結局夜中に起きられず、そのまま朝までぐっすり(苦笑)
早起きしてこちらを観て埋め合わせ↓

vol.4 What Makes Music Symphonic?
WAM交響曲41番、PIT同4番、JB同2番のそれぞれ終楽章を用いて、「シンフォニーのつくり方」を分析していく内容。
これって、今どきの小中高大吹奏楽部員、それに一般の吹奏楽団員の方々が観ると面白いのではないかなあ。
音楽/作曲の「理屈」の部分が丁寧に解説されていて、凄く分りやすく伝わる。
この観点で観ると(聴くと)、最近のコンクール自由曲で多く取り上げられる「コンクール向け邦人作品」の大半は、劇伴、あるいはメドレーでしかない事がよく分る。
いやそれでも内容が素晴らしければいいのだが、クオリティも高くないものが殆どな訳で(呆)
私は偶々大学オケでクラシック音楽の名曲の数々と出会う事が出来た(PIT4番はコバケンの指揮で実際に演奏した!)が、そういった機会のないまま、いや知る事すらないまま音楽人生を送ってしまったら勿体ない事この上ないと思う(T_T)
ということで、『わが祖国』@高関さん&仙台フィル。

『わが祖国』はWオケでの最後の演奏会の演目で、おまけに指揮はZ.コシュラーさん!
忘れられるはずもないw
初めて仙台フィルの演奏会に行ったのが、多分8年ほど前のバッティストーニ指揮の演奏会だったと思う。
P.ヴェロのDSCHやら新ヤマカズのWAMやら高関さんの矢代のシンフォニーやら、コロナ禍以前に片手では足りない位は聴きに行っただろうか。
今回はコロナ禍以来約5年ぶりの演奏会だったが、管楽器セクションが随分若返った印象がある(特にブラス・セクション)。
そして、上手くなった(^^;)
逆にHrは読響を退団された山岸博さんが大ベテランとして客演首席に招かれ出演されていたが、これがまた素晴らしい出来!
終曲『ブラニーク』で木管とHrが絡む場面は大層美しかったが、聴いているとWオケの同期の仲間たちの顔が思い出されてしょうがなかった。
そしてクライマックスからコーダーへ。
客席から観ている高関さんの姿とHrの席から見ていたコシュラーさんの姿が重なって、思わず涙ぐんでしまった。
あれから40年近く経ってしまったが、音楽はやはり美しく、また壮大でもあった。
また仙台通いを再開するとしよう(^^)b
続きはまた後で。