元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

ヴィラ=ロボス

2005年01月31日 | Weblog
このところ吹奏楽関係の音源を聴く機会が増えてきたので、
少々飽きてきた。ということで、買って以来しばらく聴いていなかった
ヴィラ=ロボスの『ブラジル風バッハ』のうち数曲を聴いてみた。
1番は前にも聴いたことがあったが、オーケストラで演奏される2番は
初めて。これがなかなか面白い!
「アレンジしたら面白そうだなあ」なんて考えるのは、もう職業病と
言うべきか(苦笑)。でもまじめに、どこかで取り上げてみたら面白そう。
そういえばヴィラ=ロボスには吹奏楽のオリジナル曲があるとも聞いている。
大分前のBJにブラジルの吹奏楽事情が取り上げられていたこともあったが、
同じアメリカでも、ラテンアメリカにはまた違った世界があるのだろうか?

PS 吹奏楽の新譜情報で、ピアソラ(こちらはアルゼンチン)の
『オブリヴィオン(忘却)』が出版されたとあった。『アディオス・ノニーノ』、
『リベルタンゴ』などと合わせて演奏してみたい曲である。
(クレーメルの『ピアソラへのオマージュ』での演奏が懐かしい。)
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教え子

2005年01月28日 | Weblog
初任校の教え子(と言っても1年だけだが)で、現在自衛隊の音楽隊に所属している
男がいる(Sax)。その彼から突然手紙が来て、「何だろう?」と思ったら、
3月に開催される日本演奏連盟主催の「新人演奏会」出演の案内状だった。
2年前のまだヒマだった頃、東京まで行って音楽隊の演奏会を聴いたことを
思い出す。伊福部の『タプカーラ』、いい演奏だったなあ。
(※現在CD発売準備中とか。)
今回はイベールのコンチェルティーノを取り上げるらしいが、時間を作って、
また行ってみようか。
そういえばコンサートが開催されるのは、彼が高1の時アンサンブルコンテスト支部大会に
出場した街。男2人で風呂に入り、背中を流してもらったっけ(しみじみ・・・)。
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アレンジ

2005年01月27日 | Weblog
校歌のピアノ譜を吹奏楽用にアレンジする作業を進めているが、
わずか20小節足らずの曲なのに、なかなか進まない。
イメージは湧くのだが、それをスコアリングしていくというのは
やはり難しいものですね。
たぶん最初の譜読みで「アチャー!?」となる場面がたくさん
あるでしょう(笑)。

今車の中で聴いているのはドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』。
ドビュッシーの香が濃厚に漂ってくるが、ストーリーがよく分からない(苦笑)。
とりあえずもう少しがんばって聴いてみよう。
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演奏会

2005年01月26日 | Weblog
昨日の放課後、毎年夏に行っている演奏会のリーダー(男子)と
今後の仕事について打ち合わせをした。
まだほとんど手つかずの状態で、しかもここ2年間の資料、記録が
ほとんど無い状態なのだとか。
目標の設定、プログラミング、仕事の分担、・・・、一つ一つ問いかけるたびに
頭がパンクしそうになっていた(苦笑)。
ちょうど半年後。いい思いをさせてあげたい。
でもその前に、急遽決まりそうな3月下旬のジョイントコンサートの
準備も始めないと。校歌のアレンジもまだ途中だし。
だんだん忙しくなってきた。
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コンタクト成立

2005年01月25日 | Weblog
『こうもり』アレンジャーの鈴木英史先生とコンタクトが取れ、
結局ブレーン社のレンタルを予約することになった。
実は鈴木先生とは共通の知人(友人)がいて、その人から
鈴木先生の話はずいぶん聞いていたのだった。
2月の講習会に講師として参加されるようなので、
その時にでもじっくりお話を伺ってみたい。
それにしても、『こうもり』、既にレンタル予約が
けっこう入っているらしい。
まだ音源もほとんど出回っていないはずなのに・・・。
好きな人はやっぱりいるもんである(笑)。
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決定

2005年01月24日 | Weblog
大OBのコーチと検討し、『こうもり』セレクションを自由曲とする方向で
まとまった。ウチの県ではもちろん初演となるはず。
大好きな曲を演奏できるのは楽しみだが、その分自己満足に陥らないよう
客観的なチェックが出来るような体制を作らなければ・・・。

そうこうしているうちに、2月の頭には地元の吹奏楽祭で司会&全体合同演奏の
指揮を務めなくてはいけない。曲は『マツケンサンバ』(笑)!!
果たしてあのステップが踏めるかどうか、地道に練習しておかないと。
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愚痴ぐちグチ・・・

2005年01月21日 | Weblog
ウチのクラブ、あり得ないぐらい金を使っている。
楽器を買っているわけではなく、備品を揃えているわけではなく、
楽譜を揃えているわけではなく、

・・・実は指導に来てもらっているコーチ(2人)の経費&謝礼が
莫大な額に達しているのである。
おかげで、楽器も備品も更新できない状態。
いや、コーチのご指導はまあそれなりにありがたいのではあるが、
それにしてもなあ(ため息)。

何とかしたいこの状態。
(ちなみにコーチの一人は30年来指導されている
大OBなのである。うーん・・・、困っている。)
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ルル

2005年01月20日 | Weblog
新国立劇場で上演予定の『ルル』が、「上演のレベルを保つため」に
補筆3幕版→2幕版に変更され、一部キャストの交替も行われるとの
ニュースが流れている。
そっちの話はどうでもいいのだが、『ルル』はまだ全曲を鑑賞したことは
ない。昨年秋田南が取り上げた管弦楽版は一応音源があるのだが、やはり
きちんとした舞台版で鑑賞したいものだ。

実は生まれて初めて鑑賞したオペラが、同じくベルクの『ヴォツェック』だった。
アッバード指揮、ウィーン国立オペラ版。
当時はオペラなどほとんど関心がなかったのだが、BSか何かで放映されたものを
何気なく観ていたら、ずるずると引きずり込まれてしまった・・・(苦笑)。
暗ーくて、怖ーい、でも圧倒的な音楽!その後ビデオも買ったが、やっぱり
すばらしい。
そんなこんなで、一時オペラのLD(古い!)を買いあさった時期があった。
トスカ、バタフライ、ボエーム、オテッロ、カルメン、ドン=ジョバンニ、
こうもり、あたりはまあ定番か。
サロメやエレクトラ、ラヴェルの『子供と魔法』やブリテンの『ねじの回転』なんかも
面白かった。
ヤナーチェクの『死者達の家』は、途中まで観て放棄(苦笑)。暗かった・・・。
そうこうしているうちに時代はDVD。また欲しくなってきたなあ。
そうそう、ブリテンの自作自演によるオペラ全集シリーズ(CD)が出ているのだが、
8枚組で8千円ぐらいと超リーズナブルなお値段。問題は聴き通す体力と
時間があるかどうか・・・。ワーグナーなど、まだ遠い話だ。
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こうもり!2

2005年01月19日 | Weblog
今日、山梨の中学校の先生から、鈴木英史さん編曲による
『こうもり』セレクションの参考音源のMDが届いた。
(その中学校のコンクールでの演奏)
感想は・・・、なかなかいい(^^)。
どうせ来年になれば中学校で大ブレイクするのが目に見えて
いるので、やるなら今年かな、という感じ。
ただ、演奏時間が6分弱と短めなので、その辺がチェックポイントに
なりそうだ。
『恋は魔術師』とか、『モスクワのチェリョムーシカ』なども
候補に挙げてはいるが、今月中には結論を出したい。

・・・当分は難しくない曲中心にやっていかないと(苦笑)。
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オリジナル考

2005年01月18日 | Weblog
もっぱらコンクールについての話になるが、最近は日本人作曲家との
コラボレーションを継続して行う団体が増えている。
例えば天野正道氏と秋田南高校、後藤洋氏と根上中学校(石川)、伊奈学園高校と
森田一浩氏、などなど(もっぱら編曲だが)。
また、意識してオリジナルの新作を取り上げる団体も幾つかあるようだ。
これらは大変意義のあることだと思う。
しかし、個人的に考えていることもある。
それは、いわゆるオリジナル作品の「スタンダード」が日本に定着しているのか、
ということだ。
例えばホルストの一組、二組を経験することはおろか、全く知らずに過ごしてしまう
中高校生だって、けして少なくはないように思う。
アメリカの資料に目を通すと、彼の地では「スタンダード」に位置づけられている
作曲家/作品で、日本ではほとんど、いや全く知られていないものがかなりあるようだ。
いい曲はまだまだいっぱいあると思うのだが・・・。
(この項続く)
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