五日目は、フェズからエルフードへの一日がかりの移動になりますが、まずはフェズでの陶器店での買い物と。フェズの展望スポットを訪れました。
陶器店では、制作過程の展示も行っており、庭先に装飾タイル用に成形された粘土が干されていました。
制作途中の皿。色付けのデモも行っているようですが、8時過ぎの早朝のため、販売関係のスタッフしかいませんでした。
テーブルや水盤などの大型製品も作られていま . . . 本文を読む
ヴォルビリス遺跡の見学を続けました。振り返るとバシリカ礼拝堂が大きな姿を見せていました。
騎士の家の「バッカスとアドリアドネ」を描いたモザイク。バッカスがナクソス島の海岸でアドリアドネが眠っているのを発見した場面が描かれています。アドリアドネの顔が崩れているのは残念です。
ギリシャ神話によると、「クレタの王女アリアドネはミノタウロスへの犠牲としてクレタに連れて来られたアテナイの王子テセウス . . . 本文を読む
メクネスから北に30km、30分ほどのドライブでヴォルビリス遺跡が見えてきました。
入り口から見たヴォルビリス遺跡。
ここには、紀元前1世紀頃にベルベル人のマウリ部族の王国の首都がおかれ、ローマ時代には帝国の西限に位置する重要な都市としてローマ属州の州都になりました。「マウレタニア・ティンギタナ」と呼ばれ、全盛期には2万人もの人々が住んでいました。都市の遺跡は、1755年のリスボン大地震に . . . 本文を読む
フェズのメディナの見学を午前中に終え、車で1時間30分ほどの距離にあるメクネスに向かいました。
メクネスは、メクネッサ・ザイトゥーンという別名を持ちます。これは「メクネッサ族のオリーブ」という意味で10世紀頃にベルベル系メクネッサ族がこの都市を造り、周囲にオリーブやブドウなどの農地を造ったことに由来します。
車窓からもオリーブ畑を眺めることができました。
車道脇でオリーブを売っていました . . . 本文を読む
フェズの迷路歩きが続きました。細い道ですが、これでもメインロードです。
立派な門が設けられたザウィア・ムーレイ・イドリス廟の入り口に出ました。
門の上の彫刻。
ザウィアとは修道院のことで、9世紀初めにフェズのメディナを建造したムーレイ・イドリス2世の墓があり、フェズの聖域になっています。
異教徒は入れないので、入り口からのぞくだけになりました。
少し角度を変えてのぞき . . . 本文を読む
ブー・ジュルード門のあるメディナ西部地区からバス移動して、車で中央近くまで入ることのできるルシーフ広場に移動しました。少し手前で車を降りてルシーフ広場に向かうとルシーフ門が見えてきました。
再び迷路歩きが始まりました。様々な店が並んでいました。
穀物の店。
デーツ(なつめやし)。
モロッコ菓子。
野菜。
カタツムリ。カタツムリを食べるのは、フランス統治の影響でし . . . 本文を読む
王宮からバスに乗ってメディナの入り口のブー・ジュルード門に移動しました。1913年に建造されたメディナ最大の門です。
ブー・ジュルード門の内側。
フェズは、イドリース朝、マリーン朝などのモロッコに存在した過去のイスラム王朝の多くによって首都に定められてきました。
イスラム教の祖であるムハンマドの娘婿のアリーの子孫にあたるムーレイ・イドリス1世は、786年の正統カリフのアリー派の反乱で . . . 本文を読む
シャウエンの見学を終えて、一路南下してフェズへ向かいました。
途中、小さな町を通過していきました。
丘陵地には広大な農地が広がっていました。モロッコというとサハラ砂漠をまず思い浮かべますが、かなり内陸部まで緑地帯が広がっていました。
途中、コウノトリの巣を見かけました。
途中、トイレ休憩一回を含め、4時間ほどのドライブでフェズに到着しました。暗い中、城壁が続いているのが目に . . . 本文を読む
迷路状の道の歩きが続きました。一人歩きなら迷うことは必至で、コンピューターゲームのダンジョン探検と同じで、それも楽しそうです。ただ、その時は方位を示すコンパス代わりになる道具を持っていることは必要でしょう。
シャウエンならではの青の世界を楽しみながらの歩きが続きました。
この後は、特に有名なモスクといったようなものはありませんが、迷路歩きの途中で出会った風景をを載せていきます。
. . . 本文を読む
ティトゥアンから戻ってシャウエン観光を行うことになりました。
シャウエンは、街の壁が青く塗られて独特の景観を造っていることから観光客の人気が高くなっています。街が青く塗られた理由は、ユダヤ人がユダヤ教徒であることを示すために神聖な青に塗ったとか、虫よけに塗ったとか言われています。
メディナ内には、東のアイン門から入りました。
メディナ内は迷路状態になっており、現在地は判らず、ガイドに . . . 本文を読む
3日目は、シャウエンの観光は後回しにして、まずティトゥアンを見学することになりました。シャウエンからティトゥアンへは、北に向かって車で1時間半ほどの距離にあります。丘陵地を越していくことになりました。
丘陵地の南にはダム湖が広がっていました。
丘陵地の上は高原上になっており、民家が点在していました。
北に向かって丘陵地を下り始めると、ここにもダム湖が広がっていました。
丘陵 . . . 本文を読む
ラバトから5時間の移動で、夜の11時前にようやく2日目の宿泊地になるシャウエンに到着しました。日本を出発してからは長時間の移動になりました。
宿泊ホテルのアトラス・シャウエンは丘の上にありました。
ホテルの入り口は、アラブ風の造りで、照明の色が次々に変わっていきました。
この色はちょっと派手すぎますかね。
泊まった部屋。アラブ風の装飾が施されていました。
部屋からは、シャウエ . . . 本文を読む
モロッコにはカサブランカから入国しましたが、カサブランカ観光は最後に行うことにしてラバトに向かいました。
カサブランカが商業の中心地であるのに対し、ラバトは行政上の中心地でモロッコの首都になっています。カサブランカからラバトへは100kmほどの距離ですが、高速道路も設けられており、1時間30分程の移動になりました。
車窓からは、時折海を眺めることができました。モロッコの北には、ジブラルタル . . . 本文を読む