さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 張家界と鳳凰の食 その2

2012年05月30日 | 海外旅行
武陵源や鳳凰には少数民族として、苗族(ミャオ族)の他に土家族(トゥチャ族)が住んでおり、街を歩くと土家料理という看板を良く目にします。 土家料理の店には入りませんでしたが、店先を見るだけでも楽しむことができました。 これは武陵源のホテル脇にあったレストランの看板です。 左にある土家三下鍋というのは、張家界の名物料理のようです。ツアーの食事で出されたのかもしれません。 問題は、その右で、蛇料 . . . 本文を読む

さすらいの風景 張家界と鳳凰の食 その1

2012年05月29日 | 海外旅行
海外旅行の楽しみの一つに、食事があげられます。 今回の旅行先の張家界の地方からいうと、湖南料理ということになります。 湖南料理は、唐辛子を多用して、四川料理と並んで辛い中国料理の代表とされるといいます。 実際には、観光客向けということで、辛さが抑えられており、そのためか、ただ塩辛いといった味付けのものが多かった気がしました。 これは、張家界市内のホテルでの夕食です。張家界でも設備の整ったホ . . . 本文を読む

さすらいの風景 芙蓉鎮から張家界

2012年05月28日 | 海外旅行
芙蓉鎮は、張家界と鳳凰との中間部にある古い街です。 もともとは、王村と呼ばれ、土家族の頭である土司王の歴代の都でした。ところが、中国の文化大革命時代を舞台にした映画「芙蓉鎮」がここで撮影されて評判になったため、「芙蓉鎮」と呼ばれるようになりました。どうも中国では、観光客を集めるために、軽々しく街の名前を変えてしまうことが多々あるようです。 石畳の敷かれた坂道に沿って街が広がっています。 . . . 本文を読む

さすらいの風景 鳳凰古城 その7

2012年05月25日 | 海外旅行
対岸に渡ってから、川岸の道を夜景を眺めながら歩きました。 北門城楼と遊覧船の船着き場の眺めです。 川岸に並ぶ吊脚楼も昼間とは全く雰囲気が違っています。 夜景撮影には面白い場所ですが、外国人観光客はいないようです。 写真では伝えることができませんが、川岸には大音響で音楽を流す店が多く、お祭り状態でした。川岸の民宿に泊まったとしても、これでは寝ることはできそうもありません。民宿 . . . 本文を読む

さすらいの風景 鳳凰古城 その6

2012年05月24日 | 海外旅行
今回の旅の予習として、ネット上で旅行記を見ると、鳳凰古城の夜景は素晴らしいことが判り、是非とも夜景の見物を行いたいと思っていました。ツアーには夜景見物は含まれていませんでしたが、ホテルからは少し歩けば良い距離であったので、夜の自由行動として出かけました。 鳳凰古城の入り口にあたる文化広場に到着してみると、集団で健康体操のような踊りを行っていました。 広場の鳳凰もライトアップされていました。 . . . 本文を読む

さすらいの風景 鳳凰古城 その5

2012年05月23日 | 海外旅行
昼食後に虹橋に戻りました。 二階は、展望のできる休憩所になっています。 沱江(だこう)の眺めが広がっていました。 河岸に沿って並ぶ吊脚楼の民家が独特の景観を見せています。 跳橋も遠くに見えています。 下流方向の眺めです。船の上からとは少し違った感じがします。 万名塔の眺め 沢山の船が、乗船場へ戻っていました。 虹橋の一階部は、店が並んでいます。ツアー . . . 本文を読む

さすらいの風景 鳳凰古城 その4

2012年05月22日 | 海外旅行
跳橋の脇に沱江(だこう)遊覧の乗り場があります。 一船には十人ほどが乗り込めます。 河に沿って並ぶ住宅は、「吊脚楼」と呼ばれる建築様式で建てられています。 山間に住む苗族(ミャオ族)は、一階は家畜の飼育と焚き木をの貯蔵、二階は人の住まい、三階がある場合は穀物の倉とする高層住宅を伝統的住まいとし、これを「吊脚楼」と呼びます。 鳳凰古城では、城壁と川の間の狭い空間に家を建てるため、川の . . . 本文を読む

さすらいの風景 鳳凰古城 その3

2012年05月21日 | 海外旅行
北門城楼を下りて城門をくぐると、沱江(だこう)の川岸にでます。 沱江には飛び石を並べた橋があり、これは跳橋と呼ばれて鳳凰古城の代表的風景になっています。 川岸からの眺めは視界が限られているので、跳橋を渡ってみましょう。 下流方向の眺めです。奥に虹橋が見えています。 北門城楼と川岸に並ぶ古い民家が時代を遡ったような眺めを見せています。 川岸に並べられた船は遊覧船で、この . . . 本文を読む

さすらいの風景 鳳凰古城 その2

2012年05月18日 | 海外旅行
鳳凰古城のメインロードである東正街を進んでいくと、東門城楼にいきあたります。 東門城楼に上がることになりました。鳳凰古城の通りは自由に歩けますが、何か所かある入場スポットは有料になります。 東門城楼からは、城壁が延びています。川に沿って城壁が設けられていますが、城壁と川の間に民家が立ち並んでいます。 城楼の指揮官の座席のようです。 武器も展示されていました。 大砲が置 . . . 本文を読む

さすらいの風景 鳳凰古城 その1

2012年05月17日 | 海外旅行
鳳凰古城は、春秋戦国時代から清代に至るまで、この地方の軍事政治の中心として繁栄した城塞都市で、当時の風景がほぼ完全な形で残されています。ただ、ガイド・ブックには、地球の歩き方を含めて掲載されておらず、武陵源と組み合わせたツアーで訪れることになることが多いようです。 鳳凰古城は、「中国で最も美しい小城」と、ニュージーランドの著名作家アイリー氏に称賛されたという紹介が見受けられますが、このLouis . . . 本文を読む

さすらいの風景 南方長城

2012年05月16日 | 海外旅行
鳳凰古城の見学の前に、まず南方長城を訪れました。南方長城は翌日の予定でしたが、この日は丸一日を鳳凰古城に当てることができるため、前倒しすることになりました。 南方長城は、鳳凰の街から10kmほどの郊外にあります。 南方長城は、明代(1554年)から68年の年月をかけ建てられ、南は貴州省の銅仁から北は吉首まで総距離380キロメートルにも及ぶ中国歴史上の一大土木工事に数えられます。 良く知られて . . . 本文を読む

さすらいの風景 鳳凰

2012年05月15日 | 海外旅行
鳳凰は、湖南省の湘西自治州にあり、張家界からはバスで5時間ほどの距離にあります。「鳳凰古城」と呼ばれる昔ながらの街並みをそのまま残す貴重な古街があることから観光地になっています。 昼食をとってから武陵源を出発し、途中、二回のトイレ休憩をはさんだため、鳳凰の到着は夜になっていました。 泊まったホテルは、天下鳳凰大酒店でした。残念ながら、部屋はこの本館ではなく、左奥の別館でした。従業員宿舎の並びに . . . 本文を読む

さすらいの風景 武陵源・金鞭溪

2012年05月14日 | 海外旅行
黄石塞から下山し、登山口が同じになる金鞭溪を歩きました。金鞭溪は、溪谷沿いに全長5700mの遊歩道が整備されていますが、観光客は、時間の制約もあって、金鞭岩まで進んで引き返すようです。 40分の自由時間になったので、金鞭岩を目指して歩きました。 雨が降り出して、傘をさして歩きました。 溪谷を見下ろす岩峰には、雲がかかっていました。晴の日では眺められない風景です。 溪谷の奥に見えてい . . . 本文を読む

さすらいの風景 武陵源・黄石塞

2012年05月11日 | 海外旅行
武陵源観光の二日目は、朝から本降りの雨になりました。朝一番に、ツアーで我慢しなければならない土産物屋につれこまれましたが、その後に武陵源に向かうと、雨は小降りになってきました。 この日は、まず黄石塞地区を見学しました。 麓の広場からも岩峰が見えています。 一旦シャトルバスに乗ってロープウェイ乗り場に向かいました。幸い、待ち時間もほとんど無く、ロープウェイに乗り込むことができました。 . . . 本文を読む

さすらいの風景 張家界少数民族ショー「魅力湖西」 その2

2012年05月10日 | 海外旅行
ショーの続きです。 芽古斯(モグス) 土家族 ダンスと雑技 モグスは、土家族語で「祖先の物語」という意味で、生殖器信仰によって祖先を祀って、来年の豊作を祈るといいます。 踊りの解説とはかけはなれて、アバター風の背景で、リボンアクロバットが繰り広げられました。 「キョンシー・英雄帰還」 粗筋が良くわからなかったのですが、外国との戦いで死んだ兵士が . . . 本文を読む