ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

古そば

2010年07月24日 | 手打ち蕎麦打ち
   
                   
今日の参加者は12名と少なく連日35度以上の猛暑の影響なのか少し淋しい研究会になった。
予定では例年県内で一番早く収穫する塩川産の“夏新そば”だったが、梅雨の長雨で刈り取りが遅れて間に合わなかったそうで、代替にこの時期の古そば(昨年秋収穫)にしては前回まで評判の良かった山形鈴木製粉の粉を使った。しかし、玄そばは玄米より劣化が激しく、この時期には古古米以下になる定説通りわずか一ヶ月で、水回しで最大に香りを発する臭いのカケラも感じられなかった。
今日も一番先に到着して「準備開始から撤収も最後まで」とこんな習慣もすっり定着した。本来なら到着順に打つ暗黙の了解も最後の順に打ち、この結果、皆加水の量で苦労していたのを参考に、前回二度の失敗分も取り返して二重丸。
天婦羅を揚げてざるそばで味わったが、研究会で試食した人達の評価通り、自分では街中の老舗のそば屋と同等の、久々に不味いそばを口にした感じだった。