おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

箱もの行政で突っ走れ

2014-11-09 09:27:45 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 赤字】

えっ静岡に空港あったの?
と県外の人に疑われる 富士山静岡空港 の開港5年目の収支が発表された。
2013年度の収支は5億1800万円の赤字だそうだ。5年連続な。

支出が6億6400万円で
収入が1億4600万円だって

その差5億1800万円



支出内訳は保安関係費、空港土木施設管理費、事務所運営費、人件費、その他、とあるが
人件費だけでも
1億4500万円だ。

それもそのはず
年間の利用者はたったの45万9千人

以上は年間の収入と支出の結果であって、企業並みの会計を見てみると
赤字が膨大な数字になり
17億円超だとよ。

ここに平成元年(1989年)12月16日静岡県の発表した基本計画を報道した新聞があるが



開港した場合の航空需要は
国内線だけでも6路線19便175万人
その他海外10都市へ就航だと予測している。

175万人だよ

その後何度も需要予測は変更されたが
建設が始まってから予測は右下がりでも県はちっとも構わないわけだ



平成15年(2003年)4月17日付報道によれば
開港時点で97万人から109万人
5年後に100万人~113万人

実際には46万人弱

大韓航空は韓国ソウル便を運休している。
12月1日からアシアナ便も週5便から3便になる。

県の人口は375万人もいるので
赤字5億円と言っても一人あたりは、たったの138円負担だ

企業会計方式でも
赤字17億円だから一人当たり453円負担

平気へいき、作っちまったらこっちのものさ、
県民なんか税金の使途については関心が無いもんなあ。

愛野にあるサッカー場も赤字だけれど、平気へいき。

もっと赤字な箱ものを作ろうぜ。