キャディさんのガッツポーズ（３）

設備面では、有名な名画を飾ったクラブハウス、
ベント芝の２グリーンが、ここサン○アゴルフ場
の「ウリ」です。
展示してある名画のことなど、山田社長さんから
教えられ、
「そういえば、、、、」
とはじめて気づきました。社交の教養など無いほ
なさんにかかれば、せっかくの名画が意味をなし
ませんです、はい。

ところが私にも判ることがあります。キャディさ
んが、いい声を出すのです。エロイことを想像し
た方、退場！です。

「ファーーーー～」
という語尾を長く伸ばすと、叫んでいるでもない、
そっちへボールが行ったわよと伝える女性の声は、
山々にこだましてゆきます。これがなんともノンビ
りして、湯船にふわふわ浸かったようでいいのです。

パブリックのショートホールで叫ぶ
「ファーッ！」
という声は危険を連想させますが、サン○アのキ
ャディさんの叫び声は、丘陵の広々とした穏やか
なコースの多いここでは、
「だれかやってしまったな」
と他人のミスに笑みがでます。というのも、ファー
が即ＯＢというのではなく、隣のコースもＯＫだか
ら、そのうち林の中からプレーヤーが、頭を掻きつ
つやってきて、我々と正反対の方向へ打っていきま
す。