原発事故以前は散歩コースでもあった阿武隈川合流点の荒川運動公園グランド、住宅地後回し公共施設優先の放射能汚染除染作業が2年目にしてやっと始った。
事故直後も散歩に利用していたこのグランド端の道路は、自分で計測した腰の高さで2.5~3.7μSv/hと高く、管理者の福島市スポーツ振興公社が使用禁止にしたのか、立て札等掲示は一切見当たらなかったが、その後は誰1人立ち入る者は無くなっていた。
避難区域以外では放射線量の一番高い福島市、24年度除染計画と合せても住宅地はまだ4%しか済んでいないと報道されている。何故遅れているのか、現在の散歩コース、阿武隈川土手隣接地にある業者除染作業基地には岡山や福知山(京都)ナンバーの作業車やワゴン車も数台混じって、確かに業者不足と何よりも仮置場が定まらない事も伺い知れるが、市長を先頭に行政の長年にわたる怠慢さが、この緊急事態にも対応能力を失っているとしか思えないのだ。
我が町内の除染予定は一番最後の27年度、こんな進捗状況では何時になる事やら、福島市民であった事も不幸だったが、何よりも元凶の原発が憎い!