ナスル宮へカルロス5世の宮殿から入場するとアラヤネスの中庭に出ました。奥行き35mの池の周りを柱廊が取り巻いています。アラヤネスの由来は、池の周りに植えられている天人花が植えられていることに由来ます。
池は、青い空を映していました。砂漠の民にとって、噴水や池といった水の造形物は、天国を象徴するものに思えたのでしょう。
建物の壁には、精緻なアラベスク模様が描かれていました。
壁の上 . . . 本文を読む
ネフェラリフェの見学を終えて次は、アルハンブラ宮殿に向かいました。
ネフェラリフェとアルハンブラ宮殿の間には谷が横たわっており、橋がかかっています。近くには、シェラ・ネバダからの水を引くための水道橋も架かっていました。
宮殿の東側には、イスラム時代には宮殿や住宅が建っていました。これは15世紀に造られたフランシスコ会の修道院を改築したパラドーヅ・デ・グラナダです。
前回は、昼過ぎ . . . 本文を読む
旅の五日目は、スペイン旅行のハイライトともいえるアルハンブラ宮殿の見学になりました。一度訪れているものの、昔は下から歩いて登ってきたものが、今回は丘の上の駐車場までバスが入って入場口が違っていたため、宮殿の配置が頭の中で混乱してしまいました。
まずは、ヘネラリフェから見学することになりました。ヘネラリフェは、アルハンブル宮殿の北側にあるムハンマド3世(1302年-1309年)の時代に建設された。 . . . 本文を読む
ホテルでの夕食時、グラナダの夜景を見たくアルバイシンのサン・ニコラス展望台のことを添乗員さんに聞くと、帰りのタクシーを拾うためには広い通りにでなければならないが、道が判りにくいとのことでした。行くのを諦めようかと思ったところ、皆でサン・ニコラス展望台に行って、その後はカテドラル周辺のバルに移動することになりました。
タクシーは、迷路のように細い道を通って一気にアルバイシンの丘をあがりました。タク . . . 本文を読む
セビーリャからバスで移動し、グラナダには夕方に到着しました。ツアーの一行は近くのスーパーマーケットに買い物に出かけるとのことでしたが、カテドラルと王室礼拝堂を見学に出かけることにしました。
タクシーで下ろしてもらった所から、まず王室礼拝堂に入ろうと思いましたが、入り口を見落としてカテドラルの前に出てしまいました。
カテドラルは、グラナダ陥落後の1518年から、モスク跡に建築が始められました。当 . . . 本文を読む
カテドラルの見学を終え、バスに乗るため少し歩いて闘牛場の前に出ました。
このマエストランサ闘牛場は、セビーリャが闘牛発祥地ということで、最も格式の高いものになっています。建物も18世紀に建てられた古いものです。
闘牛場の前には、闘牛士の像が置かれていました。有名な闘牛士なのでしょう。
バスに乗ってスペイン広場への移動中、サン・テルモ宮殿が見えました。サン・テルモ宮殿には、アンダルシア . . . 本文を読む
アルカサルの見学を終えてからサンタ・クルス街に進みました。
トイレ休憩も兼ねて、土産物屋の並ぶ広場で自由時間になりました。
白い壁に、派手な色の土産物品が映えます。
小路を歩いていくと、所々に噴水が設けられていました。
次の見学地のカテドラルが現れました。
傍らに立つ塔は、ヒラルダの塔で高さ97mあります。12世紀末にモスクのミナレットとして建築され、16世紀にキリスト教 . . . 本文を読む
アルカサルのペドロ1世の宮殿の見どころの一つに「乙女の中庭」が挙げられます。
この写真は、大使の間側から見たもの。
大使の間の向かいから見た方が、眺めが良いようです。
今回の旅では、この後の見学になってしまいますが、グラナダのアルハンブラ宮殿の「アラヤヌスの中庭」とそっくりなのは興味深いことです。もちろん、規模はこの方が小さいですが。ペドロ1世が、グラナダから職人を呼んで造らせたというこ . . . 本文を読む
アルカサルに入ると、イスラム建築の世界が広がります。この宮殿の建築を命じたペドロ1世は、イスラム文化に心酔して、アラブ風の衣装をまとい、宮廷内ではアラビア語を使うよう命じたといいます。
これは、人形のパティオ。ペドロ1世の家族がここで遊んだというプライベートな中庭です。
天井の明かり取りから光が差し込んでいます。上階は、19世紀に付け加えられました。
アーチに取り付けられた漆喰の . . . 本文を読む
この日は、午前中をセビーリャ見学についやすことになります。バスには少し乗っただけで、後は徒歩観光になりました。
バスを降りたところに正十二面体をした黄金の塔がありました。黄金の塔は、グアダルキビル川の左岸にあり、13世紀の初めに川の通行を監視するための塔として造られました。対岸に造られていた塔の間に鎖をかけて侵入者を防いでいたといいます。黄金の塔の由来は、かつては、上部が黄金のタイルで飾られてい . . . 本文を読む
セビーリャ(セビージャあるいはセビリアとも表記されます)は、アンダルシア州の州都で、南スペインの政治、経済、文化の中心地です。
8世紀からイスラム精力の支配下に入りましたが、レコンキスタの進行によって、1248年にカスティーリャ王国のフェルナンド3世に征服され、以降はカスティーリャ王国の主要都市として発展しました。
フラメンコを見学してホテルに戻っても外はまだ明るく、ホテルも中心地であったので . . . 本文を読む
セビーリャに到着してホテルでひと休みした後に、夕食を兼ねたフラメンコ見学に出かけました。見たのは、エル・パラシオ・アンダルスでした。
フラメンコは、グラナダやセビーリャのあるアンダルシアが本場と言われています。15世紀頃にスペインにやってきたインド起源といわれる放浪の民のロマ族の踊りに、アラブ的な影響が加わってフラメンコができあがったといいます。
最初に、下のホールで、日本語テープに合わせての . . . 本文を読む
コルドバで昼食をとった後、バスでセビーリャへ移動しました。途中、車窓から、ヒマワリ畑を眺めることができました。彼方まで広がるヒマワリ畑は壮観でした。
写真については、バスの窓ガラスに色がついており、色補正を行っていますが、色が少しおかしくなっています。
スペインのヒマワリ畑の見ごろは5月末から6月というので、今回の7月中旬の旅行では、ヒマワリ畑は眺められないだろうと思っていたのですが、思い . . . 本文を読む
メスターキを出て、「花の小道」を見学しました。
人気の撮影スポットで、観光客が途切れるのをしばらく待つ必要がありました。鉢の花が終わっていたのは残念です。
小路を通してアルミナールの塔が見えています。
「花の小道」の奥は、行き止まりの小広場になっていました。
定番撮影スポットの「花の小道」よりも、そこかしこにある小路の方が、気に入りました。
明るい日差しの中の無人の小路を . . . 本文を読む