申し訳ありません。
昨晩書いたものがUPされてませんでした(T_T)・
ということで、改めて、本日の「その一」(苦笑)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1/30深夜)
今晩は眠くならずに大丈夫w。
さて昨日書こうと思っていたことは・・・、
1)今年の全日本吹奏楽コンクールの録音を、まず大学の部から聴き始め。
お目当ては、伊藤康英先生指揮の創価大学パイオニア吹奏楽団。
課題曲Ⅲ(ワルツ)/自由曲:ピース、ピースと鳥たちは歌う(伊藤康英作曲)
『ワルツ』が絶妙の演奏!この一曲だけで、もう十分に元が取れたかなとw。
初演&自作自演の『ピース、ピースと・・・』も、音楽的に実に腑に落ちる。
バンドジャーナル誌上で大井剛士さんが絶賛していたのも十分納得。
対照的だったのが王者神奈川大学。
課題曲Ⅴ(タイトル忘れた・・・T_T)は文句のつけようのない圧巻の演奏。
ただし、自由曲『海』は完璧で感心はしたものの、それだけというか何というか(苦笑)。
試しに、Youtubeで神奈川大学が演奏した田村文生作品や三善晃作品を聴いてみると、
こちらは断然面白い。
コンクールの演奏も色々だなと、改めて実感した次第。
というような内容をFBで書き込んだところ、
何と!伊藤康英先生から直接コメントを頂いてしまいました(^^)!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あらあら。FBを開いたところがこの記事が目に入ってしまいましたので一言。
CDで聴くと、なんだか細かいミスがあったり、行き届かないところがあったりするけれど、
とにかく、コンクールということを考えないで、
ひたすら音楽的な演奏(メロディーの歌い方やアゴーギクなど、
ほぼすべて理論的に作り上げることができる)を追求した結果でした。
演奏者がみんな、コンクールを忘れ楽しく演奏できた、というのが
ぼくにとっても一番の収穫でした。
何と言ったらいいのかなあ、コンクールの審査員だって、音楽を楽しみたいし、感動させてもらいたい。ただ単に、いいサウンドでした、いいアンサンブルでした、テクニック素晴らしいです、
だけの審査じゃあ、審査員やっててつまらないし(経験上)。
そういう点でうまいこと審査員(や聴衆)を騙せたのかな、と。
しかしそれって、実は一番大切なことですよね。
吹奏楽コンクールが、音楽のコンクールになってもらいたいですよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いやー、実に腑に落ちる内容でございます。
伊藤先生、わざわざありがとうございましたm(__)m。
2)で、何となく続けて聴いたのがイーストマンWE。
H.ハンソン:ディエス・ナタリス
W.ベンソン:落ち葉
ペンデレツキ:ピッツバーグ序曲
黛敏郎:彫刻の音楽
J.ウイリアムズ:管楽アンサンブルのためのシンフォニエッタ
気が付けば、どれもこれも吹奏楽コンクールでは、
というか日本の吹奏楽では絶対に耳にしそうにない
シリアスな作品ばかり(まあコンクールでは演奏時間の関係もあるけれど^^;)。
物語とか情景とかを「描いて」いる最近の作品ばかり吹いたり聴いたりしていると、
こういった作品を聴く耳/感性が育たないのではないかしら・・・?
なんてなことをふと思った次第。
3)クルマでは、“Romantic Trios”↓
Sop:J,サザーランド/Hr:B.タックウェル/Pf:R.ボニング
シューベルトの『流れの上で』(Auf dem Storm)でお馴染み、Sop,Hr,Pfの編成。
シューベルト以外にこんなに曲があったの?、とまずは驚く。
そして、演奏が実にいい!
バリバリタックウェル、ならぬ、歌心に溢れた優雅なタックウェルが聴けるとは。
サザーランドの歌ももちろん素晴らしい。
1990年録音とのことだが、正直この音源のことは全く知らなかった。
実は11月の東京遠征の際にディスクユニオンで買ったものの、
中央線快速の網棚に忘れてきた音源の一つ(苦笑)。
ネットで買い直すことが出来て、ラッキーwww!