ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

DXを肴にして語る会

2006年06月25日 | アマチュア無線
              
6月最終土日曜日に開催される東北6県持ち回りの恒例のDXミーテング第20回「DXを肴にして語る会」宮城大会が24・25日松島のホテル大観荘に84人が集い開催された。このミーテングには毎回北海道・関東・信越・中部地区からもJAを代表する著名なDX'erが参加して“徹夜のDX談義”が常識だったが、近年は全体が老齢化してパワーダウン少なからず淋しさを感じるのは自分だけだろうか。

              
15時から基調講演JA1ELY草野OMにより、先頃カリフォルニアの田舎町バルセロで開催された東・西カリフォルニアDXクラブの合同ミーテングについて、参加したJA1ADT佐々木OMによりその様子をスライドを使いながら講演されてW6CCPなど自分も何度もQSOしたお馴染みさんの顔も多数拝顔する事が出来た。WもJA同様、無線に興味を持つ若者は激減してしまったそうで今や“無線道楽はラジオ老人の回顧趣味”かも知れない様だ。
その後JA1ELY草野OM提供による3Y0XのDVD再生があり、このDXペデションにまつわるごく一部の逸話なども興味深く紹介された。

              
18時30分から懇親会が行われ、21時からは自由参加の二次会、その後はそれぞれ各部屋で恒例の分科会。二次会で意気投合したアンテナ、ローバンド、アンプ、6メーター等に別れて明け方まで続けられたハズだが、今回自分はスタミナ切れで二次会だけで退散してしまった。
日が変り閉会の後は同行させてもらったローカル仲間のJH7DHS,NTW,JM7OLW各局と分かれて一人旅。小学校修学旅行の再現を実行して遊覧船で松島湾遊覧の後仙台経由新幹線で栗駒市へ、エポカ21で開催中の「東北十窯陶磁器展」で東北を代表する作家の作品を鑑賞して来た。福島からは予想通り宗像窯と相馬駒焼が出展、他県の窯元も日展或いは日本伝統工芸展の常連(依嘱)の見事な作品ばかりで、作家も何人か常駐して自分の作品の前で解説していたのでとても興味があったが、浅学の自分はもっぱらさりげなく傍で盗み聞きがセキノヤマだった。