写真の海藻は「めかぶ」です。
めかぶは、わかめの生殖細胞が集まった部位で、「ワカメの根元部分」というところです。
歯ごたえがあり、粘りが強く、スライス状やたたき風にして、ご飯の上や麺類・豆腐に乗せたりして食べると抜群に美味しいです。
めかぶの粘りを構成している成分は、アルギン酸やフコダインと呼ばれる酸性多糖類です。
このフコイダンが胃に入ると、胃の粘膜に付き保護をしてくれます。
胃潰瘍の原因として挙げられる「ピロリ菌」を吸着し、腸へ排出する働きもあります。
その他にも、ビタミンB、カルシウム、ヨード、そして多くのミネラルを豊富に含んでいます。
また、めかぶには血液中の中性脂肪を下げる効果もあるようです。そして、脂肪の蓄積を抑える働きもあるようです。
生めかぶの場合は色が茶色をしていますが、ボイルすることにより普段良く目にする、鮮やかな緑色になります。
②熱湯に入れ緑色になったら取り出します。
③包丁で細かく刻みます。
④お好みで酢醤油かポン酢などで味付けします。
⑤うどんや冷奴、ご飯に乗せて食べても美味しいですよ!
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