元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2023 10月31日

2023年10月31日 | 映画
10月末日。
明日から11月だというのに、日中は妙に暖かい。
朝はそこそこ冷えるのだけれども。


さて感想色々。

①キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン



『福田村事件』は大正時代の朝鮮人差別を、特に関東大震災時の実際の事件を通して取り上げたものだった(実際にはそれ以外の差別も描かれているのだが)。
そしてこの『キラーズ』もまた、1920年代のアメリカにおけるネイティブアメリカン(インディアン)に対する差別を、これまた実際にあった事件を通して描いたものだった。


マイノリティへの蔑視、欲に目がくらんだ人間の愚かしさをスコセッシは冷徹に、しかし冷静に見つめていく。
善人面した悪党を演ずるデーニーロも、終始口をへの字に曲げたままのディカプリオも、共に存在感抜群。

最後の最後にスコセッシ自身が顔を出すのもいつも通り面白かったw

200分超という長さを感じさせない力作。
★4つ!


※スコセッシ作品は『タクシー・ドライバー』、『レイジング・ブル』、『ラスト・ワルツ』、『ノー・ディレクション・ホーム』、『ディパーテッド』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『沈黙-サイレンス-』、と観てきてこれで8作目になるのか。
やはり好きな監督の一人なんだろうな。


②SISU/不死身の男



第二次大戦中のフィンランドを舞台に、恐らくは還暦を過ぎた元特殊工作部隊のジジイが不死身のごとくナチス相手に暴れまわるという、かなりグロくて痛快なアクション映画。
ありえない展開満載ながらも、シンプルに面白かった!

もしかしたら続編があるかも。
観たいな(^^)b
ということで、★4.5!!


PS
日曜日にゆっくり考えてみたら、『福田村事件』・『キラーズ』・"SISU"の3作品の中で合計50人以上の死者が出ていたことに気が付いた。
血だらけの週末(苦笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 10月30日

2023年10月30日 | 吹奏楽
今朝も朝5時からF1メキシコGP観戦。
面白かったが、角田君@アルファタウリは残念無念(T_T)。


さて今日聴いた吹奏楽音源はこんな感じ↓



*コープランド:『ロデオ』より & ドリーブ:『コッペリア』より(中村学園女子高校@松澤洋先生)



*ラフマニノフ:苦境曲第2番より第3楽章 & サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」より第3楽章(小高中学校@北野英樹先生)



*保科洋:『秋映』 & 兼田敏:交響的変奏(木村吉宏&フィルハーモニックウインズ大阪)



*TRANSFORM/田村文生編曲作品集(北教大函館校@渡部謙一先生)
①ドビュッシー:海の微風 春の再来(弦楽四重奏曲第4楽章)
②シューマン:謝肉祭
③バッハ:バッハナール/プレリュード変ホ長調BWV552 より
④リスト:BACHの主題による幻想曲とフーガ



WASBE CONCERT,1995@浜松 FF&東京佼成WO演奏会 
■バッハ:幻想曲 ト短調
■小山清茂:吹奏楽のための大神楽
■ヒンデミット:交響曲変ロ調
■ダール:サクソフォーン協奏曲(A.Sax:須川展也)
■ハチャトゥリアン:組曲『仮面舞踏会』 他



+)今日読み終わった本↓




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 10月29日朝

2023年10月29日 | いろいろ
4時からのラグビーワールドカップ決勝は最後の最後までどちらが勝つか分からない激闘!

3試合連続の1点差で南アフリカ代表スプリングボクスが見事連覇達成(^^)b!!
素晴らしい試合だった。
敗れたNZ代表オールブラックスにも拍手。

朝からテンションが上がり過ぎて、もう疲れましたわ(苦笑)。
今日は私と入れ替えに映画を観に行くというカミさんを見送ったらおとなしく留守番の一日。



因みに昨日のドライブは非クラシック音楽の一日でしたw


Ado:ウタの歌


米津玄師:Bramen

Adoちゃん、『新時代』は中田ヤスタカ氏の曲だったのね。
デビューアルバムは歌い手は抜群なのに曲は今イチ揃いだったので、
プロに任せたこの音源の方が遥かにいい出来。

カバーアルバムがあったらいいのに...、と思ってたらもうすぐ出るのね(^^;)。
早速聴かねば。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 10月29日未明

2023年10月29日 | オフ
おはようございます。
2023RWCフランス大会ファイナルの朝、3時前には目が覚めてしまったw
まもなくKO。
最高の戦いになってくれることを期待して(^^)b

さて昨日は珍しく一日2本!映画を鑑賞。
詳しい感想は後にしますが、どちらも面白かった!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 10月28日午前中

2023年10月28日 | 物件
今日も朝4時からラグビーワールドカップ・3位決定戦観戦。
週末の朝4時起きも明日のファイナルで終わり。


やっぱり少し寂しいわ(苦笑)。


ということで、昨日届いたアリアCDの音源がこちら↓







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 10月27日

2023年10月27日 | 映画
本日はお休みを頂いて、午前中インフルエンザの予防接種に始まって雑用を幾つかこなし、午後はこちらへ↓



客は3人(苦笑)。

シンプルに面白いなどと言える内容ではなかったが、観て良かったと心から言える作品だった。
鈴木慶一さんの音楽はかなり印象的。


+聴き終わり。



北欧の若手Va奏者らしい。
ウォルトンの協奏曲は中々面白かった。

そういえばウィルトンって殆ど聴いたことが無かったな。
何か探してみよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 10月26日

2023年10月26日 | 音楽
先日聴いたトルン聖ミカエル吹奏楽団の音源に収録されていた『ル・シッド』のバレエ音楽が気に入ったので、全曲を聴いてみることに。




■鑑賞中:歌劇『ル・シッド』(ドミンゴ 他/ケラー&NYオペラ管 他)



バレエ音楽は面白かったが、それ以外の部分はそうでもなかった(苦笑)。


初めて『ル・シッド』を聴いたのは、1980年岡山の就実高校の演奏だったな(村松勲先生指揮)。

*歌劇《ル・シッド》のバレエ音楽 より マドリードの踊り、ナバーラの踊り 【マスネ /吉市幹雄編】

たいそう鮮やかな演奏で、のちに『日本の吹奏楽20年のあゆみ/高等学校編Ⅱ:1980-1989』にも収録されていた。




その後全国大会などでは耳にする事ははなくなったが、Musica Bellaさんのデータベースによると、小編成用のアレンジ等で県/支部大会レベルではそこそこ取り上げられているらしい。


シンプルに楽しいクラシック作品に若いうちに触れるのも大切だと思うなあ。



PS 久しぶりに聴いた50年前の美輪明宏さんのライブ↓


いやあ、凄いとしか言いようがない。
こんな歌を聴かせてくれる人は、もう出ないだろうなあ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 10月26日

2023年10月25日 | 読書
読了。




おなじみJ.リーチャーシリーズ、2018年刊行作品(上下巻)。

今まで意識していなかったのだが、「一人称」の作品と「三人称」の作品と2種類あったんだね(苦笑)。
今回は一人称版。
こちらの方がどちらかといえば面白い気はする。


過去の分もズラッと並べて読み返してみるか。







Eテレ『ニッポン戦後サブカルチャー史』シーズン2、「踊る昭和歌謡の謎」を観てから気に入った輪島先生。
新書3冊はこれで全部読んだことになるが、どれも外れなし!


朝ドラ『ブギウギ』の放映に合わせて、笠置シズ子と服部良一をメインに戦前から戦後にかけての日本のエンターテインメント業界の歴史を紐解く内容だが、これがすこぶる興味深い。
日本のレコード業界の勃興と上演文化の関係、大阪興行資本の東京進出(松竹、東宝、吉本)、洋楽の日本化に果たした笠置と服部の役割等々、新書の分量では語り尽せないであろうことがタップリと盛り込まれている。

笠置が出演して『ジャングル・ブギ』を歌っている黒澤明の『酔いどれ天使』とか、DVD買って観てみようかしらw?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 10月24日

2023年10月24日 | 音楽
聴き終わり。




何だかんだで10枚ぐらいは持っているだろうAB8番。
高関さんの演奏がベストかどうかはよくわからない(苦笑)。

ただ、高関さんとオケがことさら重厚に!とか、壮大に!とかいう風な演奏目指していないのは確か。
譜面が要求するままに。
それって実はすごく大切なことのような気がする。


私は広上、高関、下野の三羽烏が大好き(^^)。



マーラー大好き広上さん。


ブルックナー大好き下野さん。



両方手掛ける高関さん。

 


三者三様、面白いwww。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 10月23日

2023年10月23日 | 音楽
今朝も4時起きでF1アメリカGP観戦。

推しの角田君が久しぶりの10位入賞(→その後8位繰り上げ!)&ファイナルラップでファステストラップをたたき出すという快挙!!
いやー、面白かった(^^)b

一か月半続いた週末朝4時起きも来週がラスト。
終わってしまうと思うと少し寂しい気持ちもある(苦笑)。

非日常感満載の日々は4年に一度で十分かwww


さて感想をまとめて。

①ディースカウ&サヴァリッシュ:東京公演ライブ(1992/2枚組)



ディースカウの声と歌、そしてサヴァリッシュのピアノに酔いしれた。

繊細かつ的確に練り上げられたフレージングと発音。
指揮者ならではの視点と技でシューベルトの世界を構成し、歌を支えるとともに盛り上げるピアノ。

これ以上のコンビはなかなか考えられないのではないか?


整理してみたら、ディースカウの『冬の旅』はムーア盤、バレンボイム盤、ポリーニ盤の3種類が揃っていた。

歌よりもピアノに注目して聴き直してみたいな。

ついでに言うと、『水車小屋の娘』も今回のディースカウ盤の他にヴンダーリヒ盤、福井敬盤(日本語歌詞/松本隆訳)の3種類が揃っている。
こちらも後で聴き直そう。


②あいみょん:瞬間的シックス・センス



デビューアルバムの『青春エキサイトメント』よりロック色、シャウトを抑えたややメロウな感触。

ただ、楽曲・歌とも芯はブレていない。
大ヒットした『マリーゴールド』より、最後に収められていた『from 四階の角部屋』の方が印象的だった。


ここ最近星野源のアルバムを立て続けに買っているのだが、あいみょんもアルバムも遠からずそろえることになるだろうな。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする