元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

暑い・・・

2005年07月31日 | Weblog
今日は日中雨の予報だったのに、見事にハズレ。
東京と比べれば涼しいのだろうが、それでもやっぱり暑い。
今日の午後の課外はエアコン付きの教室だが、そうでない日は辛い。
部活の時間と重なるため、今日は練習を見られない。
明日からの3日間、どれだけ出来るかが勝負だろう。
でも、模試その他で人が揃わないんだよなあ・・・(苦笑)。

車ではミケランジェリのベートーヴェン・ピアノソナタ集。
作曲家によって音色が変わるのが手に取るように分かるのが面白い。
そうか、音色って変えられるものなんだよな。
吹奏楽では、この辺の意識は乏しいなあ。
最後の32番はめちゃくちゃ渋かった。外にアピールするのではなく、
ひたすら内省を重ねているかのような印象。
シンフォニストとしてのベートーヴェンとはまた違う顔があるのを
初めて実感した思いがする。
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土曜日だった・・・

2005年07月30日 | Weblog
今朝もいつも通り7時過ぎに来たら、まだ学校は閉まっていた。
そうか、今日は土曜日。週末は学校が開くのが8時というのを
すっかり忘れていた(苦笑)。休みにはいると土日が関係なくなるので、
どうもいかん。明日はゆっくり出勤することにしよう。

今日は3日ぶりの部活。休んだ生徒もけっこういたようだ。
まあ、わざとゆるめたのだからある程度は仕方がない。また生徒達も、
この時期コンクールに向けてどう取り組んだらよいのかなかなか勝手が
つかめていない。課外授業の関係で自由に使える教室は限られるし、
3年生は進路の方で忙しくなるし・・・。
ここを乗り切ってこそ、価値あるステージが生まれる。出られない1年生も含め、
全員で県大会に臨み、最高の演奏を披露できるよう頑張りたい。

車では、また花輪高校のCDを聴いている。一種の麻薬かな(笑)。
さて次はこの間飛ばしてしまったクライバーの『オテロ』の続きでも
聴くことにするか。
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きつかった・・・

2005年07月29日 | Weblog
昨夜突然寒気に襲われた。「来たか!?」
速攻パジャマに着替え、娘のお風呂もカミさんに任せて
夜8時には布団にはいる。疲労の蓄積で足が痛み、演奏会の後遺症で
肩も痛み、満足に寝返りも打てない(涙)。
長い夜だった・・・。
明けて出勤し、課外授業をこなしたが疲労が取れず、ついに保健室を開けて
2時間ほど仮眠させてもらった。ようやく疲労のピークは越えたらしい。
「お父さん、ちゃんと休みましょう」とカミさん。
分かっちゃいるんだけど・・・(苦笑)。

昨日レハールのオペレッタ集が届き、早速『メリー・ウィドゥ』から
聴いている。なるほど耳に優しい、楽しい曲がずらっと並んでいる。
今年は『微笑みの国』が新作としてリリースされているそうだが、
ますます吹奏楽でオペレッタのアレンジものが流行るかも。
それも善し悪しと思うけれど(苦笑)。

明日からコンクール県大会に向けての強化練習が始まる。
9日間、頑張りたい。
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初日終了

2005年07月28日 | Weblog
1日目は課外その他の準備と、1年生の再オーディションで終わる。
連絡が徹底せず若干名だけとなったが、一月前とはずいぶん音が変わっている。
文字通り日に日に成長しているのがよく分かった。
さて今日はどうなるか?

吹奏楽を聴き続けるとさすがに飽きてくるので、再びミケランジェリ。
今度はシューマンの『謝肉祭』。
当たり前だがショパンとは響きも流れも違うんだなあと実感。

今日レハールのオペレッタ集が届く。9枚組で8千円ぐらい?
今度はヤナーチェクのオペラ集を買うつもり。
来週にはハチャトゥリアン全集が届く予定。
我ながらよく続く(苦笑)。
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夏休み

2005年07月27日 | Weblog
本日から夏休み、というか授業がなくなる。
通常勤務ではあるけれど、まあ少しは楽。
その代わり明日から課外授業を受け持つことになる。
クラブは今日から3日間オフにした。先月中旬からずっと休みなく
活動してきて、ちょうどいい区切りになる。
月末からコンクールに向けて活動を再開し、コンクール終了後は
文化祭&マーチングフェスティバルに向けての活動がメインになってくる。
2年生中心の執行部体制にも切り替わることだし、新しい1年が
また始まるなあ。やりたいことは山ほどあるけれど、まず一つ一つ課題を
片づけていきたい。

昨日からずっと吹奏楽のCDを聴いている。
埼玉栄高校の演奏会ライブと、往年の福島・原町第二中学校のコンクール演奏。
特にも原町二中の演奏は興味深い。

※ちなみにコンクールとアンコン両方で5年連続全国大会出場、という
快挙を果たした学校である。アンコンは正確には6年連続になるか?

全国大会に出場し始めた頃は、透明度は抜群なのだがどうにも軽い響き。
それが2年連続金賞を受賞する頃にはどっしりとした質量感をも兼ね備えた
響きに変わっていく。最後の年の『スペイン狂詩曲』はライブで聴いたが、
同じ年に同じ曲を取り上げた習志野高校に勝るとも劣らない演奏だった。
あれ以来顧問の阿部裕治先生は表舞台に立つことはないけれど、
一時代を画した指導者として、長く記憶に残ることだろう。
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演奏会翌日

2005年07月26日 | Weblog
肩が痛くて眠れなかった(苦笑)。
力が入っていたんだなあ。カミさんからは「力みすぎ」ときつい一言。
やっぱり昼頃には極度の疲労に襲われてしまった。なかなか疲れが取れない
7月である。
放課後は差し入れをほおばりながら演奏会の反省。
チェックポイントは山ほどあるのだが、来年に向けてこれからまた一つずつ
積み重ねていかねば。余談だが、今年から副顧問になってもらったS教諭が
とてもいいことを言っていた。「大人と子供の違いは何か。それは重い荷物と
軽い荷物があった時、まず重い荷物から運ぶのが大人だ。」
けだし名言。ネタにさせてもらおう(笑)。

ショパンのあとは突然埼玉栄高校吹奏楽部のCD。
この20年来全国トップで活躍しているバンドだ。『ダフニス』の再演、
シュワントナーの初演、近年ではチェザリーニ作品や『ミス・サイゴン』を
取り上げるなど、コンクールを通じて全国に与えてきた影響はかなり大きい。
実は私の吹奏楽修行の旅は、'92年の春ネムのバンドクリニックに向かう途中
埼玉栄の練習を見学させてもらった所からスタートしている。
内容については長くなるので割愛するが、まさしく目からウロコが落ちた。
「こんなに上手な学校が、こんなに基礎的なことを、こんなに徹底して
練習しているなんて・・・(絶句)。」
当時の偽らざる感想である。
あれから演奏会に何度も通い、埼玉県吹連主催の「楽曲研修会」にも
時には東北からただ一人(!)参加したことものだ。
顧問の大滝先生は心の師匠の一人である。
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終わったぁ

2005年07月24日 | Weblog
本日演奏会が終了!
いやもう最後は本当に時間がなくて、開演10分前まで
リハが押しました(苦笑)。3部のポップスステージは文字通りぶっつけ本番みたいな
曲もあり、どうなることかと思いましたが、最後はもう若さと勢いだけで押し切った、みたいな(笑)。
2部のマーチングショーはけっこう出来がよかったけれど、
マーチングの練習にすごく時間が食われたのが、3部で苦労した原因の一つ。
どっちも、というのはやはり大変だった。今回最大の反省点。
カミさんからは毎度厳しいチェックが入るのだが、「指揮、力入りすぎ」ときつい一言。
自覚はあるけど、練習不足な曲はどうしても振り回し気味になってしまう。
コンクールに向けて再チェックしたい。
お客さんはここ数年では一番集まり、下手ではあったけれどポップスステージでは盛大な拍手を
もらうことも出来た。生徒達はみな「感動した」、「楽しかった」と言ってくれていたし、
お客さんのアンケートもざっと目を通したところ、かなり好評なようだった。
今年の(山ほどある)反省点をしっかり記録し、来年につなげたい。まずは生徒諸君、
おつかれさまでした。

演奏会の真っ最中だというのに、カーCDにはミケランジェリのショパン作品集。
生まれて初めてショパンを聴いているが、ピアノで音楽を語っているのがよくわかる。
今日ピアノソナタ『葬送行進曲』を聴いたが、うーん、こういう音楽だったのか。
聴き込むほどに何かが分かりそうな気がする。
そういえばミケランジェリで最初に聴いたのはモーツァルトのピアノ協奏曲第15番。
モーツァルトのPコンは全く未知の分野だったのだが、これが意外なほど面白く聴けた。
そうかー、よく知っているつもりの作曲家でもまだまだ知らない曲があるものだ。
今度はシューマンでも聴いてみるか。
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2日前

2005年07月22日 | Weblog
2日前だというのに、昨日も合奏は出来なかった。
あとは本日1日だけ!しんどい。
演奏会のパンフレットが出来上がったが、これが誤植とミスの嵐!
時間不足で校正が詰められなかったのが原因らしい。あとはまた時間をやりくりして
手直しするしかない。生徒達はかなり寝不足状態のようだ。
あと2日。
今日はやっと合奏が出来る(予定)。

昨日は帰りの車で『タンホイザー』より、ヴェーヌスブルクの音楽。
これは聴いたことがなかった。考えてみれば、ワーグナーは本当にさわりしか知らない曲
が多いんだなあ。
今朝はなぜかハチャトゥリアンの『シンフォニー・ポエム』。オルガンの響きで
車内が共鳴していた。この曲を吹奏楽で演奏した、というのがそもそもすごい。
我が県でもどこかやらないものか?
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波乱!?

2005年07月21日 | Weblog
昼に生徒と話し合い。
「本番が近くて焦ってるのに、何をしていいか分からない」、「先生達にはもっと支えになって欲しい」、
「先生とコーチの間でもっとコミュニケーションを取って欲しい」
・・・、大粒の涙をこぼしながら、生徒達の口から堰を切ったように意見が次々と出てきた。
正直今年は意識して生徒との距離を保ってきただけに、こういう声が出るのもある意味予想はしていた。
正面からぶつけられると最初は多少動揺もしたけれど、落ち着いてみると、気持ちの高ぶりや不満を
我々顧問にぶつけたくなるほど彼らの気持ちが高まっているということでもある。
ある意味ではうれしいことだった。そして、一つのことにこんなにもストレートに夢中になれる
彼らをうらやましいとも思った。準備期間はあと3日しかないが、生徒達と一緒にいいステージが
実現できるよう、力を振り絞って頑張りたい。

一方夜には延び延びになっていた吹連の講習会企画打ち合わせ。
やっと骨格が見えてきたが準備はこれから。まだまだ息は抜けない。

車ではカラヤン/フィルハーモニア管のR.シュトラウス作品集。
オケが上手い!Hrはやっぱりブレインだろうか。オケのプレイを聴くのは初めてかもしれない。
カラヤンの目と耳が隅々までオケをコントロールしている様が手に取るように分かる。
好き嫌いは別にして、やはり彼は真の「マエストロ」だったんだなあと実感。
曲は『ティル』と『ドン・ファン』。
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演奏会5日前

2005年07月20日 | Weblog
合宿の疲れ取れず、昨日も休み休みの仕事となる。
生徒達はいよいよ目が血走ってきた感じ。衣装のことでちょっとしたトラブルがあった。
生徒は切れかかっていたが、こちらが黙って話を聞いてやると、最後には落ち着きを
取り戻してくれた。今が疲労のピークだろう。
自分の曲の合奏が最後の20分ほど。まだ通らない。厳しい(苦笑)。

スヴェトラーノフの『メロディ』というCDを聴く。彼のピアノと指揮。
無骨だが深いピアノ。オケでは『ヴォカリーズ』。やはり吹奏楽で演奏してみたい曲だ。
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