【今日の 内職?】
以前このページで紹介した,不要のCDを使ったホバークラフトだが
8月に夏休みを利用した清水の科学教室でも、サイエンスショーと合わせて子供たちに作らせてみようということで
その準備をしている。
これがなかなか大変でたいへんで。
では、完成したものから御覧にいれよう。
CDに紙製のコーヒーカップ、その中心にゴム風船を仕込んだものだ。
CDの下側から空気を入れて床に置き、風船のしぼむ力で床とCDの間にエアークッションを作って
その空気の力で浮くように滑っていく。と言うもの。
かわいらしいコーヒーカップ(に見えるところ)がチャームポイントである。
これなら子供たちも,家に帰っても飾って置いてくれるかなあと思い設計した。
◆
制作に時間と手間がかかるところは事前に準備をする。
先ずはペットボトルの蓋。これを一基当たり2個使用する
今回は60人対象だから120個。
のはずがケイコさんが別のところでもやりたいというので「良いですよ何人対象ですか」と聞いたところ70人だという。では140個用意せねば。都合ペットボトルの蓋は260個必要になった。
ケイコさんとトミーさんとワシとで何とか260個を集めたが、それはそれはナカナカだぞ。
空気を入れるための穴をあける、空気を入れる、つまり出るところでもあるなあ。
穴をあけたら、昨日のブログでしゃべったが「布ペーパー」でペットボトルの蓋の縁をこすって凹凸を無くす。
蓋を2個合わせるため接着面を平滑にせねばならないからだ。
蓋に小さないぼいぼがあるが、ペットボトルを開けるときに力がいるのはこれのせい。
このいぼいぼを無くしてしまわないと接着しない。
◆
蓋をふたつ合わせて瞬間接着剤で固定する。
めんどくさいので細かくは説明しないが、蓋の穴が大小になっている。ワシは芸が細かいのだ。
合わせて1個になる。
260個の蓋で130組が出来上がった。
と、さも簡単に記したがここまでが超大変で、最初は軽い電気ドリルもだんだんと重量が増し(たようになる)。
量が多いのでさすがに気持ちが続かず、休みの方が長いほど。
◆
さて、紙製のコーヒーカップの方はこれが台紙。ワシが設計した。世界中でワシだけ。パテント取らねば。
これを画用紙にプリントして実線に沿って切り取る。これからは体験者である子供たちの仕事。
切ったものを糊で貼って立体ができる。
◆
ペットボトルの蓋にゴム風船をくっつけて
両面テープでCDの中心めがけて風船を接着すると出来上がり。
CDの底から空気を押し込んで
床に置けば
ほら、CDホバークラフト コーヒーカップ風だぞ
スイスイと床を滑ってゆく。
◆
よし!ワシも作ってみようという方は連絡を、型紙を送りましょう。