上杉家は、謙信=越後のイメージが強いですが、明治まで藩として保っていた米沢に多くの遺物が残されています。
まずは、米沢城の跡である上杉神社へ。昆と龍は、上杉家の軍旗です。
城跡を示すお堀に囲まれていますが、平城で、戦いに備えたものではなかったようです。
橋を渡って境内に入ると、上杉謙信の銅像がたっています。謙信の像は、栃尾と春日城にもありますが、格好の良いものは、春日城のものでしょう . . . 本文を読む
富神山と長谷堂城址(城山)は、関ヶ原の合戦の際に、上杉軍と最上・伊達軍が戦った古戦場です。
山形周辺には、三角形のおむすび山がいくつもありますが、この富神山もその一つで、体力維持のための登山の場として親しまれているようです。
北側の山王登山口から歩きだしました。急坂の登りを20分ほど頑張る必要があります。
富神山の山頂。
山頂は、山形方面の展望地になっています。
「市街地の中 . . . 本文を読む
来年のNHK大河ドラマは、火坂雅志著「天地人」に決まり、早くも地元の新潟や米沢では盛り上がっています。先ごろより、この小説の主人公直江兼続ゆかりの山城跡などを訪れて、写真を掲載してきましたが、この本を読んだ人はまだ少ないでしょうから、直江兼続の生涯を簡単に紹介しておきます。
兼続は、坂戸城主・長尾政景の家臣樋口惣右衛門の長男として生まれ、幼名は、与六。加冠して兼続となのりました。
なお、その弟 . . . 本文を読む
猛暑が続いております。暑い時は、暑い風景をどうぞ。
スペインというと、闘牛が思い浮かんできます。オペラ「カルメン」の舞台として、闘牛は是非とも見たいものでした。
スペインの闘牛は、復活祭から10月中旬までの日曜日に、マドリッドやバルセロナの大都市の闘牛場で行われます。日程を調整して、日曜日にマドリッドに滞在して闘牛を見ました。
マドリッドの闘牛場は、日本の国技館のように、もっとも格式の高い競 . . . 本文を読む
暑い日でしたね。今日は、愛を確かめに行ってきました。
話変わって、ブリリアントクラシックスのバッハ大全集を買ってしまいました。
幅40センチ、重量3.8キロの、CDセットとしては最大級のものです。
ふたをあけると、155枚のCDが収められています。これで、18578円。1枚あたりは100円ちょっと。これでいいのかという値段ですね。
録音は良く、演奏も良いと思います。
ただ、いつになっ . . . 本文を読む
NHK大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続ゆかりの山城の訪問を続けておりますが、雲洞庵と龍澤寺についても紹介しておきましょう。
雲洞庵は、金城山の麓にある、曹洞宗派の禅寺です。
後に上杉家を継ぐことになる長尾景勝と兼続は、この雲洞庵で学問を学びました。当時の庵主の通天存達は、景勝の父である長尾政景の兄で、景勝の伯父にあたる人です。
入場料300円を払って中に進みます。
最初に赤門をくぐる . . . 本文を読む
三岩岳の翌日は、事情があって坂戸山に登りました。
6時過ぎに登山口に入りましたが、早朝登山の登山者で、駐車場は満員でした。
7時に薬師尾根から歩き出しましたが、暑いのなんの。
汗だらの状態で、なんとか、坂戸山の山頂に登りつきました。
長尾家の山城ですが、現在では、山頂にはお堂が置かれています。
六日町の市街地も眼下に広がっています。
今回は、支城の大城を目指しました。途中の尾 . . . 本文を読む
マドリッドは、スペインの中央に位置し、首都になっています。
ここまでヨーロッパを南下すると、スペイン情緒もあふれてきました。
中心地ともいえるスペイン広場には、ドンキホーテと、その従者のサンチョ・パンサの像があります。塔の中央には、著者のセルバンテスが座って、ドンキホーテを見下ろしています。
ドンキホーテとサンチョ・パンサの像の拡大。
スペインの王宮です。ルネッサンス様式と擬古典様 . . . 本文を読む
この三連休は、仕事が入って二日の休みになってしまいました。人気の山は混んでいるだろうなと腰が引けて、静かな山をということで、会津の三岩岳をめざしました。
写真は、三岩岳山頂です。登ったことのある人は、こんな山ではなかったと思うでしょうけどね。
5時に小豆温泉の登山口を出発。登りは、黒檜沢沿いの新道を使いました。はじめはブナ林の中の歩きが続きます。暑い日になりましたが、旧道合流点へのトラバー . . . 本文を読む
バルセロナを代表する建造物が、建築家アントニ・ガウディの残したサグラダ・ファミリア(聖家族教会)です。最近では、この教会もテレビ・コマーシャルなどで、日本人にも知られるようになってきました。
バルセロンにある他の作品とともに、「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。
実物に対面した時の印象は強烈です。口をぽかんと開けて、ただ見つめるだけ。良いとも悪いとも、考えはうかんで . . . 本文を読む
一気に暑くなりましたね。この週末は、仕事のために二日しか休みが取れなかったので、夏山縦走はできませんでした。
今回、山用品は高いので、通常の日帰り登山に使えないかと、ユニクロの衣類を着こんでみました。
夏山の衣類としては、Tシャツ、パンツ、ズボンの三点セットが必要になります。山シャツは持って歩くだけになることがほとんどです。
会津の三岩岳登山で使ってみました。総行動時間は、11時間になりまし . . . 本文を読む
三連休で山に出かけている人が多いと思いますが、私は仕事で、夕方から出かけることになります。天気もよさそうなので、山は楽しめそうですね。
では、良い休日を。
三崎山は、鳥海山の西の山裾、日本海の海岸線から1kmほどの距離にある一等三角点補点です。地図に山名は記載されていませんが、山形から県境を越して秋田県側に入ったところにある161.3m三角点です。
鳥海山に登る前日、天気も悪かったので、一等 . . . 本文を読む
スイスのツェルマットで、丸一日マッターホルンを見ながらのトレッキングを楽しんだ翌日は雨となり、シヨン城を見物後、スイスを去ることにしました。フランスを素通りしてスペインを目指しました。夜行列車でスペインに入り、最初に訪れたのは、バルセロナです。
バルセロナは、スペイン北東部に位置するカタルーニャ州の州都です。スペイン第二の都市、最大の港湾都市です。
スペイン・サッカーリーグで、マドリッドを本拠 . . . 本文を読む
前の週に、早池峰山、秋田駒ヶ岳、月山といった東北の花の名山巡りを行いましたが、同時期に鳥海山はどうなのだろうと思って出かけることにしました。
コースは、もっとも一般的な鉾立から。レストハウスの工事で駐車場が狭くなっていましたが、工事もひと段落したようです。
駐車場からは、鳥海山の山頂が頭をのぞかせていました。
遊歩道を歩いていくと、最初の目標地点の賽の河原に到着します。残雪は豊富でしたが . . . 本文を読む
ソグネ・フィヨルドとベルゲン見物から戻り、オスロの海岸で港を見ていると、大型の外洋フェリーが入港してくるのを見ました。オスロとコペンハーゲンを結ぶフェリーでした。乗ってみたくなり、これを使ってコペンハーゲンに戻ることにしました。
二人相部屋をとりましたが、白夜の中、デッキで風景を眺め続けました。
海辺には、ベルゲンで見たように色とりどりに塗られた民家が並んでいます。
オスロ・フィヨル . . . 本文を読む