木造建築博物館に続いて、スパソ・エフフィミエフ修道院にやってきました。
スパソ・エフフィミエフ修道院は、砦のような城壁に囲まれています。スパソ・エフフィミエフ修道院は、1352年創設ですが、17世紀にリトアニア・ポ^ランド軍に破壊された後、高さ8m、長さ1.5km、12の塔を持つ城壁が築かれました。
エカテリーナ2世の時代には、宗教的異端者や政治犯の収容所としても使われました。
入り口の門か . . . 本文を読む
いよいよツアーでのスーズダリ観光の始まり。まずは木造建築博物館に向かいました。
入り口の先に、木造教会が見えていました。
木造建築博物館は川岸にありますが、対岸にはラジヂェストヴェンスキー聖堂が見えていました。
園内には二つの教会が移設されており、これは1756年に造られたプレオブラジェンスカヤ聖堂。
プレオブラジェンスカヤ聖堂を別な角度から。
その奥に並んでいるのは、ヴ . . . 本文を読む
モスクワの北東には、モスクワよりも古い歴史を持ち、モスクワと覇権を争ったことのある古都が環状に連なり、「黄金の環」と呼ばれています。
スーズダリは、その「黄金の環」を代表する古都で、12世紀にはウラージミル・スーズダリ広国の首都にもなりました。15世紀にモスクワ公国の一部になった後は宗教の一大中心地になり、17世紀から18世紀にかけて多くの教会が建設され、現在でも当時の姿がそのまま残されています . . . 本文を読む
サンクトペテルブルクからマスクワに戻るのは、行きとは違って特に問題はありませんでした。
モスクワの飛行場でバスに乗って、スーズダリに向かいました。
モスクワ付近は渋滞が激しく、スーズダリに到着するのが真夜中になる場合もあると驚かされましたが、順調に進むことができました。
郊外に出ると、白樺の林が広がるようになりました。
4時間ほどのドライブのため、iPODで音楽を聞いていましたが、白夜 . . . 本文を読む
この日は、飛行機でサンクトペテルブルクからモスクワへ、その後はバスでスーズダリに向かうことになりました。
飛行場にむかう前に、市街地のはずれにあるポクロフスキー教会を見学しました。
ロシアでは、キジ島の木造教会が世界遺産に選ばれて有名ですが、同じような木造教会を見ることができます。
教会の前の道路際には、木造の十字架が置かれていました。
キジ島の木造教会は、行きづらい場所にあり、ま . . . 本文を読む
エカテリーナ宮殿やピョートル大帝の夏の離宮見物で九時にホテルに戻ってきましたが、この日の観光はまだ終わっていません。部屋に戻ってからシャワーを浴びてひと休みし、ネヴァ川の跳ね橋見物のために0時に出発しました。翌日になっていますがね。
ネヴァ川に掛かる橋は、大型船の通行のために、1時半から5時頃まで跳ね橋が上がります。
跳ね橋は下流から上がっていくのですが、エルミタージュ美術館脇の宮廷橋は、観光 . . . 本文を読む
郊外のペテルゴーフにあるピョートル大帝夏の離宮の庭園見物を終えてサンクトペテルブルクに戻りました。夕食まで時間があるということで、ニコライ聖堂を見学しました。
ニコライ聖堂は、1753年から1762年にかけて建設されたロシア・バロック様式の教会です。
ピョートル大帝時代には、海軍関係者の居住地になっており、船乗りの守護神である聖ニコライを祀ったことから“海の聖堂”とも呼ばれています。ここでは日 . . . 本文を読む
下の公園を歩いて、中央の運河にかかる橋に出ました。奥に見えるのが、宮殿と大滝です。
勢い良く水を噴き上げているのは、サムソン像で、この後に向かいます。
運河は、フィンランド湾に通じています。ピョートル大帝は、船で運河を通って直接宮殿に乗りつけたといいます。
ピョートル大帝の夏の離宮の庭園の中でも、最も壮麗な大滝と呼ばれる噴水です。大滝全体で、37体の銅像、64の噴水、142の水の . . . 本文を読む
エカテリーナ宮殿の見学後、昼食をとり、午後はペテルゴフにあるピョートル大帝夏の離宮の庭園見学になりました。
宮殿付属の礼拝堂のドームが金色に輝いていました。この礼拝堂のドームを見ると、午前中に見学したエカテリーナ宮殿は、このピョートル大帝の離宮の影響を受けていることが判りますね。
残念ながら、宮殿内部の見学は省略で、庭園のみの見学です。ツアーでは、宮殿内部と庭園の両方を見学するものはほ . . . 本文を読む
エカテリーナ宮殿には、美しい庭も設けられており、そこから宮殿の眺めを楽しむことができます。
青空が広がるようになり、宮殿も輝きを増しました。
宮殿の前には、フランス式の庭園が設けられています。
庭園側から見た宮殿。
礼拝堂のドーム。
庭の片隅にあるキャメロンのギャラリー。
エカテリーナ2世は、ここで執務を取ることが多く、雨の日には庭の代わりにこの建物の回廊を歩い . . . 本文を読む
エカテリーナ宮殿の内部の見学を続けていきましょう。
ここは白のダイニングルームと呼ばれるようです。
テーブルの上に食器が整えられていました。ここで、エカテリーナ2世は、私的な晩餐会を催したようです。食器は、高価なマイセン製が使われています。
各部屋の隅には、陶器製のペチカが置かれていました。
赤柱の間では、チェス盤が置かれていました。
壁のいたるところに、このような金 . . . 本文を読む
サンクトペテルブルク観光の二日目は、郊外に出て、エカテリーナ宮殿とピョートル大帝の夏の離宮の庭園を見学することになりました。
まずは、エカテリーナ宮殿の見学です。大混雑になるとのことで、早めにゲートに到着しました。列ができていましたが、まだそれほどの長さにはなっていませんでした。この宮殿の見学は、団体優先で、個人で見学するのは難しいようです。
鉄製の門の隙間から宮殿を眺めたところ。宮殿は、 . . . 本文を読む
ネヴァ川クルーズでは、船の二階デッキから河畔の景色を楽しむことができました。
船は、一旦上流部に向かいました。
木立の奥に見えているのは、スモーリヌイの塔のようです。
スモーリヌイは、18世紀に女帝エリザベートが女子教育の場として修道院を創設したのが始まりです。1917年に、この女子修道院付属の女学校の建物で、ソビエト政権樹立宣言が行われました。
船はユーターンして下流部に向かいま . . . 本文を読む
サンクトペテルブルクは、1703年にピョートル大帝が、ロシア近代化の要として、それまで何も無かったバルト海に面した沼沢地に要塞と街を造ったのが始まりです。
そのため、街はネヴァ川の両岸に広がり、街中に運河が走っています。
運河めぐりの遊覧船も運航されています。
運河沿いには、立派な建物が並んでいます。
夕食後、オプショナルツアーとして、ネヴァ川のクルーズに参加しました。
川の上か . . . 本文を読む
血の上の救世主教会に続いて、イサク聖堂を見学しました。
この写真は、朝にデカブリスト広場から見たもの。
イサク聖堂は、ビザンチンの修道士であった聖イサクに由来します。初代の木造教会がピョートル大帝によって建てられますが、自身の誕生日が聖イサクの日であったことから、イサク教会と呼ばれるようになりました。現在の建物は、1858年に建造され、高さは101.5mあり、世界で三番目の大きさを持つといいま . . . 本文を読む