ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

会津産の粉

2010年11月13日 | 手打ち蕎麦打ち
   
                    
今年も全国的に収穫量は例年の6割程度の不作だそうだ。こんな理由で我々素人集団への純粋な国産玄そばの供給は困難になり自家製粉は休止、製粉所の既製品を使う事になった。しばらくは各製粉所の粉を試してみるそうで、今日の粉は今販路拡大中の“会津のかおり”では無く会津産の在来種、粉は非常に細かく握り〆ても崩れない。これは“十割”でも水で打てると判断、自分も1年ぶりに“十割”で打った。
            
「十割打ちの秘策、各工程を短時間で仕上げる」を意識しながらスタートした。十割では考えられないほど生地周辺のひび割れも発生せず、まるで二八の感じで打ててしまった。十割では考えられない二八以上の喉越しには大満足したが“水回し”で最大に感じられるはずの香りも新そばにしては大変少なかったそのままに、茹で上がりも新そばとは思いない並みのそばだった。