モンサントの後はトマールのキリスト修道院にやってきました。トマールは昨日訪れたバターリャやファティマの東にあり、ポルトガル国内を北上するという旅行の行程からすると少し戻ることになります。
強固な壁を巡らせており、修道院といってもテンプル騎士団のちにキリスト騎士団の拠点として使われたもので、城に他なりません。
キリスト修道院の入り口の門
坂を登っていきます。
堀を巡らせ、高い城壁 . . . 本文を読む
城跡からひと下りした台地に礼拝堂が立っていました、
建物の中を覗くと屋根は無くなっていました。
この山を中心にするトレッキングコースが設けられているようです。踏み跡を辿って大岩の転がる高みに進んでみました。
下り斜面にかかる所で、崖から転げ落ちそうに、球状の大岩が平らな岩の上に乗っているのを見つけました。
なかなかの奇観なので、この岩に名前が付けられているかと思ってネットで . . . 本文を読む
4日目は、コインブラのホテルに連泊して、モンサントとトマールを見学しました。
モンサントは、東のスペインとの国境近くにあります。車窓からはコルクガシの林を見ることができました。コルクガシは、スペインを中心とする地中海沿岸で栽培されており、そこから採れるコルクの世界栽培量の50%をポルトガル産が占めています。
コルクガシの幹の表層には厚いコルク層ができ、これをはぎ取ってコルクの製品を作ります。1 . . . 本文を読む