ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

恐怖の「うめうめ」(8)  「落下するホール」

2007年10月12日 | 日記
ティーグラウンドに立つと、眼下に広がる町並みが一望
でき、開放感がありました。きてよかったと思いました。
フェアウエイはそのまま「真下に落下」し、旗は見えま
したが、グリーンは木の陰になりはっきりと判りません。

一番ホールは、318Y、パー4と書いてあります。
練習なしのぶっつけ本番、苦手ドライバーを使わねばな
りません。女房とのラウンドなのであがる意識はありま
せんでしたが、ショットすると、ハーフトップしてボー
ルは、水平に飛び出し、全く上がららないまま落ちてゆ
きました。

レディースティーは、一段したでした。女房はボールの
頭を叩き、ボールは坂を転げ落ちてゆきました。これが
私たち夫婦のスタートです。緊張感がどこにもありませ
ん。いつの日か、ナイスショット!でスタートしたいで
す、、、、やっぱ無理でしょうね。
リモコンのスイッチを入れると、銀河鉄道999のように、
空中のレールを伝ってゴルフバッグが移動してゆきます
。慌ててわれわれはボールを探しつつ、坂を下りてゆき
ました。

体重をま後ろにかけ、踏ん張りながら降りてゆくものだ
から、足の指先に全体重が掛かります。手引きカートが
使えない急な坂道です。女房は「ひえー」と言ってます。
急な坂のおかげで、女房のボールはグリーンの手前100Y
のラフまで飛んでました。いえ、転げ落ちてました。
「このボール、父さんので?」
「僕のはあっちや」
「こんな近いところまで来とんの、うれしー。」
と喜んで、アイアンで素振りをしてます。ところがいざ
振るとボールに当たりません。空振りばっかしてます。

「空振りしてるうちは球に当たらんから、地面に当たる
まで、もっと振れ。誰も来よらんから。」
と私は言いました。
女房は練習をしませんし、コースは今回で3回目でした。
この前クラブを持ってから何ヶ月も経ちますし、坂の
打ち方など説明してもすぐに出来るわけないですからね。
それ以上に、この坂はキツかったです。

やがてダフリながら、女房はグリーンの手前に運びました。
ほなさんは打ち下ろしの60Y強をオンさせ、2パットで
パーをとりました。60Yショットは、PGAのレッスン
番組を真似したら、偶然うまくいったのでした。坂道は
何が起こるか分かりません。
これを「PGAショット」と名づけ、ついでに不敵な笑い
を浮かべることにしましょう。きっと周りは気味悪がるこ
とでしょう。コンペでの新しい武器ができました。

女房は(空振り除く)3オン3パットのダボでした。グリ
ーンは予想以上によく、ボールマーク痕もありません。誰
も来ないのでは?と思ってしまいそうな静寂がありました。
とんぼの一団がすーっと飛んでゆきました。
グリーンの奥に、さっそくリフトがありました。動きだす
と女房が気味悪がっています。女房も高所恐怖症だったの
です。結婚28年目にして、はじめて知りました。

上に着いたら、すぐに元に戻るようスイッチを押しました。
降りたところにティーグラウンドはありません。そこから
また下に向かっておりろ、と矢印があります。また体重が
指にかかり痛いです。下まで降りると、白ティがみえまし
た。リフトで登って、徒歩で下る、要は一山超えたのでし
た。「梅梅」は足が痛ーいゴルフになりそうです。

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