娘が部活に行き、カミさんと二人リビングでのんびり過ごす週末の午前中。
午後、高校ラグビー決勝戦(盛工-黒北)をテレビで観戦する以外、何も予定がないw。
さて書きたかったことを幾つか。
1)一昨日書いた吹奏楽ネタの続き。
邦人作品をまとめ聴きしたのに合わせて、気に入ってHDDにダビングしている吹奏楽コンクールの演奏を聴き直してみた。
花輪高校@小林久仁郎先生とか
秋田南高校@高橋紘一先生&小林久仁郎先生とか
日進中/日進西中@清野雅子先生とか
札幌白石高校@米谷久男先生とか
洛南高校@宮本輝紀先生とか
最近、ブレーンから『レジェンダリー・リターンズ』とかいうシリーズが出たらしいが、ラインナップを見ても今イチ食指が動かず(>_<)。
要は、上に挙げた学校を指導された先生方の音楽が好き、という事なんだろうなあ。
特に、小林先生と清野先生の演奏は、ここ10年で一番影響を受けた気がする。
小林先生の事はこのブログでも何度も何度も書いたことがあるが、初めて聴いたのは1978年の東北大会でのラフマニノフ・交響曲第一番(4楽章)。
この時のLPレコードは、何十回、何百回聴いたか分からない。
それから、1991年の『三角帽子』、1994年の『竹取物語』&1995年の『舞楽』@秋田南高校と、文字通り衝撃的な演奏を聴かされたものだ(すべて東北大会)。
その後、実際にお話を伺う機会を得、多少なりともお付き合いさせていただいたのは、本当に幸運なことだった。
清野先生とは、東北吹奏楽指導者講習会で一度だけお会いしたことがある。
確か『さまよえるオランダ人』を取り上げた翌年の事。
なぜワーグナーを取り上げたんですか?、と聞いたところ、
「いや、特に何も考えてなくて、ただやりたいと思った曲をやっただけです」
とポロっと答えられたのが、とても印象的だった。
その後、2016年の『イタリア奇想曲』@日進西中を生で聴いて、本当に感激した(なぜ銀賞!?)。
すっかり大ファンとなり、日進中と日進西中の全国大会の音源を全部買い揃えてしまったりしてw。
長らく吹奏楽と付き合っているが、生でも録音でも、心を揺さぶられるような演奏と出会う機会はそうそう訪れない。
古くても新しくてもよい、音楽が伝わってくる演奏を探し続けようと思う。