ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

おふくろの味

2010年07月14日 | 男の料理
先日のTV番組おしゃべりクッキングで「切り昆布のうま煮」を視聴した。久々に昔懐かしいおふくろの味を思い出し、番組のホームページのレシピを見て忠実に調理した。
具材は豚バラ薄切り、糸こんにゃく、人参、エノキタケと煮汁は酒、醤油、砂糖だけ。おふくろはどんな物を使っていたかもう思い浮かばないが、エノキタケだけはまだ存在しなかった。全てレシピ通りに調理したが、切り昆布が柔らかくなり、煮汁が煮詰まり具材に照りが現れる仕上がりまでには35分を要した。試食すると下戸の自分が何故か日本酒が欲しくなり、夕食の主菜「いさきの煮付け」よりも旨いと感じた。ただ帰宅が遅く単独で食事する愚息の食膳を注視すると、予想通り一回箸をつけただけでパス、こんな食べ物日本人の食文化は自分達の時代で消滅かな。