元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

春休み

2005年03月29日 | Weblog
今日の再追試が無事終われば(終わって欲しい!)、明日から3日だけ春休み。
と言っても実家に帰省し、おふくろに孫の顔を見せに行くのと、お彼岸に行けなかった
父親の墓参りで終わってしまうのだが。
2月末に神戸ツアーがあった時に休んで以来(というか全然休みじゃなかったけれど)、
丸一ヶ月連続して仕事したことになる。カミさんが怒るのも無理はない。
まあ、ほんの一瞬骨休みさせてもらいます。
4月始めに、残った仕事を片づけなければいけないのがちょっと辛い(苦笑)。

昨日はあまり気合いを入れずにブリスの『カラー・シンフォニー』。
タイトル通りに、紫、赤、青、緑四つの色が各楽章で表現されている。
しめやかな「紫」、スピーディーな「赤」、ひんやりした肌触りの「青」、そして
生き生きとした「緑」、ってところか。
オーケストラがとてもきれいに響くのが印象的。
ブリスは、その昔花輪高校が『チェック・メイト』というバレエ音楽をアレンジして
コンクールに臨んだ時に初めて認識したのだった。
小林先生が「ブリスの『カラーシンフォニー』を買ったら、『チェックメイト』がカップリングで、
面白そうだったのでアレンジした」とどこかで話されているのを聞いて、
一度聴いてみたいなあと思って購入した次第。
英国系の作曲家には、まだ知らない人、知らない作曲家がたくさんいるらしい。
要チェック。


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机の移動

2005年03月28日 | Weblog
本日は職員室内の机の移動日。いつも通りに来て
片づけてはみたが、まあ荷物が山ほど(苦笑)。整理するのに
しばらくかかりそうだ。

昨日は市内へ出かける用があったので、何となくマイルス・デイビスの
『イン・ア・サイレント・ウェイ』を聴く。
うーん、これってジャズ?違うよなあ。でも、間違いなくマイルスの音楽だ。
『オン・ザ・コーナー』を初めて聴いた時は、「え、何これ!?」と思った。
『パンゲア』を聴いた時は、ただただ圧倒されてしまった。
マイルスにとって音楽のジャンル分けなど、何の意味もなかったのだろう。
ただただ表現したい、という意志だけが彼を動かしていたのだろうか。
それにしても『パンゲア』と『サイレントウェイ』を同じ人物がリードしているというのは、
ちょっと信じがたい。
とにかく、私はマイルスが好きなのだった。
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一夜明けて

2005年03月27日 | Weblog
昨日は寝てばかりいたせいか体があちこち痛いが、熱も下がり
ようやく体調は良くなりました。
午前中の部活は課題曲(春風)ほか新曲の譜読み。
まあ何とか通るけれど、これから長くつきあう曲だけに、じっくり、ごまかさず
取り組んでいきたい。けっこう使えるマーチだとは思う。
それにしても週末は出席率が良くないよなあ。この辺、まだまだ問題あり。

PJBEを聴き終えた後は、ルチアーノ・ベリオの作品集。
『ゼクエンツァ』など何曲か聴いたことはあるけれど、まとめて聴き込むのは
これが初めて。楽しみ楽しみ。
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ばかじゃないの!?

2005年03月26日 | Weblog
送別会シーズンの締めくくり、全体送別会が昨晩あったが、
折からの寒気のせいか、急に寒気がしてきて、急遽途中で抜け出した。
帰ったら38度ちょっと。布団をかぶってがたがた震えながら
一晩、少し体調は戻ったが、今日は一度出勤してあちこちに指示を
出してから、家で休むことにした。
考えてみれば3月は1日も休んでおらず、カミさんからは
「だから休めって言ってるでしょ。ばかじゃないの!?」ときつーい
お小言を食らってしまいました(苦笑)。

車の中ではPJBEのCD。前にも書いたが、本当にバランスがいい。
金管アンサンブルの父であり、母であるこのグループの存在は、本当に
偉大だったことを痛感させられる。
個人的には、中学校の時教育テレビで観たPJBEのライブ放送を今でも覚えていて、
あの映像をもう一度見たいなあと、しみじみ思う。

さ、今日は帰って寝る!
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やれやれ2

2005年03月25日 | Weblog
昨日、ようやく年度末の書類一式提出完了。
まあチェックが入って訂正するのは覚悟の上だが(苦笑)。
追試で引っかかってしまった生徒の指導を始めたところボロボロ
泣き出してしまい、事情を聞くと、今まで全然聞いたことのなかった話が次々と・・・。
後一週間もないのに、大丈夫だろうか?もう一人別件で心配な生徒もいて、
久しぶりのの休肝日だというのによく眠れず、朝4時半頃には目が覚めてしまいました。

そんな中TOWERに注文していたCDが届き、早速NAXOSの黛作品集を聴く。
いやあ、面白いなあ。
1曲目の『シンフォニック・ムード』。実に開放的な音楽が鳴り響く。
解説によるとこれが管弦楽作品としては処女作とか。やはり天才肌だったんだろう。
一方『舞楽』は、日本的なものと西洋的なものが見事に混在した音楽になっている。
これはもっと取り上げられるべき作品だと思う。
で、『曼荼羅交響曲』のさわりを聴き始めたところで職場に到着。
それにしても、オケが上手い。1000円のCDでこれなら、評判がいいのもうなずける。

さて今日も心配事が増えるだろうか?
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やれやれ

2005年03月23日 | Weblog
通知票ほかの文書処理に充てようと思っていたのに、
追試不合格の生徒が出るわ、クラブで楽譜の整理をさせたら、
出るわ出るわ未整理の楽譜が山ほど(苦笑)。
廃棄処分しなければならない楽器もたくさんあるし、ああ大変。
今日初めて自由曲の譜面を渡したが、さてどうなることやら。
明日から新年度に向けての本格的な活動開始!

さて昨日からカザルスの『無伴奏チェロ組曲』(バッハ)を数年ぶりで聴いている。
1本の弦から、何と豊かな旋律と響き、そしてイマジネーション豊かな音楽が
生み出されることか!録音こそ古いものの、まさしく人類の遺産だろう。
最近自覚してきたのだが、新しい分野を切り開いたパイオニア的な人物に心惹かれる
傾向があるらしい。タンゴに革新をもたらしたピアソラとか、「悪魔に魂を売った」
ブルースマン/ロックの始祖ロバート・ジョンソンとか、ジャズの地平を果てしなく
広げていったマイルス・デイビスとか。吹奏楽だとやはりフェネルになるだろうか。
彼らの遺産にどっぷり浸りながら、音楽と共に生きていきたいと思う。
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終わった!!

2005年03月22日 | Weblog
21日、合同演奏会が無事終了。
客は100人入ればいいかと思っていたが、150人前後は入ったらしく、
ほとんど宣伝できなかった割には上出来。
準備期間が本当に短かったものの、演奏会そのものは上手くいきました。
マツケンサンバ~ジャパグラⅣと続いた最後は、お客さんもけっこう
ノッてくれ、『サライ』のルミカライトも感動的だった。
アンケートも大好評で、ホッと一安心。
もっともウチのカミさんからは、ウチの学校の演奏について
「1曲目のマーチ風の曲さあ、音の頭がはっきりしなくて今イチ」って、
マーチを演奏したんだけど・・・(苦笑)。
まだまだ音に芯と張りがないのがよーく分かった。
指揮と司会を担当し、原稿はほとんど準備できなかったため、司会は8割方
アドリブで臨んだが、噛むわ間違えるわで大変だった。反省してます。
後半はお客さんの反応もよく、和気藹々と進行できたので良かったけれど。
今回の合同演奏会で得られたものは本当に大きかったと思う。
自分自身、いかに準備不足で本番に臨んでしまったか、痛切に身にしみた。
まだまだ勉強である!
何はともあれ、関係者の皆さん、おつかれさまでした。

※合同演奏会プログラム
■第1部 I中・高等学校吹奏楽部
1 音楽祭のプレリュード(A・リード作曲)
2 沈める寺(C・ドビュッシー作曲/arr.山本教生)
3 ふるさと(山田耕筰作曲/arr.佐藤正人)
4 ジョージア・オン・マイ・マイン(H.カーマイケル作曲)
5 スモーク・オン・ザ・ウォーター(R.ブラックモア作曲)

■第2部 M高等学校吹奏楽部
1 国民の象徴(E.E.バグリー作曲/arr.八田泰一)
2 卒業式メドレー 蛍の光~卒業写真(arr.後藤洋/小長谷宗一)
3 誰も寝てはならぬ~オペラ“トゥーラン・ドット”より~
         (G・プッチーニ作曲/arr.R・v・ベリンゲン)
4 マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン~映画『タイタニック』愛のテーマ
(J.ホーナー作曲/arr.R.ソーシード)
5 アラモ・マーチ(キング作曲/arr.スウェアリンジェン)
■第3部 合同演奏
1 トランペット・ヴォランタリー(H・パーセル、J・クラーク作曲/arr.R.クレイ)
2 バンドのための民話J・A・コウディル 作曲)
3 マンシーニ・マジック(H・マンシーニ 作曲/arr.ブルベイカー)
4 マツケンサンバⅡ宮川彬良 作曲/arr.小島里美)
アンコール 
  ジャパニーズ・グラフティⅣ
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本番前日

2005年03月20日 | Weblog
本日が最後の合同練習&リハーサルの日。
午前中にパート練習が入ったので、このブログを書いています。
それにしても、今日になって一人打楽器パートのメンバーが
明日の演奏会に参加しないことが明らかになりました。
私は何も聞いてなかったぞ(怒)!もう一人の打楽器メンバーも、
週末はずっと欠席中。それにTrbでも一人、休日となると顔が見えなくなる
メンバーがいる。他のメンバーが意欲的に取り組んでくれているだけに、
ギャップがことのほか目立つ。
なあなあで済ませたくないなぁ。

今朝はゲルギエフの『シェエラザード』2楽章を聴いてきた。
この曲は高1で初めて聴いた東北大会で、仙台一高がすばらしい演奏を
した想い出の曲。今でもあの青いブレザーが印象に残っている。
そしてゲルギエフ。細部にこだわりながらも、全体の流れを停滞させない推進力。
大変濃い演奏で、私好み。確かこれ1枚しか持ってないと思ったが、
大好きです。『春の祭典』もすごいと聞いている。
『ボリス・ゴドゥノフ』を聴きたいのだが、高い・・・(苦笑)。
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輝夜姫

2005年03月19日 | Weblog
石井真木の『輝夜姫』。
序奏は龍笛、笙、篳篥などの和楽器で幻想的に始まり、
中間部はにぎやかな祭のシーンで打楽器群が活躍、そして
打楽器アンサンブルだけのシーンに続き、最後はまた和楽器へ。
終結部のトラックが始まるところで学校に着いてしまい、最後まで
聴けなかった。残念。
バレエ音楽とのことだが、踊り付で観てみたいものである。
そういえば、彼の『祗王』という作品もずいぶん昔に聴いて印象に残っている。
『モノクローム』や『モノプリズム』はまだ聴いたことがない。

新年度の体制がどんどん決まってきたが、まだまだ年度末の作業は終わっていない。
昨日も会議が長引き疲れたので、つい勢いでTOWERに注文(笑)。
黛の作品集(NAXOS)とベリオの作品集、それと懐かしのフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの
CD、合計3千円也。
ブレーンから、野庭高校の4枚組CDが7千円で出るとのことだが、割安だけど、
うーん、どうしよう。後期の演奏には好きなものが多いのだけれど。
『アパラチア』とか、『ファンタジー』とか。前期はちょっと(苦笑)。
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打ち合わせ他

2005年03月18日 | Weblog
昨日の夕方、コンサートの会場に行って打ち合わせ。
何しろ初めてのホールなので勝手が分からない。
キャパ500のこじんまりした空間がちょうどいい感じ。
一緒に演奏する学校の顧問が「今度はここで定演やろうかなあ。」と
言っていた。
打ち合わせが終わるとその足で送別会②。5人しか出席しなかったが、
人事の話等で逆に盛り上がった(笑)。

帰りは代行。
CDは『ピアソラ・ボックス』の1枚目。歌が聴こえてきたのは覚えている。
思えば95年頃、何気なく買ったクレーメルの『ピアソラへのオマージュ』で
ハマり始め、その後10枚以上はCDを買っただろうか。
誰のまねでもない、ピアソラだけの音楽がかっこよかった。
『ブエノスアイレスのマリア』のライブを聴いたことがあるが、
やっぱりよかったなあ。

今朝の車ではなぜか石井真木の『輝夜姫』のさわりだけ。
これも久しぶり。
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