白馬岳から見た剱岳
新田次郎の小説「劒岳 点の記」が映画化されて、見てきた者も多いようで、ブログでも関連記事をよく見かけるようになっています。
私といえば、山でいそがしくて映画に行く暇がないので、映画館では見逃しそうですが。
この話は、明治時代末期、陸軍参謀本部陸地測量部(現在の国土地理院)が、測量のために剱岳に初登頂した際の実話を基にしています。
剱岳は、三等三角点峰になっていますが、困 . . . 本文を読む
土曜日に晴天が巡ってくるというので、大雪渓から白馬岳へ、日帰りで歩いてきました。
今回の目的は、ツクモグサとウルップソウです。この二つの花は、北海道をのぞくと、本州では八ヶ岳と白馬岳だけに咲きます。白馬岳は、これまで、梅雨明けの夏山シーズンに登ってきたので、咲き残りのウルップソウはともかくツクモグサは見る機会がありませんでした。
大雪渓は、十本爪アイゼンを使用しましたが、ピッケルは持っていった . . . 本文を読む
岩木山は、以前にも日本百名山廻りとして登っていますが、この山の特産種であるミチノクコザクラを見ていなかったので、花を目的に出かけることにしました。
まずは、弘前を目指して東北自動車道を北上しますが、このドライブが一番の難関です。さすがに弘前は遠い。
花を見られるのは、岩木神社からの百沢コースのようですが、今回は岩木山百沢スキー場の駐車場から歩きだして、少し時間の短縮をしました。
スキー場から . . . 本文を読む
庚申山でコウシンソウを見た翌日は、日光千手ヶ浜のクリンソウを見ることにしました。千手ヶ浜のクリンソウは、花の時期にはニュースにも取り上げられて人気が高いようです。
千手ヶ浜へは戦場ヶ原から低公害バスが運行されていて、歩かなくても訪れることはできますが、高山を越えていくことにしました。
竜頭の滝上の駐車場から湯川を渡った先に高山の登山口があります。
林の中に進むと、鹿避けの柵が現れます。戦 . . . 本文を読む
庚申山は、足尾の奥にある岩山で、江戸時代から明治にかけて庚申講登山が盛んに行われた信仰の山です。日本百名山として人気の高い皇海山は、康申山の奥ノ院という位置づけになっています。
コウシンソウは、庚申山で発見され、ここでしか見られない特産種です。以前、庚申山から皇海山へと歩きましたが、ロングコースで時間的余裕はなく、コウシンソウの花を探せずに、見ないままになっていました。今回は、コウシンソウの花が . . . 本文を読む
この週末は、ミチノクコザクラを見に岩木山に行ってきました。
ミチノクコザクラは、岩木山の特産種です。
高山植物の中でも、サクラソウ科の花は好きなので、他の花の写真もまとめてみました。
ハクサンコザクラ (朝日岳 7月28日)
ヒナザクラ (月山 7月7日)
エゾコザクラ (旭岳 8月1日)
ユキワリソウ (庚申山 6月14日)
オオサクラソウ (唐松岳 8月13日 . . . 本文を読む
尾瀬の花を楽しんだ後は、ツツジの花を楽しもうと那須の山を歩くことにしました。野宿場所と翌日のコースを考えて、沼原から白笹山、南月山、茶臼岳、姥ヶ平という周回コースにしました。以前にもこのコースは歩いているので、気楽に歩くことができます。
夜中の雨も朝にはあがっていました。駐車場からは白笹山が見えていました。
白笹山への登りの傾斜が増すようになると、登山道の脇にシロヤシオが目立つようになりま . . . 本文を読む
雨の日でも楽しめる山というと、まず尾瀬が思い浮かびます。季節に応じて移り変わる花を楽しめますが、丁度トガクシショウマの花が盛りのはずです。
新潟から出かけるのに一番近い、小沢平から渋沢温泉小屋経由のコースで尾瀬に入ることにしました。幾つもある尾瀬の登山口の中でも、最も登山者が少なく、駐車場の心配はいらない、お気に入りの登山口です。
他に三台の車が停められていましたが、登山者には出会わなかったの . . . 本文を読む
四阿山の後に甲武信ヶ岳に向かいました。登山口の川上村が近付くと、激しい雷雨が始まりました。これでは、翌日は十文字峠でのシャクナゲ見物で終えても良いかなと思いながら毛木平駐車場の駐車場で眠りにつきました。
翌朝は、雨は上がっており、急いで出発することになりました。
毛木平は、日本百名山巡りの最初期の1993年に訪れたのですが、登山口の駐車場は整備されて様変わりしていました。
林道を歩きだす . . . 本文を読む
十文字峠のシャクナゲが盛りと聞いて、甲武信岳に出かけることにしました。そこで頭をひねったのが、土曜日に登る山です。天気も悪そうなため、一般的な山が良いということで、四阿山と根子岳を登ることにしました。
菅平牧場から周回することにしました。駐車場を利用するには、200円が必要です。
駐車場からは、根子岳の山頂は見えていましたが、この後で、天気は急に悪くなりました。
二つの山のどちらから登っ . . . 本文を読む
土曜日は、懸案になっていたコウシンソウを見に、庚申山に行ってきました。
詳しくは後日として、コウシンソウに出会えたという証拠写真です。ちっちゃな花ですね。
日曜日は、日光に出て、高山に登りました。といっても、本当の目的は、千手ヶ浜でクリンソウを見ることでした。
想像以上に見事なお花畑でした。盛りの花に出会うことができました。カメラマンもめちゃいましたが。
. . . 本文を読む
この週末は、雨でも楽しめる山としうことで、土曜日に尾瀬ヶ原、日曜日に沼原から白笹山、南月山、茶臼岳、姥ケ平の周回を歩きました。
尾瀬には、小沢平から渋沢温泉小屋経由で入りました。
まずは、尾瀬ヶ原の代表的な構図の写真。
尾瀬ヶ原のミズバショウは、終わりかけでした。
代わりに元気なのが、リュウキンカ。
原を黄色に染めていました。
今回のお目当ては、トガクシショウマ。昨年も . . . 本文を読む
報告が遅れましたが、5月23日に歩いた夢見平と天狗山の報告です。
妙高・笹ヶ峰と黒姫山の間の台地には、昔のトロッコ軌道を利用した遊歩道が整備されて、夢見平と呼ばれる湿原が静かに広がっています。ミズバショウなどの花を楽しめるコースで、長短二種類のコースが設定されており、ハイカーも多く訪れています。
天狗山は、遊歩道の入口にあたる乙見湖のダムサイトにたたずむ山です。
笹ヶ峰まで入ると、火打山を目 . . . 本文を読む
インレッドさんの情報によれば、奥秩父・十文字峠のシャクナゲは、この週末が見頃とのことなので出かけてみました。
インレッド 私の山物語
長野県の日曜日の天気は曇り後雨というもの。十文字峠でシャクナゲを見て、甲武信ヶ岳へ縦走することにしました。
縦走の報告は後日として、十文字峠のシャクナゲは満開でした。
花の写真をどうぞ。
朝の6時半とあって、光の . . . 本文を読む