おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

聞きたくない、使いたくない日本語 その1

2014-01-09 16:41:58 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 漁村市さん】
 
 ワシもこのブログでは、”チョー”とか”やっぱし”とかヘンな日本語を使っているが
どうしても気になる、いやな気分になる日本語ってあるぞ。
そこで、自分のことは棚に上げておいて、気になる言葉を書き出してみようと思う。

①『潜入』
 TV観ていると、この頃はお手軽な番組が多く、特に正月を挟んでは
 お笑い界のしようもない奴らが仲間内で笑いあっている番組が多く
 正月と、番組改編期の春と秋はあんまりTVを見ないことにしている。

 この『潜入』という言葉は正確には
 ひそかに入り込むこと。敵地に潜入する。であるが
 全然ひそかではなく、おおっぴらに正門から『潜入』するTVが多い、
 というか、ひそかに入り込んだ番組など皆無である。

 しかもワシが憤慨するのは某国営放送も『潜入』番組を放映することだ。

 ワシの好きなTV番組の一つに、新幹線整備工場などの中を見せてくれる
 番組があるが、これなんか『超潜入』と名乗っている。
  
 『潜入』はあんまり使わないでほしい。でないと「ああ、又か」と『先入観』が先走ってしまう。

②『~になります』
 レストランで注文したものがテーブルに運ばれてくる。
 ビーフカレーに『なります』
 えっこれからビーフカレーになるんかよ。
 バカヤロー!ビーフカレーになってるんじゃねえかよ。

 一度バイトのおねいさんに言ってみたことがあったが、無視された。

③『~さん』
 他部門との会議で「○○部さんの意見はどうですか」
 とか、「△△市さんはどうでしょうか」「××会社さん」とかいうが
 法人に『さん』付けはねえだろう。
 やたらと『さん』付ければへりくだって相手を尊重しているようなフリはよせ。
 
言葉は時代によって変化するもので、変化しないとすると未だにワシらは
平安朝の言葉でしゃべっているのかもしれないし、それじゃあ現代では気持ちが
伝わらないことが多くあるのだと思うが
この頃あまりにも変化が激しいと感じている老いぼれなのである。