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元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2025 7月31日

2025年07月31日 | 読書
読了。



S.キングは『シャイニング』に続いて2冊目。


半世紀前の処女作という事だが、若書きの感は否めないにしても、怪奇小説と青春小説両方の面白さを併せ持っている。

凡そのストーリーは大昔の映画の話から大体察しは付いていたが、小説として読むと改めて凄みを感じる。
こうなると、DVDを観ない訳には行かない...な(苦笑)




PS 聴き始め。


JB:交響曲第3番、LvB:交響曲第5番、バルトーク:弦、打、チェレスタのための音楽、シューマン:交響曲第2番
(バーンスタイン&バイエルン放送響)


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2025 7月24日

2025年07月24日 | 読書
暑くなる前にウォーキング...、と思って続けているうちに、遂に夜明け前の4:30頃から歩き出すようになってしまった(苦笑)
シャワーして大谷君のHRを見ているうちに、今日一日既に終わった気分になってるなw

先週末からこっち、朝食を食べて仮眠→午前中本など読みながらゴロゴロ→昼食後昼寝or読書などしながらウダウダ→夕食、という日が続いている。
これほど何もしないで過ごす日々は、足のケガで半年ほど入院していた頃以来...かしら!?
週明けには猛暑も峠を越すとの予報が出ているので、少しは活動的な事が出来るようになることを期待する。


さて昨日はハルバースタムのことを書いたので、今日はそのきっかけとなった立花隆のことを書きたい。

最初は1985年(昭和60年)だったか、今は無き『朝日ジャーナル』誌上で「田中角栄裁判」を巡る論争についての記事を読んだことだったと思う。
立花氏は『田中角栄研究』(文藝春秋)でその名を知られていた方で、その論争は大変興味深く、また面白かった。

※この論争は後にこの本にまとめられた↓




多分最初に読んだのはこの辺り。



「『環境保護』というのは大間違いだ。環境破壊は『親殺し』と同じである」という文章にはかなり強烈な印象を受けた。


個人的に特に面白かったのはこの3冊↓



『青春漂流』が一番お気に入りかもしれない。もう10回以上は読み返したか。
各界で活躍している人たちが若い頃どれだけ悩み、迷っていたか!?
多くの若い世代に読んで欲しい本。




アメリカの宇宙飛行士たちに、「宇宙飛行を経験したことで精神的にどんな変化があったか?」という質問をぶつけた本。
多くの宇宙飛行士が「そんな質問をされたのは初めてだ」とか、「その事について話す機会を待っていた」という反応を示していたという事に凄く興味を覚えた。
科学ジャーナリズムの金字塔と言っていい作品だと思う。




ノーベル医学/整理賞を受賞した利根川進氏との対談。
専門的な内容についてはチンプンカンプンだったが、利根川氏の「科学者に必要なのは、運とセンスです」と言う言葉は印象深かった。


ある時期から読まなくなってしまったが、自分にとって大事な作家のひとりであるのは確か。
途中で挫折してしまった『日本共産党の研究』や『天皇と東大』なども、時機を見て読み直してみたいな。



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2025 7月23日

2025年07月23日 | 読書
今日も暑い!

ということで、何もやる気が起きません(苦笑)
リビングで本を読んだりネットを見たりしながら何となく過ごす今日この頃...


さて今読んでいる本はこちら↓



若い頃からハルバースタムが大好きで、『覇者の驕り』ももう何度読み返したか分からないが、文庫本がボロボロになったのでAmazonで買い直して再度読み直し。
トランプ関税で特に自動車について注目が集まっている最中に読むと、戦後80年の間にアメリカも日本もお互い随分遠いところまで来てしまったものだなとため息を一つ(>_<)


最初に手に取ったは立花孝志、じゃないw立花隆の『アメリカジャーナリズム報告』の中で紹介されていた『ベスト & ブライテスト』だった。




ケネディ政権の元に集まった超優秀な人材達(ベスト&ブライテスト!)が、冷戦思考の下、ベトナム戦争について如何に誤った判断を下し続けたのかを筆致鋭く追及した作品。
これで一気に引き込まれた。


次いで1970年代当時のアメリカを代表する四つの巨大メディア企業、ワシントン・ポスト、LAタイムズ、タイム、CBSの内幕を緻密に描いた『メディアの権力』



そしてアメリカの黄金時代と呼ばれた1950年代を独自の視点から俯瞰した大著『ザ・フィフティーズ』



彼はスポーツ分野でも多彩な作品を書きあげている。
先ずはNBA(バスケットボール)↓





MLBも↓







オリンピックを目指すボート選手を取り上げた『栄光と狂気』は異色の作品だった。




最後の作品『ザ・コールディスト・ウインター』は、多くの小説や映画で取り上げられたベトナム戦争とは対照的に、殆ど取り上げられなかった朝鮮戦争を題材としていた。




どの作品も極めて刺激的で、面白い。
自分にとって一番大事な作家のひとりである。


PS 同時に読書中↓



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2025 6月20日

2025年06月20日 | 読書
今日は昼から外出し、行きつけの本屋をぐるっと見て回った後、図書館で茶など飲みながらまったりと過ごしました。

①先日読了×2


『地面師たち』はストレートに面白かった。不動産業を営んでいる友人がいるのだが、地方で暗躍する「地面師」もいるのかしら(>_<)?
なおNetflixのドラマ版が大層面白かったそうだが、現状ネトフリに加入するつもりはないので、当分は小説で我慢だな(苦笑)





最近読みこんでいる落合本、3冊目。
群れず、派閥を作らない。そして野球に関しては一切妥協しないという生き方を貫くという事が、今の日本に於いて如何に稀少で、如何に難しい事かをしみじみと感じさせてくれる本だった。

次の落合本はどうしようかなw?


②今日の購入物件×2




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2025 5月26日

2025年05月26日 | 読書
土日と外出したカミさんに代わって今日は私が外出。
本屋に寄って雑誌と書籍を購入し、後は久しぶりの昼モスへ。

こちらはお供①本日購入分↓



因みに星野先生は半世紀以上前に『少年ジャンプ』で『ブルー・シティ』でデビューした時以来のお付き合い(^^)



好きな作品は『2001夜物語』↓




お供②↓



本日左端の『「ビックリハウス」と政治関心の戦後史』を本日読了。
感想は明日にでも。

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2025 5月20日

2025年05月21日 | 読書
今日は退院後初めての通院日。
血液検査、尿検査等行って結果は順調とのことで一安心。

次は7月!


さて退職して流石に時間的な余裕が出来たので、本を読むペースはかなり上がった。
先日読み終えたのがこちら↓



一口に「音楽学」と言っても、内容は実に多種多様に渡るという事が初めて分かった。
そして取り上げられた話題のどれもが非常に興味深く、また面白い。

第1章 駄作の考古学――ワーグナー「アメリカ独立百周年行進曲」をめぐって【音楽史学】
第2章 モーツァルト効果狂騒曲 Mozart makes you smarter? 【音楽心理学】
第3章 音楽のエクフラシス――ドビュッシーと「サンギネールの島々の美しい海」【音楽解釈学】
第4章 不確定性音楽をめぐるコミュニケーション――図形楽譜はどうして演奏可能なのか?【音楽社会学】
第5章 儀礼・軍楽・芸能――プロレスの入場テーマとは何か【音楽民族学】
第6章 言語による音楽創造――音楽作品のタイトルとは?【音楽美学】
第7章 あなたは現在、あるいはかつて共産党員でしたか?――アイスラーと非米活動委員会【音楽政治学】

沼野さんの著作で読んでみたいのはこれ↓だが、何分大部らしいのでさてどうしよう(苦笑)?




で、今読んでいるのがこちら↓





どちらもとても面白いです(^^)b


PS 本日の購入書籍。これまた興味深い。


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2025 5月12日

2025年05月12日 | 読書
読了。



音楽評論の分野では専ら片山杜秀氏の著作を読んで来たが、今回初めて沼野雄司氏の本を手に取ってみた。
内容としては現代音楽に関するものが殆どで、紹介される作曲家は殆ど知らない人ばかり(苦笑)

例えば以下の方々の名前は全く聞いたことが無かった。
■安野太郎 杉本拓 星谷文生 川上統 鈴木純明 池田亮司 足立智美 梅本佑利 松本祐一 有馬純寿

こちらの方々、川島さんは片山さんの本で名前を知ったし、藤倉さんは音源も1枚持っている。木下さんは作品を聴いたことはないもののFacebookのお友達w
🔸木下正道 藤倉大 川島素晴


日本人作曲家の音源は少なからず持っているものの、大半は20世紀、特に戦後の作品が中心(数で言うと伊福部と武満が双璧)。
「同時代音楽」までは中々追い付いていないのを実感する。
文章も面白く、沼野さんの本は今後要チェックである(^^)b


ということで、取りあえずは本棚に積んだままになっているこちらを読む事にする↓




悩んでいるのがこちら。大作なので、さてどうしようかしら(苦笑)???



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2025 4月18日

2025年04月18日 | 読書
昼頃から気温が上がるという予報は見事に外れ、ずっと雨模様の一日。

金曜までたどり着くとホッとする(苦笑)
まだまだ「何もない平日」には慣れないなあ。


さて久しぶりに読んだのがこちら↓



アメリカのドラマ版が原作のテイストを大きく改変してしまっていたのが腹立たしかったので、まず映画を観直して、最後に原作も読み直し。
やはり面白さでは原作が一番!


最初に読んだフォーサイスは、『オデッサ・ファイル』だった。



多分大学1年か2年の頃だったと思うが、ナチスの残党を巡るストーリーの余りの面白さに殆ど徹夜で一冊読み切ってしまったのをよく覚えている。

その後『ジャッカル』を読み、次に『戦争の犬たち』へ。



リアルに描かれた傭兵たちの生活と作戦行動が大変にスリリングで、これまたとても面白かった。
因みに映画は余りにも酷い出来だったので、途中で観るのを止めてしまったのだったな(>_<)

ここまでは原作と映画(DVD)の両方を持っている。

四作目の『悪魔の選択』も大層面白かったのは覚えているが、こちらはもう20年以上読み直していない。



ロシアとウクライナの戦争が続いている今だからこそ、読み直す意味があるかもしれないと思う。

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2025 4月9日

2025年04月09日 | 読書
読了↓



先日『犬の力』を読んで、禍々しいまでに暗く重々しい雰囲気がとても印象的だった。



しかし『フランキー・マシーン』は一転、ユーモアが随所に散りばめられた軽い文体になっていて驚かされた。
そして凝った構成とユニークなキャラクター造形で、これまた十二分に面白い!

今後読み続ける作家になる事が確定(^^)b


PS こちらは先日買った『新宿鮫』のカバー↓



こっちは長期にわたるシリーズものらしい。さてどうしたものか(苦笑)???

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2025 2月26日

2025年02月26日 | 読書
読了↓



DOOMSDAY CLOCK


1989年の映画『バットマン』を観て以来の「バットマン」ファンでして、T,バートン版とC.ノーラン版は全部DVD揃えました。






併せてコミックの方も10冊ぐらいは(最近は自粛中^^;)。








そうこうしているうちに、何やらすごい大作があると聞いて買ったのがこちら↓


絵とコマ割りはいわゆるアメコミの典型的なものなのだが、スーパーヒーローがたくさん登場する上にストーリーが複雑に入り組んでいて、とても一言では説明できない。
一冊読むのに物凄く時間とエネルギーを消費してしまうのです(苦笑)


で、2~3年前に盛岡ジュンク堂のアメコミコーナーで見つけたのが、"WATCHMEN"の続編と言ってもいい、でもそれだけでは収まらない"DOOMSDAY CLOCK"なのでした。
"WATCHMEN"に登場するヒーローたちがいわゆる「マルチユニバース」のスーパーマンとバットマンがいる世界に移動し、そこでまた数えきれないスーパーヒーロー(メタヒューマン9)たちwと相まみえていくというストーリー。



コマ割りは全く機械的なのに時間軸がどんどん動かされるので、日本のマンガに慣れた年寄りにはもう何が何やらわやくちゃ状態(苦笑)
途中まで読んで放置していたものを、最近になって漸く頑張って読み通したのでした。


因みにこちらは5~6年に購入して、やはり途中で放置している作品↓




こっちも頑張って読んでみようかしらw


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