10月末日。
明日から11月だというのに、日中は妙に暖かい。
朝はそこそこ冷えるのだけれども。
さて感想色々。
①キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/e6/fad84416e164ca0879191f25a38a48d0.jpg)
『福田村事件』は大正時代の朝鮮人差別を、特に関東大震災時の実際の事件を通して取り上げたものだった(実際にはそれ以外の差別も描かれているのだが)。
そしてこの『キラーズ』もまた、1920年代のアメリカにおけるネイティブアメリカン(インディアン)に対する差別を、これまた実際にあった事件を通して描いたものだった。
マイノリティへの蔑視、欲に目がくらんだ人間の愚かしさをスコセッシは冷徹に、しかし冷静に見つめていく。
善人面した悪党を演ずるデーニーロも、終始口をへの字に曲げたままのディカプリオも、共に存在感抜群。
最後の最後にスコセッシ自身が顔を出すのもいつも通り面白かったw
200分超という長さを感じさせない力作。
★4つ!
明日から11月だというのに、日中は妙に暖かい。
朝はそこそこ冷えるのだけれども。
さて感想色々。
①キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/e6/fad84416e164ca0879191f25a38a48d0.jpg)
『福田村事件』は大正時代の朝鮮人差別を、特に関東大震災時の実際の事件を通して取り上げたものだった(実際にはそれ以外の差別も描かれているのだが)。
そしてこの『キラーズ』もまた、1920年代のアメリカにおけるネイティブアメリカン(インディアン)に対する差別を、これまた実際にあった事件を通して描いたものだった。
マイノリティへの蔑視、欲に目がくらんだ人間の愚かしさをスコセッシは冷徹に、しかし冷静に見つめていく。
善人面した悪党を演ずるデーニーロも、終始口をへの字に曲げたままのディカプリオも、共に存在感抜群。
最後の最後にスコセッシ自身が顔を出すのもいつも通り面白かったw
200分超という長さを感じさせない力作。
★4つ!
※スコセッシ作品は『タクシー・ドライバー』、『レイジング・ブル』、『ラスト・ワルツ』、『ノー・ディレクション・ホーム』、『ディパーテッド』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『沈黙-サイレンス-』、と観てきてこれで8作目になるのか。
やはり好きな監督の一人なんだろうな。
②SISU/不死身の男
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/94/01a8f7aaddd3f1b387d3968d29ea84bd.jpg)
第二次大戦中のフィンランドを舞台に、恐らくは還暦を過ぎた元特殊工作部隊のジジイが不死身のごとくナチス相手に暴れまわるという、かなりグロくて痛快なアクション映画。
ありえない展開満載ながらも、シンプルに面白かった!
もしかしたら続編があるかも。
観たいな(^^)b
ということで、★4.5!!
PS
日曜日にゆっくり考えてみたら、『福田村事件』・『キラーズ』・"SISU"の3作品の中で合計50人以上の死者が出ていたことに気が付いた。
血だらけの週末(苦笑)。