「土日切符」を使って土曜日に東京を往復したので、日曜日もこの切符を使って関東の山へ出かけることにしました。三連休のため、あまり東京に近付くと混雑に合うと考えて、高崎で乗り換える両毛線沿線の山ということで、足利の行道山を登りました。
ひさしぶりのローカル線の旅を楽しみ、足利駅からはタクシーで浄因寺に向かいました。料金は、2420円でした。
駐車場からは、石段の道が続き、参道脇には、多くの石仏が並 . . . 本文を読む
前庭から奧に進みましょう。「ラトゥーヌの泉水 」と視界の彼方まで続く大運河が見えてきます。
庭園巡りを特にうたったものでないツアーだと、この付近までしか見られないことになります。
ラトゥーヌはローマ神話の女神です。主神ユピテル(ギリシャ神話ではジュピター)とつうじて、双子のアポローンとアルテミスをみごもります。うわきを怒ったユノ(ギリシャ神話ではヘラ)によって迫害をうけて彷徨うことにな . . . 本文を読む
ヴェルサイユ宮殿の魅力としては、庭園もあげられます。
建物の外に出て庭に回ると、北の花壇、南の花壇と呼ばれる二つの対になった泉水があります。
フランス庭園の特徴である、幾何学模様、人工的なといった方が良いのかもしれない花壇が広がっています。
別な訪問時の写真。短い間隔で花を植え替えているようです。
ヴェルサイユ宮殿には、王族以外の者のトイレは無かったといいます。女性は、庭で . . . 本文を読む
今回の東京行きでは、デジカメには、暗い所にも対応できる35mmレンズをつけて行きました。
現在、国立西洋美術館では、デンマークの画家「ハンマースホイ」の展覧会を行っていますが、展覧会を二つ続けてみてきたので、これはパスする予定でした。
美術館の前庭には、ロダンの彫刻が並んでいます。
ロダン作「カレーの市民」
中世百年戦争の時代、イギリス国王が1347年に英仏海峡を越えて同市を包囲した際、ウ . . . 本文を読む
フェルメール展に続いて、上野の森美術館で開かれている藤田嗣治の展覧会を見ました。
今回の展覧会では、初期の作品から晩年の宗教画までが、系統だって展示されているのに加えて、新たに見つかった大作四点の展示が目玉になっています。
フェルメール展の混雑は予想通りでしたが、藤田嗣治の展覧会は、ほどほどに人がいるという状態で、絵をゆっくり鑑賞できましたが、少し拍子抜けでした。
今回のフェルメールと藤田嗣 . . . 本文を読む
この週末は、東京で用事があったため、その機会にということで、上野の都美術館で開催されているフェルメール展に行ってきました。
フェルメールは、レンブラントと並んで17世紀のオランダ美術を代表する画家ですが、残されている作品は30数点しかありません。
今回は、7点が公開されるとのことで話題になっています。
新潟を始発の新幹線で出発し、到着したのは開場30分前の8時半に到着しました。列もそれほ . . . 本文を読む
ヴェルサイユ宮殿は、1682年にルイ14世が建て、フランスの公式宮殿として使われてきたものです。豪華なバロック建築で、付属の庭園もフランス式庭園を代表するものになっています。
歴史の授業でのヴェルサイユ条約や、コミックあるいは宝塚「ベルサイユのばら」の舞台としてお馴染みと思います。
当然ながら世界遺産にも登録されており、パリ郊外の代表的観光スポットになっています。しかし、宮殿内部から庭を含めて . . . 本文を読む
セーヌ川には、何本もの橋がかかって、美しい風景を作り上げています。
これはシテ島にかかるポン・ヌフ。
もっとも美しいといわれるアレクサンドラ三世橋。
ミラボー橋
アボリネールの詩であまりにも有名です。
ミラボー橋の下をセーヌは流れ
ぼくたちの恋が流れる
・・・・
恋はすぎゆく
流れる水のように
恋はすぎゆく
人の世のあゆみは遅く
望みの何と激しいことか
夜がくる、時がなる
日々は . . . 本文を読む
この日曜日は、近場の不動堂山に登りました。
不動堂山は、菅名山塊南端の山です。しっかりした登山道が整備されていますが、開設者の意向なのか、市販のガイドブックには取り上げられていません。晩秋から初冬の時期の定番の山になっています。
この写真は、村松公園の先から見た不動堂山です。雷山、権現山、不動堂山と、三週連続で、この場所から登る山を眺めたことになります。
不動堂集落から福連寺山の下に向か . . . 本文を読む
セーヌ川左岸は、カルチェ・ラタンを含め、文教地域になっています。
カルチェ・ラタンに隣接するようにリュクサンブール宮殿があります。
アンリ四世の死後、王妃のマリー・ド・メディシスがルーヴル宮に住むのを嫌がって建造させたものです。
出身のメディチ家ゆかりのフィレンツェのビッテ宮を模したものです。
宮殿附属の庭園であるリュクサンブール公園は、市民の憩いの場になっており、多くの像が飾られてい . . . 本文を読む
モンマルトルの丘頂上に建つサクレ・クール聖堂
パリの街角の各地から、白く輝くこの建物を見ることができます。
普仏戦争の敗北、パリ・コミューヌによる混迷から、人心を高揚させよとして作られた建物。この建物も、建設当時は、賛否両論だったようです。
観光客で大賑わいの観光スポットです。
丘の上に向かって、風情のある階段が続いています。ユトリロや佐伯祐三の絵の世界ですね。
足の弱い . . . 本文を読む
パリを代表する建物のひとつが、エッフェル塔です。
シャイヨの丘から見たところ。ここは、エッフェル塔を眺める定番スポットになっています。団体ツアーの市内観光では、ここでバスから下りてエッフェル塔を眺めて、はい終わりということになってしまいます。
シャイヨ宮は、宮殿ではなく、1878年の博覧会の会場跡に造られた博覧会場です。
エッフェル塔は、フランス革命100周年を記念して、1889年に . . . 本文を読む
セーヌ川右岸一帯には、これまでに触れてきた他にも興味深い建物が点在しています。
これは、新ルネサンス様式のパリ市役所。フランス革命の際に、ここを舞台として、さまざまなドラマが生まれました。革命指導者からルイ十六世に、伝統的なパリ市の色である赤と青に加えて王家の白を加えた三色の徽章が渡され、現在のフランス国旗の三色旗が誕生しました。
サン・ジャック塔
現在は取り壊されてしまったサン・ジャッ . . . 本文を読む
ルーヴル宮殿に戻り、西に向かって歩き出しましょう。
ルーヴル宮殿の西には、チェイルリー庭園が広がっており、市民憩いの場になっています。
奥には、ナポレオンの勝利をあらわした、カルーゼルの凱旋門が見えます。
西のはずれには、オランジュリー美術館と印象派美術館が向かい合うように建っていましたが、現在ではオランジュリー美術館だけになっています。
公園を出たところが、コンコルド広場です。
ル . . . 本文を読む
パリには、ルーヴル美術館以外にも、見逃せない美術館がいくつもあります。
これは、セーヌ河畔にあるオルセー美術館。以前の印象派美術館の所蔵品は、ほほここに移っています。
オルセー美術館の建物は、1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルを利用したものです。
正面の壁に掛けられた時計は、駅の名残の備品です。
彫刻も並べられてい . . . 本文を読む