おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

紙?布?どっち?

2018-07-03 18:29:46 | 日記

【今日の 日本語の乱れ】

日本語の乱れは目に余るものがあるが、だいたい言葉とはそんなものだと達観している。てゆうかあ、傍観するしか能のないワシである。

それでも、TVに向かって、アナウンサーの言葉の使い方が「なっちょらん」と一人ごちているが、そばにいるのは連れ合いだけなので(この人また言ってるわ、聞きずらいったらありゃしないよ)と密かに思っているのだろうなあと、反省するワシである。(反省など全く無しのくせによく言うよ)

コンビニエンスストアーと言うのを「コンビニ」で済ませてしまったりする。コンビニエンスconvenienceとは便利とか好都合とかいう意味だよ。

セブンイレブンを近頃では「セブン」と言ったりする。セブンは「ウルトラセブン」に決まってるじゃん。バカ

また、スマートフォンは「スマホ」っていう。

携帯電話機を「ケータイ」と言うのもワシは嫌だ。だって「ケータイ」ならば持っていけるものすべてをケータイと言うのかよ。

日本独自の進化を遂げた携帯電話機を「ガラパゴス携帯」と言ってるうちはまあまあと思ったが、これも「ガラケー」と言うに至っては下品なことこの上もないな。

以上はまあ言葉の短縮形だが、今日気づいてしまったものはこれ

サンドペーパーである。

ものを研磨するために、紙に砂などの粒子の細かな、かつ均一なものを貼り付けたものである。

台紙が紙である。

 

ところが下の写真を見ていただくと、

拡大すると

布ペーパーとなっている。これは紙の台紙を布に替えて丈夫にしてあるものだ。

いうなれば研磨布だ。

布ペーパー、布か、紙か、どうなっている、どうしてこんな名称なのか?

多分、紙製のサンドペーパーを普通略してペーパーと言うようになったことから来たものであると思う。

それがいつの間にかペーパーが研磨の意味に置き換えられてしまった。

だから布製の研磨用具(ペーパー)だから「布ペーパー」

ちなみにNHKではファックスのことを正しく「ファクシミリ」と必ず言っているが、これは他の理由である(と邪推する)

言葉って本当に面白いですわ。