高山帯のやや湿った草地で、お花畑を作る花である。ピンク色の花は、良く引き立って美しい。
名前は、加賀の白山に由来するフウロということである。
いろいろの種類のフウロがあるようだが、白山で撮影したものなので、ハクサンフウロで間違ってはおるまい。
美しい花なんだけど、茎が細くて風にゆれやすく、失敗写真の方が多いですね。 . . . 本文を読む
コマクサは、高山植物の女王とも呼ばれる人気の高い花である。
名前の由来は、花の形が馬面に似ていることによるという。そういわれると、ちょっと興ざめである。
この花が、一種のあこがれとなっているのは、樹林限界を超えた砂礫地帯に咲き、北アルプスのような高山に登らないと見られないため、山と花の憧れが一体になっているためと思われる。
コマクサの群生地は、結構多いが、登山者の多いところ、たとえば、白馬岳の . . . 本文を読む
いよいよ明日から、五月の連休がスタートしますね。
私は、こよみ通りの休みですが、中には、1、2日を休んで、山三昧の人もいるのかな。
新潟は、連休の時期は、チューリップの花が盛りになります。郊外のチューリップ畑では、球根を大きくするため、花は摘み取ってしまうのですが、時期があえば、一面のチューリップを楽しむことができます。
写真は、今朝の万代橋。信濃川の河口近くにかかる橋です。欄干に沿って、チュ . . . 本文を読む
日曜日には、2月25日に続いて二度目になる日白山に登ってきました。
(2006年2月27日のブログも参照ください)
先回と同じく、二居峠から東谷山をめざしました。
東谷山山頂直下のブナ林は、このコースの見所のひとつですね。
背後には、苗場山の眺めが広がります。天気もそこそこに良い状態。
東谷山まで上がると、日白山の山頂は、目の前に迫ってきます。
2月が過ぎた山頂からの眺めでは . . . 本文を読む
初夏に湿原を彩るリンドウである。群落となって花を開いているが、小さいため、あまり目立たない。せいぜい、緑の草の中に、白っぽい花があるなといった感じであろうか。
1999年6月12日に尾瀬沼から黒岩岳を経て孫兵衛山への縦走を行った時、歩き始めの大江湿原でこの花が一面い咲いていたことを覚えている。大勢のハイカーがいたが、この花に注目していた者は、ほとんどいなかったようである。というのは、花が小さいた . . . 本文を読む
この週末は、谷川連峰の白毛門から赤沢山へ、テント泊で周回する予定でしたが、朝方の雪と強風のために、赤沢山日帰りになってしまいました。
登山道の無い山ですが、土合駅の裏山ということもあり、登山者はそこそこにいるようです。
取り付きの急登を終えると、ブナ林となり、傾斜がゆるむとアスナロ帯となりましたが、ここはズボズボ潜って、歩くのに苦労しました。赤沢山の山頂も次第に迫ってきました。
途中から . . . 本文を読む
この週末は、またも天気予報に振り回され、谷川連峰周辺を歩き、今年二度目の日白山に登ってきました。そこで出会ったのが、このヤマネズミ(正式には、ホンドヒメネズミというようですが。)
雪庇の端を歩いていると、雪の上に、クルミ大の茶色の固まりが落ちていました。なんだろうと、近寄ると、急に大きくなって、走り回って、ネズミとわかりました。実験用に使うハツカネズミよりも小型でした。足下を走り回って、揃えた靴 . . . 本文を読む
サワランは、湿原に咲く、ラン科の花である。濃いピンク色をしている。
トキソウと同じようなところに咲いているが、花の色で容易に区別できる。
湿原の楽しみは、そこに咲く花である。花がなければ、じめじめした、ただの原っぱといってもよい。
しかし、湿原の花の撮影には、もどかしい思いをすることも多い。小さな花が多いことから、木道の上からでは、花に接近できないことも多い。 . . . 本文を読む
トキソウは、湿原で、薄ピンク色の花を咲かせるランの一種である。トキの色から名前が付けられている。
この花は、色々な湿原で、一輪か二輪咲いているのを見ることができた。しかし、守門岳の背後を通る八十里越えの中間地点である田代平では、群落となって咲くのに出会うことができた。2003年7月13日のことだったので、その時期に、この花を目当てに再度訪れてみたいとも思う。
ほとんど知られていない湿原であるが . . . 本文を読む
ゴアの雨具を買った。ここのところ着ていたゴアの雨具は、雪山で使っていたため、生地が少し厚い。これからの季節は、もう少し薄いものが良いのだが、昨年末に、以前から使っていた雨具はすり切れてしまっていた。
ということで、今年の製品が並んで店で、あれこれ見比べて、雨具を購入した。
以前は、ノーマルとライトという感じであったが、現在は、ヘビイ、ライト、ウルトラライトといった感じの分類になろうか。店の商品 . . . 本文を読む
3月25日に、オサバグサの花の写真を載せたが、今月の岳人に、檜枝岐村が、「オサバグサ祭り」を開催するという案内が載っていた。
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帝釈山、台倉高山 オサバグサ祭り
6/17(土)~25(日)
期間中、限定2000名に「オサバグサ」バッジをプレゼント
登山口までの舟岐線は、6/17(土)開 . . . 本文を読む
大戸沢岳は、会津駒ヶ岳の東によりそうピークです。2000mを越す標高を持ちながら登山道はない山です。一般登山者には知名度の低い山ですが、山スキーヤーには知られています。中腹はブナ林、山頂付近は広大な雪原となってシラビソ林が広がっています。
今回は、東尾根を登り、南尾根を下るという周回コースをとりました。まずは、駒ヶ岳登山口のテニス場脇駐車場に車を置き、引き返して、下大戸沢スノーシェッドから歩き出 . . . 本文を読む
日曜日に南会津の山の約束があり、土曜日も会津の山と思っていたのですが、晴の天気予報に誘われ、大段山を登ってきました。上ノ峠からのコースは、ほとんど紹介されたことのないコースですが、ヤブも一部の雪稜歩きが続きました。大段山の山頂は、木立に囲まれていましたが、大日岳を間近に見る展望を楽しむことができます。(大段山からの眺め)
水沼の集落から林道長走線に進み、どこまで除雪が終わっているか判らないので、 . . . 本文を読む
土曜日には、飯豊の端山の大段山、日曜日には、会津駒ヶ岳の隣の大戸沢岳を登ってきました。整理が間に合わないので、まずは、大段山でとったフキノトウの写真です。
北国のフキノトウは、雪融け後の短い期間に成長するので、身も柔らかいという。林道を歩いていくと、フキノトウが畑のように広がっていた。とりあえず山に登り、帰りの林道歩きの途中に、フキノトウをとった。めぼしいものだけをとったが、すぐにビニール袋一杯 . . . 本文を読む
春に咲く竜胆なので、ハルリンドウ。名前のいわれは判りやすい。
五月の連休明け、苗場山の山懐にいだかれた赤湯に、温泉ハイクに出かけた。一週前に、三国スキー場から白砂山、佐武流山への残雪(ヤブコギの方が多かった)縦走で、赤湯へ下山したが、雨が降る中、林道歩きの先も長いことから温泉は断念するしかなかった。そのリベンジとして、再び赤湯へ向かったものである。
温泉ハイクといっても、高低差もあり、汗を流さ . . . 本文を読む