしてしまった。

はたはた

2008年12月10日 | その他
             
今年も男鹿北浦港から全てメスばかりの超高級な“はたはた”が直送されて来た。これは秋田の友人が送ってくれた物で、自分が住んでいた頃北浦港で水揚げされる“はたはた”は超一級品だと聞かされ、最盛期には三回も仕事で訪れていた。この“はたはた”と対面する度に当時の北浦港の情景が眼に浮かび、また塩汁鍋に箸を運びながら自然に青春時代の懐かしい思い出に耽ってしまうのだ。
   
                    
三浦氏直伝の今回仕込んだ酒粕付けと美食家三浦氏の著書。
今自分が料理をやっているのは多分に同僚の三浦氏から受けた影響もあったのではないかと思う。三浦氏は今で言うグルメで、旨い物を食べたいと思ったら自ら包丁を握り、また余り手をかけないで美味く食べる方法も数多く編み出していたので、元祖グッチ裕三ではなかったかと思う。この酒粕漬けも「何とか生の“はたはた”を東京の姉に食べさせたい」と相談した時、当時は輸送にも時間がかかりとても無理だったので「これなら送れるぞ」と伝授された物だった。
秋田出身の三浦氏は当時から酒には一段と造詣が深く当然酒豪で、この著書の内容は正に“酒”、他にも10回ほどの転勤で得た“郷土料理”やベトナム料理にまで興味を持って“ベトナム料理”の本まで出版してしまった。大阪在住の三浦氏、今頃「山陰で捕れたのは旨グネー“はたはた”はヤッパリ秋田だ!」と叫んでいる様な気がする。

クリスマス祝会DVD完成

2008年12月09日 | 撮影編集孫専科
6日土曜日の午前中に行われたみその幼稚園「クリスマス祝会」の編集・完プロ・DVD作成が完了した。編集は幕間の余分な部分を落として、文字スーパーの字幕作成だけなのに全作業に要した時間は6時間程だったが、何と二日にまたがってしまった。原因は老化による眼の疲労が激しく、PCデスプレーの焦点が合わなくなり、やがて他の物体もほとんど見えなくなり、眼球と頭の痛み、その上肩まで張ってしまう。こんな症状は前科があって、初めての時には驚いて眼科に飛び込んでしまったが、眼の焦点機能調節が老化現象による衰退で、治療方法は疲れを和らげる目薬を点して眼を休める(寝てしまう)以外方法は無いそうだ。夕方DVDを持って楽しみに待っている孫の所へ、今回も幼稚園でも期待している様子なのでその分も幼稚園バスの先生に渡すように置いてきた。写真屋の無人カメラ撮影よりは遥かにマシだと思う。

ゆず切り

2008年12月06日 | 手打ち蕎麦打ち
福島手打ちそば研究会12月一回目の研究会。午前中孫の幼稚園クリスマス会の撮影で約3時間も立ち続けて12時半に帰宅、1時間休憩したが何となく疲れたままの状態で研究会へ参加した。
今日は福島名産信夫山の柚子を使った旬の味“ゆず切り”を秋田の友人のリクエストに応じて今シーズン初めて打った。そんな事もあって失敗は許されず体調がとても不安だったが、始まってしまいば何の事も無く、子供の時熱を出したまま運動会に出て100m競走で1着になり何事も無かったごとく無事過ごしてしまった様に、年寄りは子供に返ると云うから正にそんな再現?だったのかも知れない。
“ゆず切り”加える柚子は前日に予め加工(おろし金で摩り下ろすのが正式な方法だが、現在の家庭用品の中には適応品が無いので、自分はすり鉢で長時間かけて摩り下ろしている)を済ませて置いたが、今回は先輩のBさん方式で果汁も加えてみた。但し加える量が全く判らなかったので今回はふり水(練りの微調整)の変わりに少量だけ使用した。摩り下ろした柚子の量はこれまでの経験から粉500gで50gがベストで、果汁の分量は今後の課題となるが、皆んなで少しずつ試食したところ一様に「旨い」の反応だけだったので、更に「これはウマイ!」の3文字が聞けるまで追求するテーマが出来た。

クリスマス祝会

2008年12月06日 | 撮影編集孫専科
里菜のみその幼稚園でクリスマス祝会があったのでビデオ撮影をして来た。撮影場所を確保するために何時もの通リ入場開始の10分前に到着したらすでに40人位並んでいた。皆んなド素人、我先に前の席に進んでくれたまでは良かったが、センターのやや後ろに写真屋の家庭用ビデオカメラが既にセットされていた。昨年からDVDにコピーして有料販売して自分の脇で撮影していたが、今年は何故か無人の固定撮影が唯一の救い。若干斜めからの撮影になり、このカメラも少し邪魔になったが、園児達の演技を全て収録して無事終了した。
父母達のビデオカメラも28台までは数えらたが、それに反して一枚写真のデジタルカメラはごく少数、街中で見る光景とは完全に逆転して、こんな時は圧倒的に動画が主役の様だ。写真屋が無人撮影で大助かりだったが、そんなソフトを有料で喜んで買ってしまう父母達と写真屋のプロとしてのプライドも気が知れない。そんな父母達のために子供達へ良い記念を残してあげるためにも、お手伝い出来る事があったら喜んで引き受けるのだが・・・・
   
                       
   
                       
   
舞踊劇「大きなかぶ」パイン組(Mini DVからコピー)、春のお遊戯会はそば打ち修行を優先して撮ってやれなかったので、今回はその分気合を込めて撮影した。ただ残念な事に何時もぶっけ本番なのでどんな動きをするのか分らず全てアドリブ、終ってみれば肝心なところの撮りこぼしも2~3あって何時も後悔してしまう。年々眼、感、体力の衰えが激しく迫り否応無しに老けを感じて、それとは引換えに里菜は昨年よりも更に成長して元気ハツラツな演技はササヤカな救いだった。