ロープウェイからの遊歩道との分岐から下っていくと、黄龍中寺が現れました。
黄龍中寺は、チベット仏教の寺で、マニ車も置かれていました。
黄龍中寺の先で道が二手に分かれます。直進は土道で見どころも少ないので、右手の板敷きの遊歩道に進みます。右手の遊歩道に進むと、小さな屋根の設けられた接仙橋を渡ることになります。
ほぼ平坦な道が続きました。
周囲の山の眺めにも目がひきつけられまし . . . 本文を読む
五彩池の奥にある展望台から下山路に進むと、一旦高台に出て、眼下に石灰華段や禹王廟を見下ろすことができるようになりました。
禹王廟の周囲には山道が見えていますが、現在では立ち入り禁止になっており、遊歩道からの道は設けられていませんでした。
禹王廟は、中国最初の王朝とされる夏の初代皇帝の禹王を祀った廟です。禹王は、治水の神として敬われています。
下山方向には、黄龍古寺が見えていました。
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黄龍に到着して、まずは下山口のゲートとその脇の集合場所になる華龍山荘を、車窓から確認しました。さらに先に進んでソンパン フアンロン スアル インターナショナル ホテル (松潘黄竜瑟爾嵯国際大酒店)で昼食をとりました。このホテルは新しくできた5つ星ホテルで、内部はきれいで、ここのレストランでとった昼食も美味しかったです。ロープウェイ乗り場までは歩いていける距離なので、できたらここに泊まって黄龍観光を . . . 本文を読む
四日目は、黄龍観光ですが、その前に半日の移動が必要になります。まずは、来た道を戻り、九寨溝と黄龍との分岐になる川主寺の街をめざしました。
高原地帯に戻ってきました。
先を急ぎたいところですが、宝石店に連れ込まれました。
入口に飾られていた、琥珀と天珠を首にかけたチベット族の女性の写真です。45kgもあるようで、肩こりのもとにならないかと思ってしまいます。
店内は撮影禁止だったの . . . 本文を読む
蔵謎の舞台は、場面を変えながら続きました。
山の向こうに出かける夫を、機織りしながら待つ妻の物語のようです。
衣装祭。豪華な衣装で美を競い合います。
華やかな衣装に目がひきつけられました。
ヤクの踊り。
黒いヤクの集団に混じった白いヤクが、ユーモラスな動きをしました。
吹雪にあった老婆は、着物をヤギに着せて、自分は死んでしまいます。
仏が現 . . . 本文を読む
九寨溝の見学で疲れも出てきていましたが、もうひと頑張りして、チベット族のショーを見に出かけました。
タイトルは「蔵謎」。日本語ではクラナゾ、英語ではTibetan Mysteriesと呼ぶようです。
中国の有名どころの観光地では、大規模な専用劇場を造ってショーを見せることが流行っています。
「蔵謎」は、中国を代表する国家一級の舞踊家のヤン・リーピンがプロデュースした舞踏劇で、日本のオーチ . . . 本文を読む
犀牛海に続いて、老虎海(ろうこかい)を見学しました。
湖面に映る紅葉。
老虎海から流れ落ちる樹正瀑布沿いの遊歩道を下りました。
個々の段差は小さいのですが、長い斜面に滝が広がっているので、勢いよく水しぶきが上がっています。
下部は滑滝状態になっています。
樹正群海に注ぎ込んで滝は終わりました。、
樹正群海(じゅせいぐんかい)は、木立の中に小さな池が広がっ . . . 本文を読む
長海に続いて、その下部にある五彩池(ごさいち)を訪れました。
五彩池は、最深部6.6m、長さ50mほどの小さな池ですが、その特徴的な青さによって、五花海と並んで九寨溝を代表する観光スポットになっています。
湖畔へ降りる階段は大混雑になっていました。
神秘的な池といいたいところですが、現実には、人をかき分けての撮影になりました。テレビの旅番組では絶対に出さない風景です。
場所や時 . . . 本文を読む
五花海の見学を終えて、珍珠灘(ちんじゅたん)へバス移動しました。
滑滝状態になっています。
木道を歩いて対岸へと移動します。
緩やかに下っていく先は、珍珠灘瀑布になっています。
滝の脇に続く階段を下っていきます。滝の名前のように、水しぶきが珠のように見えます。
勢いよく水しぶきが上がっています。
滝の落差さは最大40mで、九寨溝で最も迫力のある滝と言われています . . . 本文を読む
箭竹海に続いて、日則溝の下流部にある熊猫海(パンダカイ)を訪れました。昔はパンダが水を飲みにきていたのでこの名前がついたといいます。
しかし、パンダカイというなら大熊猫海でないといけないのでは。本来、熊猫は発見の早かったレッサーパンダの方をさしています。
この湖も、鏡のように周囲の風景を写していました。
箭竹海からの遊歩道が設けられているようです。
熊猫海からは、熊猫海瀑布が落 . . . 本文を読む
紅葉の盛りということで大勢の観光客が訪れるため、九寨溝の入口付近での乗客の乗り降りは禁止されており、観光バスは少し離れた駐車場に停めて、そこから歩くことになっていました。泊まったホテルは、その駐車場からさらに少し遠い所にありますが、バスに乗っても乗り降りに時間がかかるだけという微妙な距離のため、ホテルから歩き出すことになりました。
歩いていくうちに観光客の団体で混雑するようになってきました。
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8時間、総走行距離480km、丸一日のバス移動で、成都から九寨溝に移動することができました。長時間でしたが、渋滞や通行止めにも合わず、順調なドライブでした。
九寨溝のホテルは、千鶴国際大酒店でした。
昼間の写真。
九寨溝では、山合いの谷間に沿った道路沿いにホテルが並んでいます。
ホテル入口のホール。中国の僻地ということを考えれば、そこそこに良いホテルでした。九寨溝では、人気の観光地 . . . 本文を読む
車窓を眺めていると、丘の上に延びる城壁が見えてきました。
町を囲む城壁も現れました。
松藩古城に到着しました。地図を確認すると、これは東門です。
バスを降りて、松藩古城の見学に向かいました。
北門の前の広場には、ソンツェン・ガンボと文成主の像が置かれていました。像の周りは観光客で大混雑になっていました。いかにも新しく作られた像というのが少し残念です。
7世紀の初めにチ . . . 本文を読む
茂県のホテルでの昼食後、再び岷江沿いのドライブが続きました。
茂県に入ると、川幅が広がって、畳渓湖(畳渓海子)が現れました。この湖は、1933年8月25日に起きたマグニチュード7.5の強い地震(茂県地震、畳渓地震)によって川がせき止められてできました。
湖のでき方は別にして、美しい風景が広がっているため、道路沿いにはドライブインのような休憩所が幾つも設けられていました。
その一つに停 . . . 本文を読む
6時のモーニングコールでしたが、外はまだ薄暗い状態でした。中国は、広大な領土を持っているにもかかわらず、標準時は一つに統一されているため、西に行くほど夜明けが遅いことになります。この明るさからすると、1時間遅れの5時頃といった感じです。
さらに大気汚染もひどく、少し遠くのビルは霞んでいます。
成都の気候については、「蜀犬(しょっけん)日に吠(ほ)ゆ」(略して蜀犬)ということわざがあります。これ . . . 本文を読む