ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

ガンバレ、木村定夫さん

2008年05月09日 | 日記
第8回片マヒ障害オープンゴルフ選手権
が間もなく開かれる。
ここにはショートコースでたまにご一緒する
木村定夫さんも参加することだろう。

応援したいのはやまやまなのに、地元TVで
は放送されるらしいのだが、スカパーらゴル
フ専門番組では流れない。ゴルフネットワー
クの、アンケートや景品応募の欄外の枠に、
障害者ゴルフの放送もやってほしいと書いて
はきたが。

スポーツを健常者だけのものと考える範囲か
抜け出せないでいる放送局は、ジュニアゴル
フなどは盛んに流す半面、放送のどこにも障
害者が参加できないようにみえる。
こういうことから考えると、スーパープレイ
の解釈を歪曲してるんじゃないか、思ってし
まう。

ほなさんが50歳で煙草をやめようとした時、
「なぜ禁煙するのか?」
と尋ねたら、薬剤師のUさんは、
「死ぬまで健康でいるのよ。」
とさらりと答えた。

人生の途中は定まっていないが、唯一死ぬこと
がゴールだ。
健康でいるなら、死ぬことはないと教えられて
きた私は、Uさんの回答にしばらく戸惑った。
私は生物の定めを忘れていたのだ。

この答えのひとつが、木村さんの生き方だ。
人間には完全無欠などないし、病気は人生の
友だ。誰もが病気と同席しながら生きている
のだから、それを克服しながら生きようとし
ている人は、もっとも人間的な生き方をして
いるのではないだろうか。

結論からいうなら、木村さんにしたって、壮
絶なリハビリのあと治っても、やがては死ぬ
のだ。治るなんてことは、ある程度までで、
それも死ぬまでの期間つき、年齢が50歳をこ
えると、まず生きてる期間もそう長くない。

そう思ったことは、木村さんにもあったこと
だろう。でも松葉杖にすがりつきながら、山
のショートコースを歩いていた。後ろからみ
ていると、倒れてるんじゃないか、と思える
ような急な傾斜角度で、片方の肩にスタンド
式のゴルフバッグをかついで。
ところが、それは驚異の回復をみせた。

「時間がかかるから、追い越してよ。」
と本人がいうので、何度も追い越してきた
けれど、そのうち話すようになり、ラウン
ドもするようになった。
木村さんの仲間のおっちゃんたちは、
「あの打ち方、見とけよ。」
とほなさんに言ってくれたが、まだ理解で
きないでいる。(正確なショットのことら
しい。)

木村さんは片マヒだから、ボールが飛ばな
い。病気前はずいぶん良いスコアでいたら
しく、ゴルフを教えてもらったという人も
多くいる。
こういう人たちのプレーを見たいんだけど
なぁ。

ガンバレ、木村定夫さん!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
木村さんに伝えます (シュガー)
2008-05-10 23:14:51
ほなさん
お久しぶりです。
日本片マヒ障害オープンゴルフ選手権の紹介をしていただきありがとうございました。
木村さんには明日会います。
ほなさんに応援していただいていると伝えますね。
返信する
シュガーさんへ (ほなさん)
2008-05-11 09:17:39
主催者で忙しい時のに、カキコしていただきすみません。
木村さん、調子がどうなんでしょうか。つい最近もお会いしました。私は女房と回ってたので、ご一緒しませんでした。木村さんとシュガーさんのご活躍を、応援してます。
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