ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

MADE in CHINA 

2010年07月10日 | アマチュア無線
もう2年も前だろうか、アナログテスターの指針スプリング劣化で廃棄、デジタルテスターに更新した。貧乏人の悲しさでこの時もまた国産品の約1/5の中国製、しかも更に格安のネットオークションの即決入札で愛媛県から購入した。一ヶ月もしない間にごく稀に測定不能が発生して自然回復する症状が現れ原因不明。購入元へクレーム処理と思ったが、既に記録類も処分済みで再び“安物買いの銭失い”を演じてしまった。
10日ほど前から頻繁に発生するようになり調べて見ると、テストコード(黒)のテスター側端子コード付け根の半断線だった。ネットでオプションの同類のコードを探して見ると秋月電子から\500で販売されていた。送料+手数料も\500、これだけでは何とも馬鹿らしいので他の部品の購入も検討中だった。こんな折にさいたま市での葬儀にお呼びがかかり、ホテルに滞在中で告別式は12時20分から、周囲には内緒に告別式の前に京浜線で秋葉原の秋月電子へ向った。電気街の開店は10時なのに秋月電子はシャッターを閉じて、大きな看板文字で“土日曜11:30開店”と書かれていた。待てば大幅に遅刻するし、無線に狂った不心得者の当然の報いと反省しながらガード下の電気街を通り抜け秋葉原駅に向っていると、偶然測定器屋の壁に同類の三和のテストコードがぶら下っていた。「中国製にも合うか」と訊ねると「大丈夫」と言うので\630購入した。目的は達成出来たが、こんな罰当たりの人間が一番客のこの店は縁起が悪く“本日の売上げ最低”なんて想像すると、何とも罪な事をしてしまった様で申し訳ない気持でいっぱいだった。

正治逝く

2010年07月10日 | その他
七夕の夜62歳の甥子の正治が逝った。9年前脳梗塞で倒れて半身不随の軽い後遺症が残り、リハビリ継続中の4年前には肝臓癌発覚して余命2年の宣告であった。86歳の両親を残して親より先に、寿命とは云え何とも遣り切れない親不孝な事ではないだろうか。5月の連休明けに再入院していたそうで、遠隔地、遠慮もあってか後の病癌についは一切知らされていなかったので、突然の訃報には大変な驚きだった。
さいたま市での葬儀、民間の葬祭センターで行われた。所変われば風習も異なり戸惑う事も多く、通夜が盛大な反面葬儀は一般の焼香者も少なく親戚と家族中心の質素なもので、また宗派は同じでも派閥の違いなのか住職のお勤めにもかなりの違いがあった。
長男でも親とは初めから別居していたので寺(墓地)も保留だそうで、それまでは戒名が無く俗名のままらしい。都会ではこんなケースは珍しくなく、お勤めも葬祭センター専属の住職が行い各宗派対応可能との事で、田舎者には何とも理解に苦しむ現代都会葬式事情の一例だった。