元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

5月7日

2020年05月07日 | 読書

#7日間ブックカバーチャレンジ 6日目

 

基本的に小説はあまり読まないが、例外的に結構読んでいるのがミステリー/ハードボイルド系。

最近だと『ミレニアム』シリーズや『特捜部Q』などの北欧系ミステリーが面白いが、
元々読み始めたのはチャンドラーとハメット。

今でもたまに読み返すが、ともに面白い。
特にハメットの『マルタの鷹』は、小説&映画ともに大好き。


それに比べると、チャンドラーのF.マーロウ物は映像化に成功しているとは言いがたいが(唯一『三つ数えろ』【←『大いなる眠り』原作】ぐらいか)、
やはりあの文体の魅力は捨てがたい。


写真は最近の村上春樹訳の物で、これはこれでもちろん面白いが、
最初に読んだ清水俊二訳の方が長年つきあってきただけにより馴染み深い。


村上春樹版も、いずれは全巻揃えたいなあ。


PS

先日読み終わったアルゲリッチの評伝↓

 

本能で音楽の本質を掴み、10代から完成されていたアルゲリッチは、まさしく20世紀を代表する天才の一人だろう。

パートナーよりも友人を大切にし、強いメンタルを持ちながらも本番前の緊張に恐れをなす。偉大なるソリストでありながら、限られた協奏曲と室内楽のエネルギーを注ぐ。

このアンビバレントな性格もまた天才なるが故の事か。

 

綺羅星のごとく、偉大なる演奏家や若き俊英たちの名前が挙がり、読むほどに聴きたくなって困る(>_<)。

 

取りあえずは、S.コバセヴィチとのデュオ辺りかしら(苦笑)?

 

 

 

 

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