さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 コインブラ その4

2021年11月20日 | 海外旅行
コインブラ大学の見学を終えて、歩いて街の中心に向かいました。ポルトガルの街中では多くの教会を見かけます。これはサン・ジョアン・デ・アルメディナ教会。



イエズス会のコレジオ附属教会として1598年建てられた新カテドラル。



坂道を下っていくと旧カテドラルの巨大な建物が現れました。



歩くにつれ旧カテドラルの外観は変わっていきました。



旧カテドラルは、アフォンソ・エンリケスによって1162年頃に建立され、レコンキスタ時代には要塞として使われました。ロマネスク様式、ゴシック様式、ルネッサンス様式と増築の各時代ごとの建築様式が見られます。



大学生も利用している小路を下っていきます。



路の両脇にはカフェなどが並んでいます。





坂道の途中で小広場にでました。



水汲み女性の像。謂れはあるのでしょうか。



ファドを演奏する店。

ポルトガルの民族歌謡のファドは19世紀にリスボンで生まれましが、コインブラにも趣を異にするコインブラ・ファドがあります。元は男子学生が愛する女性にささげたセレナードで、メロディーは甘く陽気といわれます。男性の歌で、衣装は黒いマント着ます。



店の前に置かれたファドに使われギターラのモニュメント。



坂の下の小路入口に設けられたアルメディーナ門。



通り過ぎて振り返り見たアルメディーナ門。



目抜き通りのフェレリア通りに出ました。



土産物店も並んでいました。店先に置かれているのはコルク製品。



フェレリア通りを進んでいくとポルタジェン広場にでました。像はコインブラ出身の元首相ジョアキン・アントニオ・アギアルのもの。

ポルタジェン広場の名前の由来は、中世時代、この場所でモンデゴ川を通る船から通行料(ポルトジェム)を徴収していたことに由来します。



広場からフェレリア通りの入口を振り返ったもの。



広場からフェレリア通りに入ったところに、1955年創業の菓子店のブリオザがあります。

ここで一旦解散となり、中でティータイムとしたり、散策を続けたりしました。



様々なお菓子が並んでおり、買って夜にホテルで食べることしました。







安土桃山時代に宣教師らによってポルトガルなどの海外からもたらされた菓子は、南蛮菓子と呼ばれ、カステラ、鶏卵素麺、金平糖、ボーロ、ビスケットのルーツになっています。

金平糖は、ポルトガルで現在ではあまり一般的ではなくなっているようで、旅行者が手に入れるなら、ここで買うのがいいようです。日本の金平糖と比べると、小粒で角もあまり発達していません。

コインブラ観光はこれで終わりで、ボルトに向かいました。
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