好天の一日。
桜は満開。
町は春祭りで大にぎわい。
さて昨日の感想など。
仙台フィルハーモニー管弦楽団第327回定期演奏会
指揮:広上淳一
Vn:徳永二男
ロッシーニ:歌劇『どろぼうかささぎ』序曲
コルンゴルト:Vn協奏曲 ニ長調
ハチャトゥリアン:組曲『ガイーヌ』より
いきなり余談ですが。
開演40分ほど前、ホールに隣接したレストランでお茶していたところ、
何とマエストロが突然入店して来た!
思った以上に小柄な方w。
お邪魔にならない程度に握手してもらいました。
ラッキー(^^)。
さて本題。
マエストロの小柄な体が、まるでマリオネットのように動くたびに
オーケストラが機敏に反応して、音楽が生き生きと生み出される。
実に楽しい。
ロッシーニではスネアドラムを上下に2台設置してのステレオ効果が面白い。
コルンゴルトは、まるでJ.ウイリアムズの師匠のように響き、
徳永さんはどっしりと構えて揺るぎない演奏。
アンコールはミルシュテインの『パガニアーナ』で、これも美味しい(^^)。
で、メインの『ガイーヌ』。
構成が絶妙。
静と動。
叙情とダイナミズムのコントラスト。
アルメニアの民族色豊かな旋律がたっぷりと紡がれ、
木管楽器を中心とした色彩がそこかしこに散りばめられる。
特に最後の3曲。
「山岳民族の踊り」がダイナミックに奏された後の、
「ガイーヌとギコ」のあたかも一編の交響詩のような雄大さ。
そしてラストの「レズギンカ」でのエネルギーの爆発!
圧巻の一言。
アンコールも前日と同じ『レズギンカ』。
しかしこちらは、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラを彷彿とさせる
スタンドプレイ他のパフォーマンス付き。
さすがにまだまだ照れが感じられたものの(苦笑)、
マエストロも、オケも、そして客席も大盛り上がり!!
本当に楽しく、面白いコンサートでした(^^)。
次回、7月の下野さん:『わが祖国』は既に行く気満々なのだけれどw、
5月の飯守さん:ベートーヴェン5&6番、どうしようかなあ・・・?
飯守さんのドイツもの、聴きたいなあ・・・・・・(^^;)。
PS1
ということで、持ってる広上さんの音源をチェックしてみたら、
殆どが伊福部作品だった。
伊福部昭の芸術
2:交響楽の世界/シンフォニア・タプカーラ 他
3:舞踏音楽の世界/舞踏音楽『サロメ』他
4:SF交響ファンタジー
でももう一枚、何と吹奏楽音源が!?
ストックホルム・シンフォニック・ウインド・オーケストラ
シェーンベルク:主題と変奏、黛敏郎:典礼序曲 他
これは貴重じゃないでしょうか。
佼成WOとかも振ってくれないものか?
PS2
コルンゴルトは、これしか持ってない(^^;)↓
コルンゴルト:歌劇『死の都』
確か、まだちゃんと聴いてない。
これからだなw。