ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

アドバイス

2008年11月20日 | 日記
ずっと体を小さくして練習していたのに、ゴルフを
はじめて3年経った頃から、たいぶ周りが見え始め
た。ゴルフの練習場のとなりの人というのは、けっ
こう気になるもんだ。

ヘタも上手もいるのがゴルフというもの、上はもち
ろん、下もいるというのがわかった。ゴルフ暦は長
くても、10年クラブを握ってないという人もいる
のだ。そんな人がクラブを振ると、思い出すまでに
はそれなりの時間を要する。

自分より上手い人には緊張と尊敬の念がわき、ヘタ
な人には親しみを覚える。中には、はじめ上手いと
思った人が大きなダフリをしたりすると、突如とし
て大好きになる。

この前は20代はじめと思える男性が、バッグを降
ろすなり、ひとつ空いた打席で練習しはじめた。私
は左だから、相手をじっくり観察することがはじま
る。

その若者は、初歩の初歩の練習を何度もやっている
から、ゴルフをしはじめたところだろう。まだ1年
以内、数ヶ月なんじゃないかな、と思えた。
それで、つい余計な口を挟んでしまった。

こんな練習方法もあるよ、と私はおせっかいをして
しまったのだ。その若者は、私の話を半分聞くと、
「それもやっています。」
と返事し、その練習方法の長所も弱点も指摘したの
だった。驚いた!

しばらくして、その若者は私がすすめた練習方法を
はじめた。それはTVで見たごとく、うまかった。
よくよく球筋をみていると、わたしなど較べものに
なるレベルじゃなかったのだ。

恥ずかしかった。
私は急用でもあったかのように、出していたグラブ
を急にバッグにしまうと、急ぎ足で会計をすませ、
練習場を後にした。この練習場での最短滞在時間を
記録したのだった。

夜の闇に車がまぎれた頃、安堵した。

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