ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

宿泊ミーテング

2013年03月10日 | アマチュア無線
  
                    
堅苦しい規則も一切無く世話人だけが存在する、海外通信に興味があれば誰でも出入りが全く自由なNFDXG(North Fukushima DX Gang)恒例の温泉宿泊ミーテングが野地温泉ホテルで開催されたので参加して来た。
JR福島駅西口から送迎バスに乗車して約50分のこの宿は海抜1200m程に点在する秘湯の中の一軒だ。風呂は五つもあって、特にこの時期にはまだ雪にすっぽり埋まった乳白色かけ流しの野天風呂の風情は、何時来ても田舎者の自分にも最高のモテナシだ。
参加者はJA7PL,PEM,JF7AWV,JH7BAY,DHS,RTQ,JL7OLW,JO7HAM,JP7FSOの各局。先ずは挨拶代わりに今回のTX5K DXペデションの成果に始ったが、電波伝搬的にも全く問題の無い地域なのでみんな楽勝の様子であった。
現役組も宴会の定刻までには全員集合、月例会の居酒屋とは異なり、宿特別な配慮で一般客から隔離された静かな宴会部屋で時間も大幅に延長、二次会も0時過ぎまで思う存分に語りあった。
            
話題の中心はJP7FSOさんの居住地高層物15m制限内で、DX参戦にも十分耐える高能率アンテナの建設計画だった。各局知恵の絞り出し合い、行政の景観条例15mは各局「知らないで立ててしまった」でクリアー出来ていたが、何よりも近隣住民との調和無くして実現は不可能なので「先ずは小規模で後日バージョンアップ可能なStepIR 2eL位から」と、参考意見として集約された。
自分はPEMさん力作の21MHzCW QRPTRV,21MhzCW QRPTX,3.5MHzSSB QRPTRVの披露に大いに刺激を受けて、今静かなブームが起こり始めた前世紀の遺物7MHzのAM通信、開局当時の送信機を復元して参戦も、計画だけでなく確実に実行に変った実に楽しい2日間だった。