ホテルフンザエンバシーにチェックイン後、カリマバードのバザールに案内してもらいました。
ホテルの前は、牧場になっています。ちなみに、この牧場は、宮本輝原作の映画「草原の椅子」の最終場面のロケ地になっていました。
ホテルは高い所にあるので、川に向かって下りていくのかと思ったら、牧場脇の坂道を上っていくことになりました。カリマバード滞在の三日間、毎日この坂道を上ることになりました。
安宿の間 . . . 本文を読む
2日半のバスの旅の末、ようやくフンザの中心地であるカリマバードに到着しました。このホテルフンザエンバシーで3泊します。バス移動が続きましたので、ようやく滞在型の観光を楽しむことができます。
ロビーに入ると、ヒマラヤ・アイベックスの頭の剥製が置かれていました。
こちらは、マーコールでしょうか。
日本人観光客がもっぱら利用するホテルということで、部屋は、問題なく泊まれる設備でした。
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ナンガ・パルバット展望地からそう遠くない距離で三大山脈ジャンクション・ポイントに到着しました。道路脇に、展望台が設けられていました。
展望台には案内図が置かれていました。三大山脈とは、ヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、ヒンドゥークシュ山脈のことで、すぐ先のインダス川とギルギッド川の合流点で、この三つの山脈が合わせることになります。
インダス川とギルギッド川に挟まれた一帯がカラコルム山脈にな . . . 本文を読む
チラスを出発すると、山の頂に雪をのせた山も現れて、いよいよ高山の山懐に入ってきました。、
タタ・パニでは、道路脇に温泉が流れ出ていました。ホットウォーターという意味で、流れに手をいれても数秒までという熱さでした。
日本だったら、建物は無理としても、露天風呂だけでも造るところですが、源泉垂れ流しの状態でした。
温泉見物でバスを下りて、インダス川の上流部を眺めたところ。草木も無く、荒 . . . 本文を読む
サティアールの岩絵を見学し、再びインダス川沿いのカラコルムハイウェイを走りだしました。
川幅は再び狭まり、谷の険悪さも増してきました。
谷に虹がかかっているのに出会いました。
虹を見るため、停車しました。
じきに虹は消えて、インダス川を眺めながらのドライブが続きました。
久しぶりに対岸に集落が現れました。
対岸にジグザグの道が付けられていました。
崖にDIAM . . . 本文を読む
サティアールでインダス川の川幅は広くなって浅瀬になり、その河原に「サティアールの岩絵」があります。
サティアールの岩絵は、4~8世紀に仏教徒により書かれました。仏僧は中国からシルクロードを通って山を越え、サティアールでインダス川を渡りました。旅の安全祈願や徒渉点の印として、あるいは増水した川の水が引くのを待つ間の暇つぶしに描かれたもののようです。
大岩の上に、仏像や伽藍がびっしりと描か . . . 本文を読む
ベシャムの街なかでシャングラ峠方面への道を左に分けと、道は急に荒れ気味になってきました。
道をふさぐ羊の群れとも出会いました。
前日の雷雨のためか、車道に斜面から土砂が流れ込んでいましたが、工事用機械を載せた中国のトラックがスタックして道路をふさいでいました。荷物のバランスが完全に崩れており、何度か前後移動をしているうちに、谷側にずれていき、山側にスペースができて何とか通過できました。 . . . 本文を読む
旅の次の主たる目的地はフンザのギルギットですが、そこまでは二日半バスを乗り続ける必要があります。もっとも通る道はカラコルム・ハイウェイと呼ばれ、それを走破することが旅の目的の一つになっています。
カラコルム・ハイウェイは、中国新疆ウイグル自治区最西部とパキスタンのギルギット・バルティスタン州をカラコルム山脈を横断して結ぶ道路で、古代通商路であったシルクロードにほぼ一致しています。長いバスの旅にな . . . 本文を読む
ジョーリヤーン遺跡に続いてシルカップ遺跡を訪れました。ここも世界遺産に認定されていますが、観光客は他にいません。
シルカップは、紀元前2世紀バクトリア(アフガニスタン北部)のギリシャ人によって建築された都市の遺跡です。現在の遺跡は、起源30年頃の大地震の前後に造られたものと考えられています。
街の周囲は石垣で囲まれていました。
シルカップ遺跡は、古代のアクロポリスの構造を持っており、 . . . 本文を読む
ガンダーラ遺跡のあるタキシラに向かうと、その手前で道路脇に、「ジョン・ニコルソン碑」が現れました。英国人ジョン・ニコルソンは、第二次シク戦争で土地の部族とともにシク教徒と戦って勝利を収め、この戦いによって英国は全インドの征服を完了しました。アラビアのローレンスと似たような活躍をしていますね。
タキシラの街に到着すると、石屋が多くなりました。
紀元前326年、ペルシアを征服してさらに東進を続 . . . 本文を読む
ウズベキスタン、スペイン旅行に続けてどこに行こうかと考え、結局、パキスタンを訪れることになりました。
パキスタンのフンザは、高山に囲まれた秘境として人気がありますが、今回はさらに昔のシルクロードを辿り、クンシュラブ峠越えをして中国へ越境するコースを選びました。
選んだのは、次のツアーです。(この予定は旅のしおりに書いてあるもので、若干の変更がありました。)
「クンシュラブ峠越え パミール大横 . . . 本文を読む
国立国立博物館には、本館の他に平成館、法隆寺宝物館など多くの施設がありますが、その中でも東洋館はアジア方面の展示物が充実しており、シルクロードに興味のある人は、必見です。1968年に開館し、その当時の高校生時代に訪れて、東洋文化に引かれた思いがあります。改築工事で長らく閉館していましたが、2013年1月に再オープンしました。
2013年2月のベトナム旅行の前日は京成成田駅前のビジネスホテルに泊ま . . . 本文を読む
5日目バルセロナの夕食ツアーに含まれず、自由にとるということでしたが、小人数のツアーであったので、ガイドさんお勧めのレストランに皆で出かけることになりました。入ったのは、グラシア通り沿いでカサ・バトリョ近くのCOSTA GALLEGA。
中に入ると、まず目に飛び込んできたのは、吊るされた生ハムです。日本のレストランではお目にかかったことのない光景です。
まずは付きだし。ガイドさんに人数 . . . 本文を読む
スペイン料理は日本人の口にも合い、食事を楽しむことができました。
スペイン人は夜更かしで夕食の時間も遅いため、朝食は軽いものになるようですが、日本人のツアーでは早めの時間に夕食をとって、その後に夜景見物をしていたため、朝にはお腹もすいて朝食をしっかりと食べることができました。
朝食はビュッフェ・スタイルでしたが、ハムや生ハムをしっかりと食べることができました。パンも焼き立てで美味しかったです。 . . . 本文を読む
カタルーニャ音楽堂からゴシック地区に向かうと、小路の向こうにタテドラルの尖塔が見えてきました。
カテドラルは、バルセロナが盛隆を極めた13~15世紀に建てられ、完成までには150年ほどがかかりました。内部の見学は後にして、まずは王の広場をめざしました。
カテドラルの周囲にはゴシック様式の重厚な建物が並んでいます。塔は、14世紀の聖アガサの鐘楼です。
Ramon Berenguer . . . 本文を読む