第八日目は、終日マラケシュ市内の観光を行いました。
まずは、新市街にあるマジョレル庭園を訪れました。
マジョレル庭園に入ると、噴水が置かれていました。
マジョレル庭園は、1920年代にフランスのアールデコの画家ジャック・マジョレルが造園し、彼の死後デザイナーのイヴ・サンローランが買い取って修復、維持を行いました。
庭園内の遊歩道を反時計周りに歩きました。
通常の庭園では、花が植え . . . 本文を読む
ジャマ・エル・フナ広場で時間をつぶしていると、陽も沈んで電灯が明るく輝き始めました。
今度は自腹で、広場を見下ろすカフェの展望テラスに上がりました。
正面の眺め。相変わらず大勢の人が集まっています。
少し左手。食べ物屋から煙が盛大に上がっていました。
食べ物屋も大盛況のようです。
広場を眺めながら、もう少し暗くなるのを待ちました。
混雑度もさらに増してきました。 . . . 本文を読む
モロッコの旅も終わりに近づいてきました。マラケシュの後に訪れるカサブランカは、飛行機に乗る前に一か所訪れるだけなので、マラケシュが事実上最後の観光地ということになります。
マラケシュは、フェズに続いて二番目に古い街で、1070年頃にベルベル人による初めてのイスラム国家ムラービト朝、それに続くムワッヒド朝が、ここを都と定め、交易、商工業、学問の中心地として栄えました。マリーン朝になって都がフェズに . . . 本文を読む
標高2260mのティシュカ峠に到着して写真ストップしました。峠には土産物屋もありましたが、時間が無かったので中は見ませんでした。
上がってきた方向の眺め。
下っていく方向の眺め。
カーブの先に進むと、残雪に彩られた山が近くに見えていました。
峠からは、大きなカーブを交えながら下っていくことになりました。
一気に高度を下げていきました。
20分程下ったところで . . . 本文を読む
アイト・ベン・ハッドゥの見学後は、マラケシュへの半日の移動になりました。この区間の一番の難所は、時間よりもオートアトラスの峠超えということになります。
砂漠地帯ともお別れになりました。
次第に山岳地帯が迫ってきました。
路面状態は良いですが、カーブの連続する道で、車酔いしやすい人には辛いドライブになるかもしれません。
雪山の眺めに目が離せなくなりました。
峠を . . . 本文を読む
アイト・ベン・ハッドゥの丘の頂上近くまで登ってきたところで、一旦解散となり自由行動になりました。
丘の頂上を目指して階段を上がっていきました。丘の頂上直下は、防御のためと思われる壁に囲まれていました。
丘の上には、籠城のためと思われる穀物倉が置かれていました。
頂上からは周囲の眺めが広がっていました。渡ってきた橋と対岸に広がる新市街地を見下ろすことができました。
丘の麓に広 . . . 本文を読む
ワルザザードの西33kmの位置にアイト・ベン・ハッドゥの村があります。
アイト・ベン・ハッドゥは、日干しレンガ造りの「クサル(要塞化された村」で、迫力のある風景が広がっています。
バスを降りて、小路に進みました。
アイト・ベン・ハッドゥは、小川の畔にある丘の斜面に広がっています。
橋を渡ってクサル内に進みました。
川は浅いようで、山城として考えた場合、防御の役には . . . 本文を読む
第六日目は、ワルザザードのル・フィントに宿泊しました。
ロビーはアラブ風の造りでした。
泊まった部屋。ここのベッドも上掛けが薄く夜は寒い思いをしました。
朝の風景。一応プールも設けてありました。
ホテル前の通りの眺め。
ワルザザードは、1920年代にフランス軍によってサハラ砂漠の最前線基地として開発され、現在でもかなり広い範囲が軍用地になっています。ワルザザードの街は歴史 . . . 本文を読む
テイネリールの街で昼食をとり、一旦カスバ街道から離れて、トドラ川沿いに北上しました。
トドラ川の対岸には、要塞状の壁を巡らした家が並んでいました。
川沿いにはナツメヤシの林が広がっていました。
日干しレンガの壁が崩れている廃屋も見られました。
テイネリールの街方面を振り返ったところですが、かなり広範囲に建物が並んでいました。
谷奥へ進んでいきました。
土 . . . 本文を読む
第六日目はメルズーガ大砂丘の日の出見学を終えた後、カスバ街道を通ってワルザザードへ移動することになりました。この日も長いバス移動になりました。
40分ほど移動したところで、砂漠の中に地下水路カナートが現れました。
連続的な土盛りがあり、上につるべが置かれていました。
土盛りの上には穴が開けられていました。
つるべは足踏みで巻き上げるようです。カナートは、流されてきた砂で埋もれや . . . 本文を読む
朝日で輝きを増した大砂丘を眺めながら朝食会場のホテルに向かいました。車の巻きあげた砂塵が霞みのように漂っています。
美しい陰影です。
大砂丘に向かい合うホテルで昼食をとりました。
気温も上がってきたので、外のベンチで食事をとりました。心地よい風が吹き抜けていました。
このホテルはネコ天国になっており、足元でおねだりポーズをされて、揚げパンを分け与えながらの食事になりまし . . . 本文を読む
第六日目の早朝、モロッコ旅行のハイライトともいえるメルズーガ大砂丘の見学を行いました。一眼レフの砂対策は前の晩に行い、寒さ対策に厚着をしました。
まだ暗い中、オフロード四駆に分乗してメルズーガへ向かいました。途中までは舗装道路でしたが、砂漠の中のオフロード走行に変わり、40分ほどでラクダステーションに到着しました。
ラクダ乗りと徒歩希望のグループに分かれました。私は、ラクダには乗ったことは . . . 本文を読む
エルフードの宿はエルアチ・エルフードでした。
大型のホテルですが、客はあまりいないようで少し荒れた感じがしました。
客室。
この写真でも判るように、掛布団がベッドカバーのような布地のもので、これでは寒くて眠れない状態でした。エルフードは、砂漠に面した街で、夜は冷え込みました。ヒートテック、フリース、マイクロダウンを着込んで寝ました。
ホテル前の通り。町の郊外にあるため、周囲に商 . . . 本文を読む
ミデルトを過ぎると、雪をまとったオートアトラスの展望が広がりました。
高原地帯を抜けていきました。
砂漠状の丘陵地の中を進んでいきました。
点在するのは放牧者の家でしょうか。
岩山の基部は風化によって生じた砂に埋もれていました。
高原を進んでいくと、スィズ川沿いの道に変わりました。
街が現れました。
スィズ川沿いの道に入りました。
両 . . . 本文を読む
第五日目のフェズからエルフードへは、今回の旅における最長のバス移動になりました。途中の昼食や2時間半おきのトイレ休憩を含めて、9時間のバス移動になりました。1人2席確約のツアーを選んだありがたさを痛感しました。長時間のバス移動は眠気との戦いになりました。iPODの音楽を聴きながら、眠気に耐えながら風景を見続けました。
農地の広がるフェズから出発。
徐々に高度が上がっていくと、荒れ地が広がる . . . 本文を読む