おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

ジェノベーゼソース

2018-07-02 17:03:05 | 食・レシピ

【今日の 収穫】

春に種まきをしたバジルがやっと芽を出し、この頃に少ないながらも収穫できるようになった。

バジルは芽を摘むと脇芽が生えてきて立派な一人前の香草になるのだ。

今日収穫したのはその摘むべき芽だ。

 

へっちゃんにあげようとメールしたが「あたしンちは要らない」という。振られてしまったワイ。

で、仕方なく自分で作ることにした。バジルソース、これをおしゃれにジェノベーゼソースと言う。(らしい)

茎や虫くい個所を切り取るとこんなに少なくなってしまう。

 40gほど

作り方は簡単で

この葉を刻んで、それに松の実を入れてニンニクも刻んですり鉢でよくすりつぶせばよろしい。

イタリアなのに使うのはすり鉢。イタリアにもスリバチーラとか言って、同じようなものがあるんかいな?

松の実を使うのだが、松の実は超ーー値段が高い。

たったの20gで300円ほどもする。だから代替品

松の実に代わりそうなものは、クルミ、アーモンド、カシューナッツ、マカデミアナッツなどだが、マーケットで品質表示欄を確かめると、ほぼ全部に「同じ工場でピーナッツ製品も作っています」と書かれている。

実は、何を隠そう,ワシの孫たちは程度の差こそあれピーナッツアレルギー気味なのだ。夏休みに間違ってジェノベーゼパスタを出してしまうと、そしてアナフィラキシーショックにでもなると、ジイちゃん 立場が無くなってしまう。

というわけで無難に松の実で良い⁉と思うが、マーケットで目を皿にして探したら、あった!これ

食塩不使用ミックスナッツ、裏側の成分表示にはピーナッツのピの字、落花生のらの字も書いてない。

しかも180gも入っていて600円ほど、安しい(やしい)。

これを購入していろいろなナッツ類を刻んで入れることに決定。(韓国にはナッツ姫という自分勝手なお嬢様がいるそうだな)

すりこぐ

小さなすり鉢でありますが、大きいすり鉢もあるにはあるのだが、それでは大きすぎてすり鉢のギザギザの溝に残ってしまう量が多くて、それがもったいないと踏んだのだ。でも小さいとめんどくさい。(勝手なことを言ってる)

すり終わった(ことにしたのが)こちら、

気の毒なほど少なくなってしまう。

これにニンニクとオリーブオイルを入れて、塩で味加減を調節して、冷凍保存にするためにビニルパックに入れる。

だいたい一袋で二人前のジェノベーゼソース、つまり、4人前だのクラッカー。

 

これからジャンジャンとバジルが葉を出してくる、ワシはバジルの消化に追われるのだ。(希望です)

今の文を書いているうちで、冗談でイタリアにもすり鉢があるのかと、それはスリバチーラとか言うかも、と適当に

面白がって言ったが、ググってみたら「あるのだ、すり鉢」

しかし、さすがにスリバチーラとは言わない。

モルタイオ(mortaio)と言って大理石でできているそうだ。

世界中に、呼び名は変わっても同じ様な道具があるようである。

洋の東西を問わず料理には国境はないようですわ。