おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

CDを利用したホバークラフトを作る

2018-07-04 17:26:26 | 日記

【今日の 内職?】

以前このページで紹介した,不要のCDを使ったホバークラフトだが

8月に夏休みを利用した清水の科学教室でも、サイエンスショーと合わせて子供たちに作らせてみようということで

その準備をしている。

 

これがなかなか大変でたいへんで。

 

では、完成したものから御覧にいれよう。

CDに紙製のコーヒーカップ、その中心にゴム風船を仕込んだものだ。

CDの下側から空気を入れて床に置き、風船のしぼむ力で床とCDの間にエアークッションを作って

その空気の力で浮くように滑っていく。と言うもの。

かわいらしいコーヒーカップ(に見えるところ)がチャームポイントである。

これなら子供たちも,家に帰っても飾って置いてくれるかなあと思い設計した。

制作に時間と手間がかかるところは事前に準備をする。

先ずはペットボトルの蓋。これを一基当たり2個使用する

今回は60人対象だから120個。

のはずがケイコさんが別のところでもやりたいというので「良いですよ何人対象ですか」と聞いたところ70人だという。では140個用意せねば。都合ペットボトルの蓋は260個必要になった。

ケイコさんとトミーさんとワシとで何とか260個を集めたが、それはそれはナカナカだぞ。

空気を入れるための穴をあける、空気を入れる、つまり出るところでもあるなあ。

穴をあけたら、昨日のブログでしゃべったが「布ペーパー」でペットボトルの蓋の縁をこすって凹凸を無くす。

蓋を2個合わせるため接着面を平滑にせねばならないからだ。

蓋に小さないぼいぼがあるが、ペットボトルを開けるときに力がいるのはこれのせい。

このいぼいぼを無くしてしまわないと接着しない。

蓋をふたつ合わせて瞬間接着剤で固定する。

めんどくさいので細かくは説明しないが、蓋の穴が大小になっている。ワシは芸が細かいのだ。

合わせて1個になる。

260個の蓋で130組が出来上がった。

と、さも簡単に記したがここまでが超大変で、最初は軽い電気ドリルもだんだんと重量が増し(たようになる)。

量が多いのでさすがに気持ちが続かず、休みの方が長いほど。

さて、紙製のコーヒーカップの方はこれが台紙。ワシが設計した。世界中でワシだけ。パテント取らねば。

これを画用紙にプリントして実線に沿って切り取る。これからは体験者である子供たちの仕事。

切ったものを糊で貼って立体ができる。

ペットボトルの蓋にゴム風船をくっつけて

両面テープでCDの中心めがけて風船を接着すると出来上がり。

CDの底から空気を押し込んで

床に置けば

ほら、CDホバークラフト コーヒーカップ風だぞ

スイスイと床を滑ってゆく。

よし!ワシも作ってみようという方は連絡を、型紙を送りましょう。