おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

ラウンドアバウト

2014-01-25 09:57:26 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 社会実験】

表題の「ラウンドアバウト」って何か、ラウンド:回る、アバウト:適当
つまり、適当に回る、って何?

これは日本語で「環状交差点」と言って、まあロータリーのようなもんである。駅広場の道路のようなもんだ。

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この画像は外国の事例であるが、交差点の道路を円形にして一方通行にする、交差点へ入る車は必ず左折(日本の場合)して環状に走り、行きたい方向の道路で左折(日本の場合)して交差点から脱出するのである。

利点としては信号処理をする必要が無いので信号待ち時間が無い。信号機設置費用がいらない、信号機のない交差点での出会い頭の事故が無い。災害時に電力が遮断されても信号機が無いため交通混乱が起こらない。

欠点としては、街中などの交通量の多い交差点では交通容量が減って渋滞が増える、交差点用地を広く確保する必要がある

ワシが、1995年イギリスはロンドン郊外の、ミルトンキーンズと言う新都市建設の現場へ視察に行った時に(ワシだって外国へ行ったことがあるのだ、フン)途中の交差点は、殆どこのラウンドアバウトで交通処理をしていたのだ。「日本でも真似したらいいのに」と思ったよ。

それから幾星霜、やっと昨年2014年6月の道路交通法改正で「環状交差点」は法定されたのである。

日本で最初の「ラウンドアバウト交差点」が長野県飯田市に建設されたのだ。

と、前振りが長くなったが、
ワシの住む漁村市でも、この交差点が建設されたので視察に及んだのである。
社会実験な。


Photo


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出来てホヤホヤなので事故があってはいかん!という事でガードマンが2名交通処理をしていたが、見ているとルールを知らんドライバーがいるため(やむを得ない)必ず左折するように指導をしていた。

それにしても看板が多すぎて景観の悪いことったらないね。
看板だらけでかえって内容が伝わらない。担当者出てこい!!!

さて、この「ラウンドアバウト」これから普及するであろうか。

川越し市の土木屋の諸君もぜひご視察を。
ワシにメールくれれば場所は案内するよ。


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やっさん見たかね。マエミチとソルト君は是非見ておくように。