元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

4月30日

2021年04月30日 | 物件
4月末日。
毎年の事ながら、4月は慌ただしかった・・・。
5月は、少しは落ち着いて過ごせるようになれば良いのだけれど(苦笑)。

今月の購入物件を振り返る(大変なので画像はなし^^;)↓

【Amazon】
Happy Ending (通常盤)
ピテカントロプスの逆襲(スネークマンショー)
BACK TO THE BASIC(RATS&STAR)
私を月まで連れてって! (文庫版/ 全4巻完結セット/竹宮 惠子)
小林旭読本―歌う大スターの伝説 (キネ旬ムック)
藝人春秋2 ハカセより愛をこめて (水道橋博士)
笑う大天使(ミカエル) (第2巻/川原 泉)
動物のお医者さん (2) (佐々木 倫子)
長恨歌―不夜城完結編(馳 星周)
Debussy: La Mer/Iberia/Prelude(パレ&デトロイトSO)

【中古レコード/CD即売会にて】
ワーグナー:『ワルキューレ』第一幕(ミュンシュ&BSO 他)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(Vl:今井信子)
ピアノ協奏曲集(P:G.グールド)
オーボエ四重奏曲集(Ob:本間正史)
モーツァルト:P協奏曲第22&26番(P:内田光子)
三重奏曲集/ラヴェル、ドビュッシー、フォーレ
ブラームス:チェロ・ソナタ第1&2番(Vc:J.デュ=プレ)
B.ディラン:グッド・アズ・アイ・ビーン・トゥ・ユー


ついでに、いつ届くやら皆目見当が付かない、【注文中@アリアさん(>_<】↓
**M111 DIAPASON DIAP134 \1700 フォーレ:レクイエム 夜想曲第6番変ニ長調 Op.63、他 ブーランジェ指揮 他
**NA111 BSOREC BSOREC0001 \2690 マーラー: 交響曲第7番 「夜の歌」 ペトレンコ&バイエルン国立管
**MU111 ATS ATS932-2 \2290 ラヴェル:バレエ『ダフニスとクロエ』全曲/ラヴェル:ラ・ヴァルス ミュンシュ&BSO
**AA TESTAMENT SBT 1451 \1690 マーラー:交響曲第6番 イ短調 《悲劇的》 バルビローリ&BPO
**AHESS HINDENBURG Burg 1069 \1490 ドビュッシー:「夜想曲」他 アンゲルブレシュト
**AHESS HINDENBURG Burg 1039 \1490 バッハ:2台のピアノのための協奏曲第2番BWV 1061他 サヴァリッシュ&クーベリック
**NAS DYNAMIC CDS-720 (2CD)\1390 タンミッタム・パーカッション・アンサンブル25周年記念アルバム
**APX86 MELODIYA MELCD 1002338 \1690 ラヴェル:管弦楽作品集 スヴェトラーノフ
**K110 PENTATONE PTC 5186851 \2390 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調Op.68(1877)
**AA106 MDG MDG 90321606 (SACD) \1490 無伴奏ヴィオラ作品集/レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲ト短調 他
**AA94 HARMONIAMUNDI HMM 902250 (2CD) \1790 R.ワーグナー/ザ・ワーグナー・プロジェクト
**MS109 NCA 60168 \1790 4本又は8本のファゴットのための音楽 ヘルムート・ザードラー
*AAA SPECTRUM SOUND CDSMBA 065 (2CD) \1990  ★訳ありブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68、他

我ながら、相変わらずであるwww。

PS 明日は映画の日(^^)!
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4月29日

2021年04月29日 | いろいろ
ようやく復帰(苦笑)。

昨日の朝から、妙にだるい感じが続いた。
熱はない。
でも、かったるい。

朝の-ルーティンをこなした後、いつもの仮眠。

仮眠から起きてもだるく、また寝た。

昼頃になってもよくならないので、遅くなる旨職場に連絡して、また寝た。

午後になってやっとよくなった感じだったので、出勤して授業を2コマ。


でもやっぱりだるくて、早退(T_T)。


帰って速攻寝て、朝起きて朝食の準備をしてまた寝て、昼頃買い物をして昼食を摂ってからまた寝て、夕方になったらやっと人らしくなりましたw。

本当は今日は映画を2本観に行く予定だったのだけれど、土曜に延期(>_<)。

5連休は、映画(1日)と墓参り(3日)以外は特に予定なし。

どこか1日ぐらい、丸々ライブラリーに籠って、久しぶりに音源の整理に明け暮れようかと思っています(苦笑)。


さてここ数日の鑑賞音源をまとめて。

①(車で)



ブンダーリヒ:『20世紀の音楽集』(3枚組)
Disc1
◆ギュンター・ラファエル[1903-1960]:パルムシュトレーム・ソナタ
◆フリッツ・ノイマイヤー[1900-1983]:学生の歌
◆ディートリヒ・フォン・バウツネルン[1928-1980]:歌劇『ジャクリーヌ・プトプトプト』より
◆エヴェレット・ヘルム[1913-1999]:歌劇『トッテンブルクのベラゲルング』より
◆ハインリヒ・ファイシュナー[1910-1961]:オペラ・ジョコーサ『サーカス・カランバ』より

全く知らない曲ばかりだが、とにかく上手い!
半世紀以上前に36歳という若さで亡くなったそうだが、後20年、いや後10年でも長生きしてくれていたらと、心から思う。

②(枕元で)



グルベローヴァ:1980年ザルツブルク音楽祭ライブ

*シューベルト:ズライカⅠ、恋人のそばに、クレールヒェンの歌、憩いなき愛、エルラフ湖、流れのほとりにて、蝶々、デルフィーネの歌、「謀反人たち」のロマンツェ、岩の上の羊飼い
*メンデルスゾーン:最初のすみれ、ゆりかごのそばで、ズライカ、新しい恋、歌の翼に
*R.シュトラウス:ブレンターノの詩による6つの歌Op.68

寝室がリビングの隣なので、普段はあまり大きな音を出せないのだけれど、昨日今日と家族がいない間はガンガンとw。

で、グルベローヴァ。きちんと聴くのは初めてかな?
この方もブンダーリヒ同様、オペラも歌曲のどちらも行けるタイプなんですな。
上手いのは当たり前だが、技巧の冴えには舌を巻く。

初めて聴いたのだが、シューベルトの『岩の上の羊飼い』はClの伴奏つき(ここではP.シュミードル)。
Hr伴奏つきの『流れの上で』という曲もあるが、シューベルト独自の音楽がここにはある。
面白い。

で、ブンダーリヒとグルベローヴァの次になぜかディランwww。



'90年代、久しぶりのギター弾き語りの作品とか。

決してうまく歌おうとしていない、というか、只々あるがままに歌うディラン。
歌の世界、というか音楽の世界は呆れるほどに深い。

PS 先日盛岡で買ってきたサザンの”KAMAKURA”のさわりを聴いてみた。



デジタル色溢れるサウンドがどうも気に入らない。
こんなアルバムだったかなあ。

うーん、何ともはや。

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4月27日

2021年04月27日 | 映画
昨日書き忘れた、アカデミー賞ネタ(苦笑)。

自分が観た作品が高く評価されると嬉しいもの。
特に今回の『ノマドランド』は格別(^^)。



F.マクドーマンドがオスカーを獲った作品は、『ファーゴ』はVHS(>_<)、『スリー・ビルボード』は映画館で
それぞれ観た。





どちらも、いやどれも忘れられない作品。

今回作品賞にノミネートされた作品には歴史的題材を扱っているものが多く、観たいものばかり!
この連休を利用して、出来るだけ観ようと思う。

PS 福井敬から、テノールつながりでヴンダーリヒへ。



彼の音源も沢山聴いてみたい、いや聴きたい。

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4月26日

2021年04月26日 | いろいろ
今日は主担当の行事が一件あったが、無事終了してホッと一息。


先週末は、福井系のコンサート以外の時間はラグビー三昧w。

トップリーグのプレーオフトーナメントはいよいよ佳境。
一週置いて、再来週がベスト8。

個人的には早稲田のOBが多いサンゴリアスとワイルドナイツを応援しているが、とにかく面白ければそれで良い!

昨年とはまるで違うチームに成長したスピアーズとイーグルスが、上位チームにどこまで立ち向かえるか?
GW開けの週末が興味津々(^^)。


福井敬君にメールを送ったところ、早速返信が来た。
友達とはありがたいものだ。

で、一度聴いた彼の新しい音源をもう一度聴き直している。

福井が歌曲を歌った音源はあらかた持ってはいたが、今回は何と言ってもオケ伴のオペラ・アリア集。
繊細な歌い回し、ではない、輝かしく張りのある声で歌われるアリアはまさに真骨頂!
クラウドファンディングで集まったお金が大変優位意義に使われて、出資者としては大満足であるwww。


福井のオペラは、『ボエーム』、『バタフライ』、『オテロ』、『トリスタン』、『ローエングリン』とライブで聴いている。
次に聴くことの出来る演目は何だろう?

早くその機会が来て欲しい。


職場では、バシュメットのVlとピアのための作品集を。



ヴィオラを好んで聴くようになったのは、昨年からだったか?
きっかけはやはりバシュメットだった。



徐々にハマりつつあるな(苦笑)。

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4月25日朝

2021年04月25日 | いろいろ
今朝Twitterを見ていたら、昨晩NHK-BSで『我が心の大瀧詠一』と『世界サブカルチャー史』という番組が
放送されていたことに気が付いた。



しまった、見逃した上に録画もしていない(>_<)。

昨日、大瀧さん関連でAmazonから沢山届いたのに・・・・・・・・。






再放送してくれないかしら(^^;)?

さて昨日の福井敬コンサート。



Sopの共演、母校合唱団と地元の児童合唱団の賛助出演と、新しい企画を打ち出して
客の入りはまずまず。

福井は安定の出来。
共演の松井亜希さんはBCJと共演するなどバロック時代のレパートリーを得意としているとのことで、
同じ歌でも畑が違うとまるで別の世界が聴こえてくるものだと、実感。

個人的には、先年、TKWOの演奏会で聴いた事のあるヘンデルの『リナルド』が印象に残った。


今回一番面白かったのは、ドニゼッティ『愛の妙薬』からの二重唱。

近年の福井は、ヴェルディやらプッチーニやらヴァーグナー等の大作がメインだったので、
オペラ・ブッファの軽い声も出せるのだなと、改めて敬服した次第。

ドニゼッティは、確か『ランメルモールのルチア』、しかもハイライト盤しか聴いてこなかったような気がする。



『ルチア』や『愛の妙薬』もちゃんと聴いてみたいな。


昨年は、コロナ禍さえなければ福井の歌う『サムソンとデリラ』、二期会の『マイスタージンガー』を聴きに
東京へ行くはずだった。

オペラを聴きに行けるようになるのは、いつだろう・・・・・・・。


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4月24日

2021年04月24日 | 音楽
行って来ました。
福井敬のコンサート!


なかなか生の音楽に触れる機会がない中、
とても充実した時間。

一杯だけ飲んだ焼酎の水割りが回って来て、もう眠い(>_<)。
詳しくはまた明日。

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4月23日

2021年04月23日 | 鑑賞
やはり授業が始まると、一日が過ぎるスピードが俄然速くなる。
あっと言う間の金曜日(苦笑)。

金曜の夜だけは外食にしてもらっているので、午前中は雑務処理に充てる時間。
病院に行き、銀行に行き、買い物をして、とりあえずは一段落。


さて最近の鑑賞音源↓



R.シュトラウス:Hr協奏曲第1番、アルプス交響曲(Hr:A.シヴィル/ケンペ&RFO)

いつの頃からか、ケンペが気になる存在になった。
で、ボチボチ買い揃えている。




得意のR.シュトラウス、しかもシヴィルのHr協奏曲!と来れば買わない手はないw。

シヴィルは、初めてレコードで聴いたプロのHr奏者。
ブレイン以来の伝統を引き継ぎ、B♭シングル管を吹いていたというのも、既に懐かしい。



既に半世紀以上前の録音だけに、やや古さを感じる音ではあったが、しかし音楽のスケールは大きい。

思い起こせば、学生時代に一度だけ実演に接したことがある。
上野の石橋メモリアルホールでのリサイタル。
白眉はブラームスのトリオ!

実に情熱的な演奏だった。未だに忘れ難い。

メインの『アルペン』は、作品としては特に好きではない(^^;)。
しかし、ケンペの演奏は、実に説得力がある。
雄大なアルプスの光景が目に浮かんでくる、と言っても過言ではない。

先日買ったブラームスの交響曲全集も早く聴きたいものだ。







オネゲル:イントラーダ、エネスコ:レジェンド、プーランク:トリオ、サン=サーンス:七重奏曲 他
Tp:C.シュリューター(シュレーター/元BSO首席)

彼の名前を知ったのは、この本を読んでから↓



首席に就任したばかりのシュリューターと、シェフである小澤との確執を見事に描いた、音楽ドキュメンタリーの傑作!

この本とちょうど同じ時期をTVドキュメンタリーとして製作したのがこちら↓



教員になって間もない頃にTVで観、その後20年以上経ってからDVDを買ったもの。
こちらはタイトル通り小澤がメインだが、タングルウッドでのGM『復活』演奏の模様が一部収録されていて、
シュリューターの音も聴くことが出来る。

WオケのTpの友人がボストン・フリークで、シュリューター推し!
その影響もあって、彼の音源を探していたのだが、なかなか手に入らず(>_<)
それが先日盛岡の中古レコード屋で偶然入手できたのは、本当にラッキーだった(^^)b。

素晴らしい音楽家、その一言に尽きる。

定番曲はもちろんだが、チェロとの二重奏曲(CHARDON)では、チェロに勝るとも劣らぬ表現力で丁々発止の演奏を繰り広げる。
特にもpの美しいことと言ったら!

同時期の首席Hr奏者・カヴァロフスキも好きなのだが、改めて'80-'90年代のボストンを聴き直してみようかな?




レスピーギ:第12旋法による変容、ベルリオーズ:歌曲集『夏の夜』、コダーイ:「孔雀」の主題による変奏曲
(J.コーベル&ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団)

久しぶりにチョイスした、ベルギー・ギィデの編曲作品集。
当然ながら、ギィデ上手い、というか素晴らしい!

レスピーギの『変容』など、もっと取り上げられてもいい作品だと思うのだが。

ベルリオーズの歌曲集も、なかなか聴かせてくれる。
確かピアノ伴奏バージョンを持っていたはずなので、こちらも聴き直してみるとするか。

PS 思わず注文してしまった、N.ブーランジェ指揮の音源@アリアCD!

フォーレ:レクイエム(ブーランジェ&NYP 他)他

調べてみると、ブーランジェの指揮した5枚組の音源もあるらしい。
これもポチッとしておくかw。


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4月22日

2021年04月22日 | いろいろ
昨日の物件@画像はこちら↓













PS1 今朝方届いた福井敬の新しいCD↓



ちゃんとクラウドファンディングに寄付しました(^^)!

考えてみると、オケ伴の音源は初めて。
今週末のコンサートの前に、じっくり聴こう。

PS2 昨日から聴いている音源↓



ヨーロッパを代表する名手、R.フリードリヒの新作。

実は、先年M.ヘフスの音源も何枚か買ったことがある。



もの凄く上手いのだけれども、どうしても音色が気に入らなかった(苦笑)。

今回のフリードリヒは、ずばり直球ど真ん中!
深みのある音色が胸に迫る。
特にマーラーやR.シュトラウスの歌曲はとても気に入った。

Boxも出ているけれど、どうしようかなあ(^^;)?



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4月21日

2021年04月21日 | 音楽
毎月21日は通販解禁日(^^)b!

でも、控えめに控えめに...。

以下、注文物件↓
Happy Ending (通常盤)
ピテカントロプスの逆襲(スネークマンショー)
BACK TO THE BASIC(RATS&STAR)
私を月まで連れてって! (文庫版/ 全4巻完結セット/竹宮 惠子)
小林旭読本―歌う大スターの伝説 (キネ旬ムック)
藝人春秋2 ハカセより愛をこめて (水道橋博士)
笑う大天使(ミカエル) (第2巻/川原 泉)
動物のお医者さん (2) (佐々木 倫子)
シューマン:交響曲第2番・第3番<ライン>(レヴァイン&BPO)
長恨歌―不夜城完結編(馳 星周)
Debussy: La Mer/Iberia/Prelude(パレ&デトロイトSO)

※画像は後ほど。

さて、先日の『サンデー・ソングブック』(FM東京)で、達郎が先日亡くなった村上PONTAさんの特集を組んでいた。



その中で、「文春オンライン」でインタビューを受けた、と言う話をしていたので、早速覗いてみると・・・↓

★「シュガー・ベイブの後、なぜポンタにドラムを頼んだか」/山下達郎が初めて語った戦友・村上“ポンタ”秀一
山下達郎ロングインタビュー#1・#2・#3
https://bunshun.jp/articles/-/44612
https://bunshun.jp/articles/-/44613
https://bunshun.jp/articles/-/44614

案の定裏話満載w。
とても面白かったので、全部プリントアウトして保存しておくことに(^^)。

文字通り鉄火場/修羅場を駆け抜けてきた人だったんだなあ。
改めて合掌。

ということで、車で久しぶりに"SPACY"。


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4月20日

2021年04月20日 | 読書
どうしても何冊かの本を同時に読み進めないではいられないやっかいな体質なのだが(苦笑)、
昨日読了したのがこちら↓



宮沢章夫は、以前NHK-Eテレの『ニッポン戦後サブカルチャー史』で初めて観て以来、気になっていた人ではあった。



で、この本(というか講義録)もやはり面白かった(^^)。

'80年代と言えば、前半は私の東京での学生時代そのものであり、後半は逆に初任校で苦労していた時代だった。
もちろんバブルの恩恵など一切なしw。

20年ほど前だったか、この雑誌を買ったのは覚えている↓



しかし、実は中身をほとんど覚えていない(>_<)。

スカだの、軽薄短小だの、浮かれた時代だったのと、過ぎてしまえばそんな言われ方しかしなかった時代だが、
一方で「それだけではなかったはずだ」と宮沢が東大生に語った内容は、遠い学生時代を思い返す以上に刺激的だ。

個人的に共感できるのは、岡崎京子について語った部分。

『東京ガールズブラボー』はあいにく未読だが、"pink"はちゃんと本棚に収まっている。



ふわふわと浮ついているようで、それでいてどこかささくれ立った空気感。
連載時とコミックスではラストが書き換えられたのだと聞いたが、最後に悲劇が訪れる結末は、
今にして思うとコミックス刊行の後にやってきたバブル崩壊を予兆させるものだったかもしれない。

そして興味深かったのは、「おたく」について。

同時に読み進めていた齋藤環の『戦闘美少女の精神分析』でも、序盤は主に「おたく」について書かれていたので、
奇しくも考えさせられる事が多くなってしまった(苦笑)。



内閉する連帯感。

「おたく」から「オタク」へ。

私自身、「吹奏楽オタク」とからかわれたこともあるだけに、ふと我が身を振り返ってしまったwww。

日本が世界に冠たる経済大国として君臨し、一方では来たるべき衰退を招いた時代。
今だからこそ、改めて'80年代を検証してみる価値があるように思う。

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