土曜日の越後駒ヶ岳は、予想以上のハードな山行になったため、日曜日は、足慣らしも兼ねて軽いハイキングコースということで、津川の奧の旧上川村役場の脇の月山にでかけました。
(写真は山頂の月山神社)
車は、旧役場の駐車場において、廣瀬神社入り口の鳥居から歩き出します。薄暗い杉林の中を登り出すと、テンナンショウの花が沢山ありました。ここのところ沢山見てきた、ヒロバテンナンショウとは、茎の上に花がついてお . . . 本文を読む
この週末の土曜日には、ブログでの知り合いのシゲゾウさん夫妻が、日本百名山巡りとして越後駒ヶ岳をめざすというので、一緒に登らせてもらいました。想定外の雪の量に、苦労することになりました。
一週間前に営業再開されたという駒の湯の周辺の道路脇には、まだ残雪が。朝日に白く雪を頂いた越後駒ヶ岳が高く聳えていました。
新緑の尾根を登っていくと、小倉山が迫ってきました。
第一の鎖場は、雪も消えており、鎖 . . . 本文を読む
先週の木金は、出張で横浜に行っておりました。会場は、山下埠頭のすぐ脇で、中華街もすぐ近くでした。
時間もなく、出歩くこともなかったのですが、昼食に中華街へ。学生の団体も多く、賑わっていました。
昼食は、同発本店にて、ローストポークのランチ。スパイスがきいて、本格中華の味でした。店先にもつるしてあって、切り売りしていたので、帰りに、家へのお土産に買ってかえりました。好評でした。つるしてある、 . . . 本文を読む
サクラソウ科で、花は茎の先にいくつか枝分れして輪状に数個付く。
分布は広いようであるが、なかなかお目にかかることができなかった。蓮華温泉から朝日岳へ登る途中、ハクサンコザクラの群落があり、カメラをかまえながらの歩きになった。沢沿いの草むらに、大型のハクサンコザクラがと思ったら、よく見たらオオサクラソウであった。 . . . 本文を読む
ハクサンコザクラの北海道版である。ハクサンコザクラに比べると、ひと回り小さいとされているが、写真を比べても区別はつかない。
大雪の北海岳から黒岳石室へ下ってくる途中、残雪で覆われた谷の雪解け部が、一面このエゾコザクラで覆われていたのは印象的であった。
北海道で花に会うと、名前に「エゾ」と付けてみたくなる。ハズレの場合もあるし、エゾコザクラのように、当たりということもある。 . . . 本文を読む
ハクサンコザクラは、初夏に雪田の雪解け部の草付きを彩るサクラソウ科の花である。ピンクの花は、可憐という言葉に相応しい。
この花も、加賀の白山にちなんで名前が付けられている。
各地の山で、ハクサンコザクラの群落を楽しむことができる。飯豊山、会津駒ヶ岳、火打岳、白馬・朝日岳あたりは、花の名山の一旦をこの花がになっている。 . . . 本文を読む
東北の山で、初夏に出会う花である。サクラソウ科の小さな花で、雪田の雪解け部の草付きに群落となって咲いている。
ヒナザクラもそうだが、サクラソウ科の花の写真撮影は難しい。細い茎の先に小さな花が乗っているため、風が吹くと、ピントから完全に外れてしまう。また、登山道脇をロープで仕切っている所では、クローズアップ写真は難しい。
面白いのは、朝日連峰ではヒナザクラ、飯豊連峰ではハクサンコザクラと分布が分 . . . 本文を読む
イイデリンドウは、ミヤマリンドウの変種であり、飯豊の固有種である。
ミヤマリンドウとの違いは、副弁がなく、5枚の花びらを持つことである。
飯豊では、イイデリンドウとミヤマリンドウの両者が咲いているため、登山者がイイデリンドウだと騒いでいる花を脇から見ると、ミヤマリンドウであるということも多い。
イイデリンドウは、飯豊本山から大日岳、あるいは頼母木山あたりの限られた地域でしか見られないため、この . . . 本文を読む
晴天の天気予報の出た日曜日には、三国岳から南東に延びる尾根上の飯豊の鏡山を登ってきました。鏡山は、飯豊の展望台として人気の高い山です。例年ですと、雪解けも進んでいましが、今年は残雪もたっぷりで、迫力のある眺めを楽しめました。
入山口は、弥平四郎と弥生からの二つが考えられますが、来シーズンの雪山登山のために、林道の様子をGPSに落としておきたかったので、弥生から歩くことにしました。
集落のすぐ先で . . . 本文を読む
土曜日は雨の天気予報が出たため、歩行時間も短めの水沢林道コースを使って、米山に登ってきました。
ひと登りすると、残雪があり、ブナ林が静かに広がっていました。
登山道周辺の木立の緑も、ひときわ濃くなりました。幸い雨も止んで、霧雨が流れる程度になりました。
ツツジのピンクの花も、水に濡れて鮮やかになっていました。
特に多かったのは、ハガハシスミレと
オオイワカガミでした。
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ミヤマリンドウは、高山の草地に、鮮やかなブルーの花を付けるリンドウの一種である。
花冠は5つに裂け、各裂片の間に小さな副裂片が1つずつつく。
この花は、太陽の光に敏感で、雨降りは論外で、曇り空でもなかなか花を開いてくれない。また、夕暮れ時には、これで店じまいというかのように、早々と花を閉じてしまう。
ミヤマリンドウは、夏の太陽のもとで見る花である。 . . . 本文を読む
エゾノリュウキンカは、本州で見られるリュウキンカの北海道飯であり、同じように水の流れの辺に、黄色い花を群落となって付ける。
エゾノリュウキンカは、花はおおぶりで、葉もみずみずしく大きい。食用で、おひたしなどにするという。この花は、大節山で見たもので、もちろん採って食べることはできない。万が一、遭難時した時のために、エゾノリュウキンカを食べることができるということを覚えとくと良いかな。 . . . 本文を読む
雪解け水の流れる沢の辺や湿原に、黄色い花を群落となって咲かせるキンポウゲ科の花である。
カタカナの名前は、呪文のように思えるが、「立金花」と書けば、立った茎の先に黄金色の花を付ける植物ということで、なんとなく納得がいく。
湿原などで見かけることも多いが、春の尾瀬ヶ原では、ミズバショウと並ぶ主役の花になっている。 . . . 本文を読む
山の本の紹介です。山と渓谷社「全図解レスキューテクニック[初級編]」1400円。
登山道を歩いているだけの夏山では、それほど感じないかもしれませんが、残雪期の山などでは、危険箇所が現れて、ちょっとロープを出せば、安全に通過できるという場面もままあります。
ロープワークの初歩を勉強するためには、沢登りやクライミングの本が詳しいのですが、実際の登山では、ハーネスやら確保具を持って歩いているわけでは . . . 本文を読む
あなたが持っている深田久弥著「日本百名山」の本は、どれ。
これは、初版本。
新潮社・新装版、新潮社・文庫本、朝日文庫、これくらいが手にはいるかな。
まさか、雑誌山と渓谷付録のイヤーブック巻末のリスト、あるいはどれほど出ているか判らない日本百名山のガイドブックだけしか目を通していないなんてことはないよね。 . . . 本文を読む