ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

福祉住環境コーディネーター2級

2014年01月11日 | 日記
この1年1か月介護・福祉の仕事をしてきましたら、
行政に出す書類が多くありました。
その中で、今すぐとれるものを探しましたら、

「住環境コーディネーター2級」
            東京商工会議所主催

がありました。これをとると、住宅改修工事(と
言っても手すり取り付けぐらいの簡単なもの)の
「理由書」が書けるそうなんです。

それでこれを勉強してみようと思い、女房に、
「通信教育代が数万かかるけど、いいかな。」と
尋ねましたら、そんなにかけられないと × 。

それで一時は諦めたのですが、ふと自分の仕事も
そう長くないであろう、と考えますと、こんな機
会(チャンス)も二度とないことに気づき、試験
だけは受けてみることにしました。

テキストを取り寄せ、過去問を書店で買い、11月
の試験日までの日程で終わらせるスケジュールを
立てました。
これだと数千円、3級も同時受けるとしても1万
円もあれば十分ですから、これなら影響ないこと
でしょうし。

それで始めた勉強ですが、送られてきたテキスト
の厚さにタジロギつつ、漢字とカタカナ(医学用
語)に悩まされつつの2か月。
鉛筆と削り器、消しゴム、ノート、マーカーペン、
定規、そしてこれが無いと読めない「拡大鏡」と
身の回りが学生時代。

違うのは、睡眠障害で、夜中に目が覚めたときに
TVを見ることをテキストを観るようにしただけ
。この睡眠障害は勉強するにはとてもラッキーな
症状でした。

半ばイヤイヤながらはじめた勉強が、半分すぎる
ころには、介護する症状に合わせた手すりや改修
方法があることなどわかり、ホントの意味での勉
強になり、身に付いていくのがわかりました。
試験前日で、予定していたことがほぼ1回通り終
わり、勉強して無駄なことって、ないんだなぁ、
と感じたようなしだいです。

ドキドキの試験日。
もうどうなっても仕方ないわ、帰りたくなる気持
ちと戦いつつ、開始時間前に、三度もトイレに行
きました。
ほなさんのような「おじさん・老人」は、100
人以上いる中で、あと一人だけでした。

このおじさんの必死の気持ちが、持っているバッ
グや道具、着古した紺のジャンバーに現れていま
す。
「ガンバレ、おっちゃん!
 負けるなよ、隣の若者に。」

開始して40分で、ほなさんの隣に居た若者は、
試験会場から出てゆきました。
出来たのでしょうか、出来なかったのでしょうか。
どうだったのでしょうか。

でも、ほなさんともうひとりのおっちゃんは、出
ていくことなどこれぽっちも考えません。
明らかにこの若者たちのように、次はないのです
から、2時間の試験時間の最後の1秒まで粘るし
かなかったのです。真剣にならざるを得ないので
した。

昨日ほなさんのもとに、合格証が届きました。
ありがたいですね。
若者たちが簡単にクリアできるレベルことでも、
全力でやらないとできない年齢にさせてくれたお
かげで、合格証がいただけたのです。

若いころなら、この程度の資格なら、受けること
さえしなかったでしょうし、たとえしても、また
次があるさ、とおもったことでしょう。

試験会場に居た、あの紺のジャンパーのおっちゃ
んのもとにも、きっと合格証が届いたはずです。


 福祉住環境コーディネーター
 2級 検定試験合格証

 証書番号 31-2-×××××  
 試験回次 第31回(2013年11月24日)









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2 コメント

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おめでとうございます! (ゴルフバム)
2014-01-12 23:47:05
お見事です!何かを始めるのに遅すぎることなどありません。思い立ったが吉日、いいことをなさいましたね。
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ゴルフバムさんへ (ほなさん)
2014-01-13 09:28:29
ありがとうございます。恥ずかしながらです。宜しくお願いします。
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